3⃣あなたの生活を支えないもの。それは【執着】と【こだわり】です。
執着や、こだわりを捨てることで、部屋は綺麗になり、物が整理され、食べ物がおいしくなり、子供へのイライラもなくなります。
物への執着を捨てよう
先ほどのワークでも話しましたが、物を取っておきたいという執着は、現代においてあまり役に立ちません。
物が豊富に溢れているこのご時世。緊急時の備えを除いて、私達が本当に必要なものは何なのかを見極めましょう。
人が捨てられない…と思う物には、こんまりこと近藤麻理恵さん曰く、4つの価値が付加されているそうです。
◆機能的な価値…まだ使えると思っている洋服など
◆情報的な価値…一部しか読んでいない情報雑誌など
◆感情的な価値…大切な人からのもらいものなど
◆希少価値…限定品など
【過去への執着】と、【未来への不安】から、残しているとこんまりさんは言っています。
今、その物にさわって魅力を感じないのであれば手放しましょう。
大事なことなので、もう一度言います。
触ってみて、『今』魅力を感じないと思ったら、手放しましょう。
昔は魅力を感じていたけど、『今』はそうでもない…というものありませんか?
また、『いつか使うだろう』と思って、『今』使ってない物を取っておいたりしていませんか?
3か月後に使うとか、具体的にわかっていればOKなのですが、使う日付を指定していしていない物に『いつか』は訪れません。
大事なことなので、もう一度言わせてください。
『いつか』って『いつ』ですか???
第1章で、あなたのLife is _______と答えていただいた回答に、その物は、必要なものですか??
あなたの理想の未来に必要なものなら、自信を持って、取っておいてください。
取っておくものは、自分の理想の未来を叶えてくれる大事なもの達です。
絶対に、投げたり、隠したりせずに、堂々と取っておきましょう。
私がとても悩んだものは子ども達のおもちゃです。
悩んだ末に、行きついたオモチャの整理方法をお伝えしたいと思います。
時間のある時に、おもちゃを全て地面に広げます。
そして、1つ1つ手に取って『これ、大好き?嫌い?』と聞いていきます。
大好きと即答したものは、取っておきます。
嫌い、微妙…と言ったものは、メルカリやジモティーで売ります。
これを定期的に実施すると、子供の要・不要を見極めるスキルも磨かれていくと思います。
意外に大人がこれをやらせたい…という執着の見えるおもちゃが残っていたりしませんか?(我が家もあります^^;英語のDVDや日本地図パズルなど…)
自戒を込めて…子供が遊んでいないのであれば、一度手放してみましょう。
未来は、絶対に明るいです。
不安だ、不安だ…と思っている人には、【不安な要素】が見えやすくなり、さらに不安が加速していきます。
未来は、絶対に明るい。
思ってなくてもいいです。口に出すだけでも、変わってきます。
私が手放してよかったと思うもの
・普段使っていない鍋、フライパン
・棚…先ほど紹介したものが4つあったのですが、2つに減らしました。棚が増えるとそれだけ物が増えるということなので、棚自体を減らしました。棚を捨てる時に見た埃は忘れられません。棚を減らすということは埃を減らすことになります。
・ペン、鉛筆など普段使っていない文房具
・普段読まない絵本、参考書など
・あまり抱っこしないぬいぐるみ
・家電や物の説明書…現在、ほとんどの物の説明書はネットでダウンロードできる時代です。取っておく必要はないでしょう。
https://www.atpress.ne.jp/news/238958
↑アプリで取説が管理できます!
・財布…レシートがたまるだけでお金は貯まりません。キャッシュレス時代なので、携帯のカード入れにクレカが入っていれば充分な時代です。鞄の内ポケットに多少の現金が入っています。
このマネーツリーというアプリを使って、我が家の資産の管理をしています。
ぱっと見て、収支がわかるので、とても便利ですよ!
・ポイントカード…財布と共に捨てました。楽天ユーザーなら楽天ポイントだけで十分。ポイントちまちま貯めるよりも、資産運用した方が断然稼げます。あなたの時間は有限です。ポイントに時間を取られている場合ではありません。ちなみに楽天モバイルや、光にすれば、もっとポイントが貯まります。携帯代も、ポイントで支払えるので、おすすめ。
・洋服…1年着なかったものは捨てました。自分が着ていて気分が晴れやかになるものだけ厳選しました。
・ドレス…そろそろ結婚式ラッシュも落ち着いてきたので売りました。必要な時はレンタルすればいいと思います。
・大きい鞄…ちょっとした外出であれば、私は小さなウエストポーチだけで外出しています。持ち物は、携帯と鍵、ハンカチティッシュ、ビニール袋、緊急時のための子供の障害者手帳のみです。その他の持ち物は、必要ならば子供のリュックに入れて、子供に持たせます。
必ず手放す時は感謝して手放しましょう。
『私に似合わないと気付かせてくれてありがとう。私の理想の未来を気づかせてくれてありがとう。』
物にはお役目があります。
捨てる時には、そのお役目に感謝して捨てると、罪悪感を最小限にできます。
物が多い=探し物をする時間が多いということになります。
人間が物を探す時間って、人生で何時間あると思いますか?
正解は3680時間!!!
人生で153日間も、探し物をしていることになるんです!
もったいないですよね…?その時間、他に有効活用できますよね…?
時間がお金よりも大事と思っている私は、探し物をする時間は無駄と考えました。
徐々に家から物が減り、物を探すストレスから解放されました。
(ワークXもありますが、強制ではありません。一応送っておきます。)
手放して、後悔したもの
私は、手放して後悔したものが一つありました。
それは、来客用のスプーンとフォークとお皿です。
コロナも助長して、家に人が来ることが少なくなり、来客用のスプーンとフォークを手放してしまいました。コロナが長引くようになり、そこまでセンシティブにならなくてもいいか…と思い始め、子どものお友達を呼ぶようになった時、ケーキを出して後フォークが足りないことに気づきました。
私の信念は、『家族、感謝、笑顔』だったので、私が笑顔になれる且、子どもが大好きなお友達用には、フォークとお皿は取っておくべきだった…と後悔したのです。
なので、自分の信念がしっかりわかっていると、手放す手放さないの判断が付きやすくなるんだなぁと実感しました。
あれもこれも症候群になっていませんか?
私達主婦は『マルチタスク』をやりすぎです。
このマルチタスク…実は、危険なものだってご存じでしたか??
料理をしながら、子供の面倒みますよね…。面倒見ながら掃除しますよね…。
昼ごはんを食べながら…『今日の夕飯の材料あったかしら…』と気になりますよね。主婦の仕事は、マルチタスクのオンパレードですね。
マルチタスクをすることで失うものにはこんなものがあるそうです。
◆集中力、記憶力、理解力などの脳の認知機能
◆対人関係
◆生活の質
…………Σ( ̄ロ ̄lll)ガーンデメリットだらけ!!!!!
私たちは、携帯電話を通じて、いつでもだれとでも通じることができます。メリットでもあり、デメリットなのです。LINEの通知が来ると、注意を向けてしまいますよね?あの注意を向けるタスクを何度も何度もやっていると上記のような弊害が起きることが科学的に証明されています。
幸福感を得るための特効薬は、『シングルタスカー』になること。最近では、マインドフルネスって言われていますね。
上記のようなマルチタスカーはとにかく失うものが多すぎます。シングルタスカーになるということは、【今、この瞬間にどっぷりハマること】と同義なのです。
今、この瞬間に集中するということは、達成感ややりがいを味わえたり、自分の選択を見極めて、目標に向かってまっすぐに向かうことになります。
シングルタスカーになるためには『執着を捨てる』『今、この瞬間を生きる』ことが重要です。
第1章の最初にやっていただいた『生まれてから〇日』を思い出していましょう。
我が子は、現在、8歳7か月と22日。
この日は一日しかない。
この瞬間、この一日、この一分、この一秒の子どもの表情を大事にしたい。
私は、そう思えました。