さて、お子さんにとっての強化子見つかりましたでしょうか?
なるべくこれは、親にとって手軽なものを選んだほうがいいですよね。
『高い高い~』とか選ばれる方もいらっしゃると思いますが、ぎっくり腰になってしまうので、ほんと気を付けてください(笑)
ずっと続けても、苦じゃない強化子を見つけられるのが理想です♪
次に、お子さんのできる所に目を向けてみましょう。
こちらの、生活自立度シートを参考にしてもOKです。
100%毎日できているものに関しては、正の強化子はいらないかなと思います。(もちろん言ってもいいんですよ)
ポイントは、25%~75%できているものに関してです!!(見本の赤の部分)
たとえば、片方の腕だけ抜いてあげればあとは脱げるという場面でしたら、『残った部分の脱ぎ』はできるわけですよね。
そこにお子さんの大好きな正の強化子を与えるのです。
すると、お子さんは『これはやると嬉しいことがあるから、習慣的にやろう』とすると思います。習慣としてできると、次のステップを自分から探すと思います。そうしたら、『次は、こっちの腕を自分で抜いてみようか』という提案をするのです。
このように、『できる所に目を向けて、正の強化子を与えること』がABAの真骨頂だと思っています。
普段発達っ子を育児していると『あ~あれができたらいいのにな…』『これができないんだよな~』と何回も考えると思います。しかし、振り返ると『できるようになったこと』が山のように積み重なっているのです。
さて、今日の宿題です。
お子さんのことたーくさん考えてきたあなた。
きっと、あなたも『できるようになったこと』『やったこと』が沢山あるはずです。
それを見つけてみましょう。
たとえば、
『子どもが忘れ物しないようにチェックリスト作った』
『お弁当を作れるようになった』
『運転ができるようになった』
『まずは、一歩踏み出そうと、この講座に申し込んだ』
『趣味の手芸を休みながらだけど、続けている』
など。
学生時代と今とでは全く違いますよね?
できるようになったなぁ~(今当たり前にやっていることでもOK!)と思うことを、ぜひ私のラインに送ってください^^
できれば、5個以上でお願いします♪
著作権;
こちらは、著作権放棄しておりません。再配布及び営利目的でのご利用はご遠慮ください。
個人での利用に限り、HTMLメールでのご利用・印刷物としてのご利用をしても構いません。