こんにちは、ゆうです。
前回の記事はご覧いただけましたか?
【衝撃!】発達障害児を育てる母親の半数以上は夫から協力がないことが判明!
という記事でした。
この記事の内容に、驚きましたか?
それとも、やっぱりね…と思いましたか?
今回は、前回約束した通り、
【あなたのせいではありません】 発達障害児の子育て、イライラ、落ち込み、怒りの原因を徹底解説します。
を詳しく解説していきます。
【あなたのせいではありません】 発達障害児の子育て、イライラ、落ち込み、怒りの原因は3つあります。
みなさんは、【発達障害者支援法】をご存じでしょうか?発達障害のある人に対して援助等を定めた法律です。
この法律、いつ制定されたかご存じですか?
なんと…
平成16年=2004年に制定され、
平成17年=2005年に施行されたのです。
最近?!と思いましたか?
そう。
この法律ができあがるまで、【発達障害】という言葉は、あまり世に出回っていなかったのです。
ひと昔前ならば、『ちょっと言葉の遅い子』『ちょっと落ち着きのない子』『ちょっと勉強のできない子』という認識でしかなかったのです。
私たち親の世代が、【発達障害】というワードにピンときてないのも、
育て方の問題と誤解されるのも…
発達障害児を育てることがいかに大変なことかを理解してもらえないのも…
発達障害児を育てる上で、周囲の協力や理解が得られないのも…
すべて、
【発達障害】が認知・支援され始めたのがごく最近の話だったからです。
原因①発達障害に対する社会的認知度が低いことで起こる弊害。
①-1)サポートが受けにくい。
発達障害というワードの認知度が低いことでどんなデメリットがあるでしょうか。
発達障害の認知度が低い
↓
発達障害関連の公的支援の認知度が低い
↓
精神的、金銭的サポートがスムーズに受けられない
という状況です。
お役所仕事の『発達障害に対する公的支援』は【申請しないともらえない】【申請すれば、手続きしますけど?】が基本姿勢です。役所で聞くよりも、インターネットやSNSで調べた方が情報を手っ取り早く入手できるのもこの役所仕事の基本姿勢のせいでもあるんですね…。
①-2)認知度が低いことで、実家・義実家・夫・周囲からの言葉で母親自身が否定された気分になり、自信喪失につながる。
【発達障害の認知度の低さ】は周囲の人の言葉にも影響します。
子育てだけなら、ラクだったかもしれない…と何度思ったことでしょう。子どもだけでなく、発達障害のある子どもの状況を親戚や夫、周囲の人に説明するのにとても苦労しませんでしたか??
発達障害の可能性がある…と実家、義実家、夫に言った時の反応はどうでしたか?こんな言葉をかけられませんでしたか?
・うちの家系にはそんな人いない。
・夫(妻)の方の家系じゃないの?
・育て方の問題でしょ?
・こういう子、昔もよくいたわよ。心配いらないわ。
・そのうち、治るんでしょ?
・いつになったら、治るの?
残念ながら、現在の医療では、発達障害を治すことはできません。また発達障害の原因は【遺伝】という説も専門家によって意見がバラバラで、現在の所【原因不明】とされています。
発達障害といういわゆる未知のワードを突き付けられた私たち親世代が言ってくる心無い言葉はあなたを容赦なく傷つけます。
また、そういう親に育てられた自分たち世代も、認識がまだまだ薄いかもしれません。
私は、子どもが2歳の頃、あまりにも多動で道路への飛び出しが怖くなり、外に出る時は犬につけるようなハーネスのついたリュックを子供に背負わせていました。見栄えが悪いのですがそういう手段しかありませんでした。
街で通りすがりの人に『(子どもは)大きいのに、そんなのつけてる必要ある?』と聞かれました。もしかしたら聞いた本人は素朴な疑問として聞いてくれたのかもしれませんが、とても傷ついた記憶があります。
何もこっちの状況を理解していないのに、周囲の人間は、好き勝手なことを言ってくれますね。もしかしたら、あなたにもこういう経験があるかもしれません。
私たち主育児者は、子どもの行く末を案じて、血眼で【発達障害】を調べ上げてきたので、それなりに知識があります。しかし、周囲の発達障害に対する知識はまだまだ未熟なのです。
遺伝でもない、育て方の問題でもない、原因不明の発達障害という壁に立ち向かう、かけがえのない世界でたった1人の子どもと向き合っていきたい…
そう考えているにも関わらず、戦力を奪いとっていたのは…
周囲からの何気ない言葉や心無い言葉達だったのです。
原因②日本という国の風潮。日本人の夫は【世界で一番家事をしない】。
国際社会調査プログラム(ISSP)が2012年に実施した「家族と性役割に関する意識調査」では、日本人の男性は世界で一番家事をしていないという結果が出ました。男性2:女性8という割合で、家事をこなしているという結果です。
ちなみに1位はスウェーデンで、男女でほぼ5:5で家事育児を分担していると結果が出ました。
この結果の要因には、仕事の残業時間の長さにあるそうです。北欧では残業時間が圧倒的に少なく、逆に日本は世界でもトップを争う残業をしているので、この結果になるのはやむを得ない気がしますね。
日本という国は、【家事は女がやるものだ。男は外でお金さえ稼いでいればいい…】なんて古い考えを持った男性が多いのも事実。こんな考えの元、子育てをしているとワンオペになるのは目に見えてきますよね。
原因③乳幼児健康診査によってあなたは不安に追い込まれる。
子供が生まれてから何度となく受けるこの乳幼児健康診査(検診)。実は、この検診が要因で、あなたの落ち込み・不安・イライラが生まれるのです。
検診は、発育・栄養状態・先天的な病気の有無の早期発見・予防接種の時期・種類の確認など乳幼児の健康を守るためにとても重要なものです。
しかし、検診には良い面もあり、悪い面もあると思います。
自閉症など発達障害を疑われる場合、『診断までの保留期間』というのが存在すると思います。『もしかしたら発達障害かもしれない。すぐには診断できないから様子を見ましょう。』と言われませんでしたか?
発達障害は、親や周囲の人たちの生活場面や、心理士の評価、ドクターの診察などを総合して診断されます。ですので、1日でわかるものではないのです。
発達の凸凹があるため、診断も難航する場合もあります。その間のママ達の気持ちはどうでしょうか?
『診断されたらどうすればいいの?この子、将来自立できないの!?』など不安な気持ちで数か月過ごしませんでしたか??
そして、この保留期間に『発達の遅い所』に目が行きがちになってしまうのです。『あれができない。これが普通の子と違う…』。そんな風に数か月を過ごし、診断を下されるのです。
この『保留期間』は心の準備としてはプラスに働く場合もあるかもしれませんが、私は、逆に『他の子と比べてしまう人が多くなってしまうのではないか』と危惧していました。
検診は、必要不可欠です。しかし、あまりに『一般的な子供・一般的な子育て』に縛られてしまうと子育てはとてもとても苦しくなってしまうのです。
発達障害児の子育てでイライラしたり、落ち込んだり、怒りを覚える原因は…
①発達障害の認知度の低さからくるサポートの受けにくさ、周囲の人たちの心無い言葉
②日本人の夫は【世界で一番家事をしない】という日本の風潮
③乳幼児健康診査で、他の子供と比べることを何度もさせられること
だったのですね。
原因がわかって少し心が軽くなりましたか?
そう。
発達障害児を育てている親のイライラ、落ち込み、怒りの原因は、あなたのせいではありません!
______________________________________________
ここで今日も1つワークをしていただきます。
Q、3日後にあなたは死にます。さぁ、今から72時間、何をしますか?
2分ほどあれば終わります。
コメント例)
1日目→子ども達の行きたい場所へ連れてってあげる。
2日目→自分の行きたい場所へ行く。
3日目→家族で家で過ごす。
ワークの回答は
私のLINE@
に返信してください。
このワークは、あなた自身が問題や日々の出来事と向き合ってこれから起きる『幸せな子育て』をするために、行っていただくものです。
怒りたくない!イライラしたくない!落ち込みたくない!変わりたい!そう思うならば、すぐにワークに取り組んでみてください。
私と一緒に1歩踏み出してみませんか?
ぜひ、あなたに幸せになっていただきたいです。
______________________
今回は、
【あなたのせいではありません】 発達障害児の子育て、イライラ、落ち込み、怒りの原因を徹底解説します。
をお伝えしました。
あなたの子育てのイライラは、溢れる情報、発達障害の認知度、周囲の言葉に原因があったんですね。
実は、
この原因の
【解決方法のまとめ】
をご用意しています。
この方法の詳細は4日後に公開します。
私は、
私と同じ苦労を他の人に味合わせたくない。
私と同じ思いをする人を減らしたい。
発達障害児を育てるママが一番幸せになってほしい。
と願っています。
あなたが、発達障害児の育児で
怒りたくないのに毎日怒ってしまう。イライラせずにはいられない。日々、落ち込むことばかりだ…
とふさぎ込む前に、
子どもが愛おしい!!
子供のできた事、沢山見つけられた!!
夫にも感謝している!!
そんな状態になってほしいと思っています。
しかし、
これは、ゆうさんだからできたことじゃないの? 私には、無理。と思うかもしれません。
たしかに、私は、結婚前に医療系に勤めていたので、『発達障害』について知識としては皆さんよりもあったかもしれません。
しかし、
私も、初めて子どもを産み、初めて、育児をしている。さらには、初めて、発達障害児を育児しているのです。
何もかもが初めての体験です。
専門家と親では、何もかもが違います。
専門家は、知識を広げておけばいいだけです。
すべての責任はその知識を拾った親にあるのです。
この重みの差を痛感しています。
専門家だった私でも、初めての事ばかりなんです。
しかし、初めての事なりに模索していくうちに現在のように
子どもが愛おしくてたまらない!!
子供のできた事、沢山見つけられた!!
夫にも感謝している!!
という状況になっているわけです。
と言ってもすぐには信じられないかもしれません。
次回は、
私が、実際にこの育児方法を実践して、『毎日幸せ』な状態になるまでのお話
をお伝えします。
次回のメルマガも
ぜひご覧ください。
また、【解決法のまとめ】の詳細についてはもう少しお待ちください。
ママはいつでも100点満点!!