こんにちは、ゆうです。
今日は、『療育やリハビリをおうちで行う方法』をご紹介したいと思います。
(正確には、小児の場合、リハビリではなくハビリテーションといいます。)
その中で、2冊の本をご紹介します。
お子さんのこんな状態に困っていませんか?
・手先が不器用で着替えや食事に支障がでている
・じっとしていられず、いつでもソワソワしている
・帽子やマフラーなど身につけるものが大嫌い
・爪噛みや、固いものをガジガジと噛む事がある
・歯磨きを嫌がる
・ハサミがつかえない。工作が嫌い。
・いつも同じことばかりで、新しいことに挑戦しようとしない。


我が子は、これらすべて当てはまりました(笑)
3歳前から療育には通っていましたが、
少しでも日常生活のお世話をラクにできないか…
と思っていた時にこの本に出会いました。
この記事を読んでいただけたら、
・なぜ子どもはある一種の刺激を嫌がるのかがわかる
・発達障害児の感覚の違いがわかる
・感覚の違いを理解できることで、子どもの行動が腑に落ちる
・上記の困りごとに対して、おうちや公園でできることがわかる
これらの解決策が見えてくる2冊に出会えると思います。
オススメの本の紹介
発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1 (健康ライブラリー)
遊んでいるうちに手先が器用になる!発達障害の子の指遊び・手遊び・腕遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう3 (健康ライブラリー)
著者は、作業療法士(病気や障害を抱える人に、治療の一環となる作業を提示し、指導支援をする人)の木村順さんです。
≪例≫洋服のボタン・ハサミはどうしたら使えるようになりますか?
幼稚園の入った当初、園服のボタンをつけることや羽織ることすらできなかった我が子。
原因は…
①『空間認知能力の低さ』
→物を3Dで捉える力の低さ=洋服の形状が脳内でイメージできないので、どこから頭が入り、どこから腕が入るのかが理解できません。
②『ボディイメージの低さ』
→自分の手や腕がどこにあるのかイメージできない=腕がどこにあるのかわからなければ、袖に腕を通すことができません。
③『体幹・肩の支持性の未発達』
→体幹や肩がしっかり育っていない場合、手先の発達が促されない=
体幹がしっかりしていないと、姿勢が崩れるので、ボタンに集中できません。
私たちの目に見えている出来事は1つ(園服が着られない)ですが、
子どもの脳内や身体に3つの原因が潜んでいたためできないのです。
原因がわかれば、アプローチ方法も理解できます
この本は、症状→原因→アプローチ方法と具体的に示してありますので、わかりやすいと思います。
手軽におうちで療育ができる
100均で手に入るものを使ったり、公園でできることなど、お金をかけずに、手軽に療育をしていこうというコンセプトがとても気に入りました。
遊んでいるうちに手先が器用になる!発達障害の子の指遊び・手遊び・腕遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう3 (健康ライブラリー)
発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1 (健康ライブラリー)
まとめ
子どもは毎日成長しますが、発達障害児たちの成長は凸凹です。
脳内で何が行われているのか、また身体の発達はどの程度なのかがわかれば、おうちでも療育ができるのです。
むしろ先生に任せてしまうより、一番の理解者であるママが原因やアプローチ方法を理解していれば、日常でアプローチでき、成長の加速度は増すのではないかと思います。
ただし、この本でもあるように、アプローチに一生懸命になりすぎてはいけません。
親は子どもの楽しいを発見する役目が一番重要です。
絶対に忘れないようにしましょう。
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