こんにちは、ゆうです。
今日は、『障害児も健常児も一緒に学ぶ小学校』の本をご紹介したいと思います。映画化されたものなので、ご覧になった方もいるかもしれませんね。
普段こんな風に思っていませんか?
・うちの子は他害があるから、もう健常児と一緒に学ぶなんてできないわ。
・うちの子は、IQも低いしできることも少ないから、支援学校に行くわ。
・そもそも、日本ってインクルーシブ教育(障害児、健常児分け隔てなく学習を行う)やってるところあるの?
そんな諦めや疑問を持っているあなたへご紹介したいです。
この記事を読んでいただければ、
・障害者と健常者の枠を超えた学校教育を知ることができる
・子どもたちの無限の可能性を大人が潰していることに気が付く
・障害児は、社会にとって必要不可欠な存在であるとわかる
・日本の公立小学校でもインクルーシブ教育が行われていることがわかる
以上のことが記載されている本をご紹介したいと思います。
オススメの本
「みんなの学校」が教えてくれたこと: 学び合いと育ち合いを見届けた3290日 (教育単行本)
「みんながつくる みんなの学校」
木村先生が重要視したのは、学校の中ではなく地域。地域の人々に常に学校を公開し、地域の人々からの学びを大事にしました。
障害児を育てて思うことは、地域の人の理解があるととても住みやすくなるのです。地域の人たちに、この子はこういう子だという認識を持ってもらえるってとてもありがたいですよね。
また、特別な支援を必要とされる子どもも同じ教室でともに学び、誰一人として隔離されずに、『みなが学習する権利』を保証しました。
たとえば、教室で騒がしくしている子どもがいるとします。先生は、その騒がしい子を押さえつけるのではなく、その周りの子どもが、騒がしい中でも集中できる力をつけるのが学校の仕事だと話されます。大空小学校の児童は、周りの大人を信じているからこそ、騒がしくても自分の学習に集中できるのです。
私はこの本を読んで、とても安心しました。周りに迷惑をかけないように生きていきたい…障害児の親はきっとそう思っているでしょう。しかし、迷惑をかけたとしても、地域の人に理解され、周囲の人はそれに動じずに勉強を続けることができる。なんて、素敵な世界だ…と思いました。
まとめ
障害名をドクターからもらったあの日から、私たち親は公立の小学校へ行くことを諦めているかもしれません。しかし、インクルーシブ教育を行う公立小学校はごく一部ですが、日本に存在します。(私立やNPOであれば選択肢は広がりますが…)
皆が同じような性格や特性の中では発見は生まれません。お互いが違うからこそ、『この子のことを知ろう』と思えるのです。相手を理解しなさいと強要するのではなく、『違いを見てみよう』と教え続けるのです。きっと健常児も障害児にとっても、社会に出るための重要な役割をここで学べるのではないかなと思います。こんな素敵な地域、学校がもっともっと増えることを望みます。
ぜひ、お手に取ってみてください。
「みんなの学校」が教えてくれたこと: 学び合いと育ち合いを見届けた3290日 (教育単行本)
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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