こんにちは、ゆうです。
今日は、我が子のお話をさせてください。自閉症のお子さんを持つママさんはこの『パニック』で何度も悩んでいるのではないかと思い、記事にしようと思いました。
目次
以前このような記事を書きました
重度の自閉症を持つ東田直樹さんの書籍紹介をしました。ご覧になっていない方は、よろしければこちらもご覧ください。
東田さんは、自閉症の世界をわかりやすく書いてくれています。東田さんのおかげで、私は、子どものパニックに慌てふためくことも少なくなりました。
パニックの原因がない場合
自閉症の方は、時々『フラッシュバック』があるそうです。ふいに何かを思い出し、号泣したり、憤慨したりするようです。
周りからすると、『なぜ???』と慌ててしまいますが、原因の見当がつかない時はもしかすると『フラッシュバック』で何か思い出しているのかもしれません。
パニックの原因がある場合の対応
・兄弟にオモチャを取られた。
・やろうと思ったことを遮られた。
・ママに怒られた。
など原因がはっきりしている場合にパニックを起こすことがあると思います。
試していただきたい方法が4つあります。
①とりあえず場所を移動する
『自分の思い通りにいかなかった!!!』という感情から物理的に切り離すためです。
これは、パニックになったら、すぐに!!!1秒でも早く、その場を離れてください。
できれば、別室や外に出てください。
②お気に入りのグッズや食べ物を持っておく。
5分ぐらい泣かせた後、お気に入りのグッズや食べ物を見せて、『あぁ、泣いて疲れたね。これ食べようか』などと気持ちの切り替えを手伝ってあげましょう。
③上記で落ち着かなくなったら…
徐々に上記の方法では、落ち着かなくなる時が来ると思います。我が子は一年前ぐらいから、上記の方法で落ち着かなくなりました。なぜなら、記憶力がよくなり、原因に対して子ども自身が納得していないからだと思います。そんな風にしても落ち着かない時は、『〇〇が嫌だった?』と原因を尋ねて、気持ちに寄り添ってあげるといいと思います。
④最初は復唱から始めよう
パニックに陥ると、我が子は全く関係ない話を始めます。姉妹喧嘩で泣いていたのに、療育の先生や幼稚園の先生の話をし始めるのです。一度は『うんうん』と聞き入れて、頃合いを見て『〇〇が嫌だった?』と聞きます。
最初は、復唱から始めました。
『〇〇が嫌だったって言ってごらん』と伝えて、言わせていました。自分の気持ちを表現しようとすると涙の止まらない我が子。でも、この練習を続けていかないと、嫌な気持ちを相手に伝えられないと思います。
パニックを終わらせるために、必要なこと
東田さん曰く、パニックの波が押し寄せてくるらしいので、それは仕方がないことだと思います。周りの人達は、『あ、今、津波がこの子を襲っているんだ』『そりゃぁ苦しいよな』と共感してあげるときっと落ち着くのも早いと思います。
そして、重要なことは『私は、〇〇されて嫌だった』と表現できること。
将来的には、『自分はこういうことでパニックを起こしやすくなるんだ』と自己認識まで辿りつけることが必要なのではないかと考えます。
まとめ
自閉症児のパニック時の対応についてお話させていただきました。
①その場を離れる
②お気に入りのグッズ、食べ物を持っておく
③落ち着いてから気持ちに寄り添う
④気持ちを表現できるように練習していく
パニックになった時しか、このような練習はできません。ピンチがチャンスだと思って、心の余裕がある時にぜひ試してみてください。
心の余裕の作り方もこちらで解説しています。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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