おはようございます、ゆうです。
今日は、子どもの癇癪についてお話しようと思います。癇癪持ちで大変なんだ…というママさん達、本当に毎日お疲れ様です。しかし、癇癪を乗り越えると、もっと深く子どもと繋がれると思います。
目次
- 反抗期について
- こんな経験ありませんか?
- 反抗を抑制するとどうなるのか?
- 癇癪を抑制していませんか?
- 共感+アイメッセージ
- 癇癪に向き合うこと、それに必要なことは…
- 癇癪を起こした時、親は試されている
- Firm but Fair(厳格に、でも、公平に)
- まとめ
反抗期について
イヤイヤ期=第一次反抗期。
小学校高学年~中学生=第二次反抗期と言われますね。
こんな経験ありませんか?
・小学校時代に威圧的な先生に当たり、学年が上がった(その先生から解放された)瞬間から爆発して、学級崩壊が起きた。
・小学校時代には反抗する子がいなかったのに、中学生になった途端、反抗する子が増えた。
反抗を抑制するとどうなるのか?
前述のように、怖い存在にだけ従ったり、ご機嫌を取ったりし、裏ではひどい反抗を起こすという結果が待っています。しかし、これは、思春期だけの問題ではありません。2~3歳のイヤイヤ期の子どもにも言えることです。
癇癪を抑制していませんか?
小さい子どもなら、『お菓子や好きな玩具でご機嫌を直そうと試みる』ことが多いと思います。悪いことではありません。どうしても切り替えができない場合、私もそのようにしてしまうことがあります。毎日毎日付き合うのは、親のメンタルが持ちません。
しかし、この短期的抑制をした後どうなるでしょうか?また、その問題に直面すると思います。そう、イタチごっこになってしまうので、短期的抑制はずっとは使用できません。
共感+アイメッセージ
癇癪対応というのは、『子どもの気持ちを代弁すること、寄り添うこと+親の意見を伝えること』だと思います。たとえば…
公園に行きたかったね。楽しいものね。でも、今日は雨だねぇ。雨の中、お外行くと、〇〇ちゃんが風邪引かないかママ心配だなぁ…
あのお菓子が食べたかったのね。おいしいものね。…でも、そのお菓子沢山食べすぎると、虫歯になっちゃうのがママ怖いなぁ~
探し物が見つからなくて、寂しいね。…ママも探したいんだけど…もうすぐご飯になっちゃうからあとで一緒に探すでもいい?
このように、まずは子どもの気持ちを代弁してあげます。感情を代弁するのがポイントです。近年、子どもは『悲しい』という感情がわからず『ムカつく』という言葉で片づけてしまう傾向があるそうです。驚きますよね…。
そのあと、ママの意見を言うと、『あぁ、私はこう思うけど、ママはこう思うのか~』と子ども自身で折り合いをつけるようになります。
癇癪に向き合うこと、それに必要なことは…
ママ自身の心の余裕です。これがないと、癇癪に付き合うことはまず無理です。どんなことでも構いません。自分の心が軽くなることを実践してみてください。そうするといつか『あ、もしかしたら、今日はちょっとだけ癇癪に付き合えるかも』という瞬間が来ると思います。最初は、付き合ったけど後に付き合いきれなくなった場合でも、自分を責めることはありません。『今日は、〇分子どもに寄り添えた。代弁できた』と自分を褒めてあげてください。
癇癪を起こした時、親は試されている
我が次女も、もれなく癇癪のヒドイ子どもです。付き合えそうな時には、とことん付き合ってあげることにしています。しかし、私も、自分の精神が安定しない時に癇癪を起こされると、感情のままに抑制してしまうことがあります。早口で捲し立てたりしてしまうこともあります。しかし、そういう時、自分の頭に思い浮かぶのは『今、試されてる!!!』という心の声です。
Firm but Fair(厳格に、でも、公平に)
教員である友人から、この言葉を教わりました。『親は子どもの絶対的存在ではない。親や大人の権限を振りかざしてはいけない。一人の人間として接するべきだ』と。そう、言葉のうまくない子どもに早口で捲し立てることは、Fairではないということです。自分は、子どもを抑制しようとする時、『Firm but Fair』という言葉を試されている気がしています。
まとめ
今日は、自分への戒めも含めて、癇癪への向き合い方についてお話させていただきました。癇癪を起こせる環境は、子どもが自分の意見を言える環境なんです。それを作ってあげられるあなたは素晴らしいです。しかし、こちらにも意見があります。Firm but fair。共感しながら、公平にお互いが譲り合える所を模索していきませんか。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
この記事を書いている私はこんな人。
小4双子の母。言語聴覚士。
長女は、軽~中等度知的障害、自閉症スペクトラム。ホームスクーラ-。
次女は、軽度のADHD・自閉症スペクトラム。公立小学校の授業を自分で選択し、部分登校している(ハイブリットスクーリング)。
子育て中に、アドラーの心理学を学んだり、教育移住を経験し、『人との対話』が世界で1つの家族の幸せに辿りつける方法だと気付く。 ”置かれた場所で咲きなさい”ではなく、”咲ける場所を探していこう”という子育てスタンスで、学校と学校外の学びの場を重要視している。 子育てをしているママ達が幸せな人生を送り、生き方にフォーカスできるようお茶会・コーチング・コンサル・講座を開催している。『無理』という言葉のない、自分の可能性を無限大に信じられる世界を目指す。
子育て中に、アドラーの心理学と自己理解を一緒に学んでみませんか?
言語聴覚士という専門家だった私が、発達障害児・双子を育ててみて、わかったことは3つ。
1,自分という人間を知れば、子育てがしやすくなる
2,失敗敗を何度も許された人が、人の失敗を許せる
3,自分を律することができるのは、選択肢を持ち選んできた人
私が子育て中に、人が変わったと言われるのは、アドラーの心理学と自己理解があったからと自信を持って言えます。
ぜひ一緒に学んでみませんか??^^
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ゆう@発達障がい児×双子ママ (@syuhutago25) on Twitter
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今日も、頑張りすぎずにいきましょう!!