おはようございます、ゆうです。
目次
今日から数日にかけて感覚についてお話させてください。
お子さんのこんなことありませんか?
◆話をしていても、他の音に注意が逸れやすい。
◆小さい音でも、過敏に聞き取っている様子。
◆2人以上に話しかけられると、混乱する様子。
聴覚の偏り
これらは、すべて聴覚の偏りからくるものです。注意力低下と合併していることが多いですが、聴覚の偏りだったり、注意力だったり…一概にどちらか…という判断は難しいでしょう。それよりも、これらの出来事に、どう環境調整をするか、どう感覚統合していくか…を考えた方がよいかと思います。
音の選択性
例えば、街中で友人とお話しているとしましょう。通常であれば、その友人の言っていることを選択的に聞き取ることができます。しかし、聴覚に偏りがある人は、360度すべての聴覚情報を聞き取ってしまうため、友人が何を言っているのかわからなくなります。周りの音が友人の声をかき消します。これでは、大勢の中で話そうと思いませんよね。
ほとんど気にならない音が気になる
我が子もそうなのですが、健常の人には全く気にならない冷蔵庫の『ぶーーーーー』という音や、蛍光灯の『ジジジジジジ』というごくごく小さな音が、すごく気になってしまうようです。一度、自閉症児の世界を体験したことがあります。なんて、うるさい世界だろう…と思いました。機械や電気に頼っている私たちなので、このような音は切っても切り離せません。自閉症児たちは、このような世界で毎日苦しんでいます。一日一回は、本人がリラックスできる空間に入れるように工夫したほうがいいと感じました。
私たち親は、子どもの感覚を想像しながら話しかける
聴覚に偏りのある子どもは、とにかく毎日が苦痛でしょう。不必要な聴覚刺激は避けていき、自分が心地よい空間を沢山見つけてあげることが必要だと思います。
同時に親は、話しかける際に『今、テレビついてるから話しても無理だ』『今、救急車通ったから、もう一度、あとで話そう』など、子どもの聴覚を想像しながら話してみましょう。何度言っても子どもに伝わらない!ではなく、わかってもらえるためにどのような環境が必要なのかを模索しましょう。
周囲の人へ伝える
親は毎日接する中で、子どもへの対応がうまくなります。しかし、学校やその他の習い事の先生などに、対応が統一されていますでしょうか?親が無意識に対応している行動(たとえば『テレビついている時は話しかけない』『聞いてほしい時は、個室で話す』など)を周囲の人はどのぐらい理解していますか?
なるべく、環境調整できることに越したことはないですよね。根気が必要ですが、『我が子はこのような特性があります』と伝えていきましょう。それが、子どもの安心する環境を作ることに繋がります。
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まとめ
聴覚の偏りがあるお子さんに関して、どのような場面が安心して過ごせるのか、お話を聞き取りやすくなるのかを模索していくというお話でした。親が無意識にお子さんに行っている対応をなるべく周りの人に話していってあげてください。それが、お子さんが過ごしやすい環境を作ることになります。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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