おはようございます、ゆうです。
目次
- 視覚は人間にとって重要な感覚。
- お子さんのこんな行動ありませんか?
- 新版K式発達検査のここを見てください。
- 見て、真似することが難しい。
- 『よく見て!こっち見て!』の代わりに…
- 視覚刺激に弱い子の環境調整
- まとめ
今日は、『視覚』についてお話させてください。
昨日は、聴覚編でした。よろしければ、参照ください。
視覚は人間にとって重要な感覚。
百聞は一見にしかず…というように、人間にとって視覚というのは重要な感覚です。感覚の70%は視覚を頼りにしているそうです。
お子さんのこんな行動ありませんか?
・視覚刺激で、すぐに注意が逸れてしまう。
・型はめパズルが難しい。
・物をどこに置いたか忘れることがある。
・近所で迷子になったことがある。
・遠いものに触れようと手を伸ばしている(遠近が掴めていない)。
・動いているものを目で追うことができない。
新版K式発達検査のここを見てください。
K式の検査で、『積み木叩き』というのがあると思います。4つの積み木を先生が叩いた順番に、子どもも叩いていく…というものですね。
この検査は先生の動いている手をよーく見ていないと、真似できません。ここで、視覚刺激の弱いお子さんだと、途中で目が逸れてしまい、覚えていられない可能性が高いです。(ずっと見ていたのに、覚えていられない場合には、ワーキングメモリーが狭いのかなと考えます)
見て、真似することが難しい。
継時的にずーっと物事を見ていられないとどうなるでしょうか?お手本をよく見られないということは、真似も難しいということです。よく幼稚園の先生方が、踊りや工作の中で、『よく見ててね~こうやってやるんだよ』と声をかけていますが、視覚刺激の弱い子には、『見て』という提示方法は苦痛になると私は思います。
『よく見て!こっち見て!』の代わりに…
その子がどの感覚が得意なのかを見極めます。視覚が弱くても、聴覚が保たれている場合、聴覚刺激を主に使って、指示をしてあげることが重要です。また、後程説明しますが、固有覚が保たれているのであれば、動作を手取り足取り教えた方が早かったりもします。
視覚刺激に弱い子の環境調整
このように、視覚刺激に弱い子には、視覚での指示を減らしていく工夫が必要です。私の周りには、視覚刺激に強い子が多いので、見てわかるようにしていく環境調整が必要なのですが、稀にこのように視覚刺激に弱い子もいるので、一概に『見てわかる環境ととてもいい』とは言えません。


視覚刺激に強い子には、
逆に視覚刺激に強い子は、目からの情報が多くなるので、適度に休憩を取ることが重要です。
真っ白な紙がまぶしかったり、普通に日に、光がまぶしすぎて目が開けられないほど辛い子もいます。
併せて読んでいただけると、感覚の偏りがより理解できます。
まとめ
視覚刺激に弱いお子さんの対応を説明させていただきました。自閉症のお子さんは、視覚に強い子が多いのですが、弱い子もいますので、ここを見極めないといけないなと思います。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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