双子・発達障害児の育児ブログ

8歳双子(女女)育児中の専業主婦です。自閉症スペクトラム、知的障害の我が子達の様子や施設の口コミ、書評などのブログです。よろしくお願いします。

【自閉症児リハビリ】感覚の偏りについて~前庭覚編~

おはようございます、ゆうです。

 

目次

 

今日は、感覚『前庭覚』を勉強しましょう。

 

前庭覚って何?

簡単に説明すると…

バランス感覚

です。

リタリコ発達ナビが詳しく説明してくれているので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

h-navi.jp

 

お子さんのこんな行動ありませんか?

◆赤ちゃんの頃、高い高いを嫌がった

◆赤ちゃんの頃、抱っこひもから、イナバウアーのようにのけぞっていた

◆乗り物酔いする

◆回転などの動きを好む

◆飛び跳ねる、高い所に上ってジャンプする行動がよくある

◆トランポリンや水の上に浮かぶことを極端に嫌がる

◆座っていて姿勢が悪いと指摘するも、直らない。

f:id:syuhutago25:20200211230823j:plain
f:id:syuhutago25:20190822001741j:plain

上記のようなことがあれば、前庭覚の偏りがあります。

 

前庭覚は、3つに分類できます

①前庭ー脊髄系

これに偏りがあると、身体の軸を維持することが苦手になります。重力に対抗できないイメージなので、すぐに寝っ転がったり、歩くのもふにゃふにゃとして見えるでしょう。

f:id:syuhutago25:20200211231116j:plain

 

②前庭ー動眼系

コペルプラスで療育している方は、わかると思います。最初に上下左右のロウソクの動きを見る動作がまさにこれを鍛えています。眼球の動きが鈍くなるので、継時的に動くものを追視ことが苦手になります。

f:id:syuhutago25:20200211231240j:plain

 

③前庭ー自律神経系

ここに偏りがあると、抱っこを怖がったり、身体が傾くなどを極端に怖がるようになります。

 

感覚が鈍麻だと…

『自己刺激行動』と言って、落ち着きなく動き回り、自分で刺激を入れようとします。飛び跳ねる、高いところからジャンプする原因は、この『自己刺激行動』なのです。

この自己刺激行動を抑制せずに、うまく取り入れていくと、10歳前後で感覚統合ができると言われています。

f:id:syuhutago25:20200211231541j:plain

自己刺激行動を止めないで

ですので、この自己刺激行動をやっている時は、刺激を求めている証拠です。

できれば、安全を確保しながら、ある程度この行動を許容してあげることが親ができることだと思います。

 

おススメは、トランポリンと滑り台

できれば、自宅でトランポリンできるといいなと思います。

広めの滑り台でいろんな体勢(後ろ向き、うつぶせで滑る、横を向く)で滑ると、とてもいい刺激になると思います。

f:id:syuhutago25:20200211231536j:plain

 

 

まとめ

少し専門的な所まで掘り下げて説明してしまいましたが、とにかく親が意識することは、子どもの求めている刺激はなるべく刺激を感覚入力してあげる!ということです。逆に怖がるお子さんには、少しずつできそうな遊びから、バランス感覚を刺激するものを療法士と見つけていけばOKです。一人で悩まなくて大丈夫ですよ。療法士がきちんと評価してくれていますから。

 

 

今日もお付き合いありがとうございました。

  

 

お子さんのサポートブックご準備なさっていますか?

現在、サポートブックの配布はしておりませんが、サポートブック希望とラインいただければ、PDFか、スプレットシートでお渡し可能です。

>>>詳しくはこちらをクリック<<<

 

公式LINEで発達障害児の子育てについて随時ご相談も受け付けていますので、お気軽にメッセージください。

公式LINEで相談する

 

 

にほんブログ村 子育てブログ 知的障がい児育児へ
にほんブログ村

↑クリック。

 


自閉症児育児ランキング

記事が参考になったと思ったら、押していただけると助かります。 

 

 

Twitterでは、子育て中の気づきを毎日発信しています。

フォローいただけると嬉しいです。

ゆう@発達障がい児×双子ママ (@syuhutago25) on Twitter

 

ママは、いつでも100点満点!!今日も頑張りすぎずにいきましょう!