おはようございます、ゆうです。
目次
今日は、感覚シリーズの最後です。『前庭覚』です。
今までのものは、こちらを参照ください。
前庭覚って何?
簡単に説明すると…
バランス感覚
です。
リタリコ発達ナビが詳しく説明してくれているので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
お子さんのこんな行動ありませんか?
◆赤ちゃんの頃、高い高いを嫌がった
◆赤ちゃんの頃、抱っこひもから、イナバウアーのようにのけぞっていた
◆乗り物酔いする
◆回転などの動きを好む
◆飛び跳ねる、高い所に上ってジャンプする行動がよくある
◆トランポリンや水の上に浮かぶことを極端に嫌がる
◆座っていて姿勢が悪いと指摘するも、直らない。


上記のようなことがあれば、前庭覚の偏りがあります。
前庭覚は、3つに分類できます
①前庭ー脊髄系
これに偏りがあると、身体の軸を維持することが苦手になります。重力に対抗できないイメージなので、すぐに寝っ転がったり、歩くのもふにゃふにゃとして見えるでしょう。
②前庭ー動眼系
コペルプラスで療育している方は、わかると思います。最初に上下左右のロウソクの動きを見る動作がまさにこれを鍛えています。眼球の動きが鈍くなるので、継時的に動くものを追視ことが苦手になります。
③前庭ー自律神経系
ここに偏りがあると、抱っこを怖がったり、身体が傾くなどを極端に怖がるようになります。
これらの感覚が鈍麻だと…
『自己刺激行動』と言って、落ち着きなく動き回り、自分で刺激を入れようとします。飛び跳ねる、高いところからジャンプする原因は、この『自己刺激行動』なのです。この自己刺激行動を抑制せずに、うまく取り入れていくと、10歳前後で感覚統合ができると言われています。
自己刺激行動を止めないで
ですので、この自己刺激行動をやっている時は、刺激を求めている証拠です。できれば、安全を確保しながら、ある程度この行動を許容してあげることが親ができることだと思います。
おススメは、トランポリンと滑り台
できれば、自宅でトランポリンできるといいなと思います。それから、広めの滑り台でいろんな体勢(後ろ向き、うつぶせで滑る、横を向く)で滑ると、とてもいい刺激になると思います。
まとめ
少し専門的な所まで掘り下げて説明してしまいましたが、とにかく親が意識することは、子どもの求めている刺激はなるべく刺激を感覚入力してあげる!ということです。逆に怖がるお子さんには、少しずつできそうな遊びから、バランス感覚を刺激するものを療法士と見つけていけばOKです。一人で悩まなくて大丈夫ですよ。療法士がきちんと評価してくれていますから。
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