こんにちは、山田です。
普段あなたはこんな風に思っていませんか?
・子どもに毎日怒ってばかり…私ってダメな母親。。
・子どもに同じ事毎日100万回言ってる気がする…。いつになったらできるようになるのかしら。。
・進路や小さい決め事…全て親が責任を持たなきゃいけない…。重荷だな…。
・なんでこんなに自分だけが苦労しなきゃいけないの!?
そんなあなたに読んでほしい記事にしました。
この記事を読むと…
・ゆっくり子どもを待てる母親になるコツがわかる。
・幸せになるには、意外と簡単だということがわかる。
・充足感を得る人生のコツがわかる。
ぜひお付き合いください♪
子どもに怒ってばかり…そんな自分を変えたいあなたへ(3)
結論
アドラーの心理学で紐解く。です。
ポイントは3つ。
① 信じて待つ Byハチ公
② 迷ったら私が笑顔になれる方を選ぶ By山田
③ できないのではない。やらないのだ。 Byアドラー
詳しく説明していきますね。
1,信じて待つ
「もう5歳」と「まだ5歳」の雲泥の差
あなたのお子さんは今、何歳ですか?5歳と仮定しましょう。
生まれてから、5年しか生きてないですよね。
もう5歳…まだ5歳?
この『もう』と『まだ』には雲泥の差が生まれる感覚がありませんか?
『もう』と使うと、『もう5歳なんだから〇〇できるでしょ?』こんな文になりがち。
『まだ』と使うと、『まだ5歳だから、できないことがあっても大丈夫』。ちょっと安心感に包まれる感じ。
できて当たり前…この言葉は、子どもを苦しめます。
たとえば…
あなたが、仕事中、あまり自信のないプレゼンがあったとします。
上司からこんな言葉を言われました。
プレゼンの準備、できるよね?もう完璧だよね?
さて、どんな気持ちになりましたか?
うっ…これは、失敗できないやつだ…
と一気に緊張感が高まりませんか??
逆にこんな上司の言葉があったらどうでしょうか?
プレゼンの準備、どぉ?まだできてない所あったら回してね~
どうでしょうか?
あ、できない所はサポートに入ってくれるんだ。と安心感が生まれませんでしたか?
それと同じです。
子どもはまだ生まれてから数年しか経ってない人生初心者。
いつでも失敗は当たり前という気持ちを忘れないようにしておくと、心の余裕が生まれるでしょう。
そんなこと言ったって…何回も何回も失敗してて、こっちも注意するのが嫌なっちゃう!
そんな風に思う方もいるかもしれませんね。
私は、子どもが失敗したら、頭の中でこんな風に思うようにしました。
「50回失敗するんだから、1回目がようやく出たねー!!」
「50回失敗する。2/50回目だ!!」
「50回失敗する、3/50回目!!いい調子だ!」
そんな風に50回を基準に考えていくと、大抵の場合、6-7/50回ぐらいで失敗しなくなります。
これが本当に不思議なもので、こちらの心の余裕に繋がるのです。
これがあと40回以上続くんなら、今怒ってても仕方ない。あと40回伝えよう。
という気持ちになるのです。
(ちなみにこのようにゆーっくり学んでいくことを『ソフトラーニング』といいます。子どもはいつだって、ソフトラーニングで学ぶ権利があるのです。)
遅すぎることはありません。
「人間は失敗するものなんだ、失敗したっていいよ、世界は優しいよ、そのままのあなたで大丈夫だよ」
のメッセージを受け取れる人が多くなることを祈っています。
(ママさん達も!自分の失敗を責める人が減りますように!)
2,家族平和を願うなら、自分に優しくしなさい By山田
よくママからのメッセージでこんな話を聞きます。
支援級と通常級で迷ってて…親が最初に支援級に入れちゃって、この子の能力をゆっくりにさせちゃうんじゃないかって思うとすごく迷う…
私がラクしたいから、学童に入れてるようなものです。少しでも、私が一人になれる時間が欲しくて…。本当はダメなんですけど…
など。
子どもに意思決定が難しい場合、親が決める場面がありますよね。
子どもの事を考えて考えて考えて、考えても全く答えが出ない。
そんな時は、こんな風に自分に問いかけてみてください。
「で?あなたはどうしたいの?」
「で?あなたが笑顔になれるのはどの方法なの?」
周りは色んなことを言ってきます。
専門家は「この子は発達がゆっくりだから、マイペースにやっていくといいよ」とか、
おばあちゃん世代は「通常級以外ありえないでしょ」とか…。
もしも、それらの周りの人の意見を聞いてもやもやしたまま従った場合、あなたはその周りの人に責任を擦り付けているのです。
もしも従って嫌な状況になっても、「あの人の言う通りにしなきゃ良かった」と責任転嫁できるからです。
すべて、自分の「心地よい・笑顔・好き・価値観」で決めていいのです。
そんなのダメだ…なんて思って、自分に重りをつけていると、前に進めません。
まず、あなたが幸せになる勇気を持ってください。
あなたが幸せになることで、家族が幸せになるのですから。
あなたの中の幸せのコップが満たされれば、家族に幸せがおすそ分けできますよ。
3,できないのではない。やらないのだ。Byアドラー
もしかしたら、あなたは、こんな風に思っているかもしれません。
主人が全然協力してくれないから心の余裕が生まれない。
こういう時代だから、孤立して子育てしなきゃいけない。
自分は、毒親に育てられたから、こういう運命を辿るんだ。
子どもが障害を持っているから自由にはできない。
などなど。
本当は〇〇したいけど、できない。
その言葉をアドラー風に言い換えてみましょう。
↓↓↓
心の余裕を生むように行動したいけど、私はやらない。
協力して子育てをしたいけど、私はやらない。
毒親から離れたいけど、私はしない。
自由にしたいけど、私はしない。
はい。どうでしょうか。どんな気持ちがしましたか?
そう、全ての事象はあなたが選んでいるというのがアドラーの教えです。
主人が…子どもが…親が…時代が…と先に来るのは、言い訳の典型であるとアドラーは話します。
あなたが今、不満な状況にいるのはあなたが選んでいるのです。わざわざ。
不幸だという感情をあなたが選んでいます。
分かれ道に標識なんて物はなくて、あなたが道を選んでいるのです。
今から、こう言ってみましょう。
私は、幸せです。私は、豊かです。
そうすると、全て自分が選んでいるんだということに気づけますよ。
まとめ
幸せな子育てをするために、必要なことは、子どもに対して『もう』ではなく、『まだ』を使うこと。子どもに決断力がない間は、ママが心地いい方を選んでもよいということ。不幸だと思っている人は、不幸だということをわざわざ自分が選んでいるということ。あなたは、今、幸せです。
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この記事を書いている私はこんな人。
小3双子の母。言語聴覚士。
長女は、軽~中等度知的障害、自閉症スペクトラム。ホームスクーラ-。
次女は、軽度のADHD・自閉症スペクトラム。公立小学校の授業を自分で選択し、部分登校している(ハイブリットスクーリング)。
子育て中に、アドラーの心理学を学んだり、教育移住を経験し、『人との対話』が世界で1つの家族の幸せに辿りつける方法だと気付く。 ”置かれた場所で咲きなさい”ではなく、”咲ける場所を探していこう”という子育てスタンスで、学校と学校外の学びの場を重要視している。 子育てをしているママ達が幸せな人生を送り、生き方にフォーカスできるようお茶会・コーチング・コンサル・講座を開催している。『無理』という言葉のない、自分の可能性を無限大に信じられる世界を目指す。