こんにちは、ゆうです。
今日は、場所見知り、人見知りのお話です。解決法をさくっと知りたい方は、目次から飛んでください(^^♪
目次
この記事はこんな方へ向けて書いています。
◆子供が知らない場所に行くと泣いたり固まったりするお子さんの親御さん
◆初めての人と会うと泣いたり、固まったりするお子さんをの親御さん
この記事を読めばこのような結果が得られます。
◆場所見知りと人見知りの原因を知ることができる
◆場所見知りと人見知りの対処法をいくつか知ることができる
場所見知り、人見知りの原因
物事の認知能力が高まっているために起こります。
知っているものと、知らないものを見極める力がついてきている証拠です。知っているもの・人・場所には安心し、知らないものには不安を覚えるのです。通常、1歳前後がピークと言われています。
物の永続性が未発達の場合、ぎゃんぎゃんと泣いたり、固まったりしてしまうようです。
物の永続性とは、『見えるものは存在し、見えないものは存在しないと考える時期から、見えなくてもそこに存在している』と理解できる時期です。
たとえば、今まで近くにいたママが、トイレに入ったとしましょう。物の永続性の発達が未熟な子は『ママがもう存在していない!大変だ!』と思ってしまうのです。しかし、物の永続性の発達が完了すると、『あ、ママはドアの向こうに存在している』ということを理解できるようになります。
場所見知りの対処法
1、段階的に行動範囲を広げる
①目的地までの往復だけする
目的地までの道を歩いて往復するだけ…いつもは通らない道1本進むだけ…などこの道を通っても大丈夫、安心だという事を認識してもらうために、往復だけしてみましょう。この時に、携帯電話で景色をビデオに撮っておくのも有効でしょう。
②目的地の玄関に入ってみる→すぐに外に出る。を繰り返してみる。
室内に入った途端に不安を覚える子もいます。室内に慣れる時間を取ってあげるのも手です。
①②を繰り返し、徐々に安心できるテリトリーを広げてあげましょう。
2、行くまでの道、室内の写真を見せて、場所の名前を何度も伝える
ここまで読んで、事前の下準備が重要だということが理解できたと思います。先ほど、目的地につくまでのビデオを撮っておくと記述しました。それを、自宅に帰って再度見せてあげましょう。子供にとっての『知っている景色』にするのにいいかと思います。
また、事前に目的地の写真をネットなどから取って、見せて『ここは△△なんだよ。今度遊びに行こうね』と声をかけておくとよりいいでしょう。
3、自宅の物を持参する
知らない場所に、自分の知っている物があると少し不安が和らぐと言われています。
人見知りの対処法
1、ママと仲良くしている所を聞かせる、見せる
こちらも段階的に人に慣らせるとよいでしょう。いきなり知らない人が話しかけてくると恐怖を感じるので、まずは『ママとお話をして声や存在に慣らせる』から始めるとよいでしょう。知っているママと知らない人がお話している場面を何度か聞いたり、見たりすることで『この人は安全な人だ』という認識に変わってくるでしょう。
2、事前に写真を見せたり、リモートで顔を見せる
知らない人を知っている人・安心な人に変えるために、会う前に写真やオンラインで顔を見せておくのも有効でしょう。その際に、『〇〇さん』と声掛けしておくと、子供の中で『この顔=〇〇さん』と認識できるようになるでしょう。
3、自宅で会う
自分のテリトリー内で起こっていることは安心しやすいので、自宅に招くのも1つの手です。
4、人と会う機会を減らさない
『この子は、人と会うのが嫌いなんだ』と考えないでください。そのような機会を減らす必要もありません。前述した通り、人見知りは成長の証です。どんなにひどい子でも3~4歳になって集団に入ると落ち着くケースが多いようです。
場所見知りや人見知りが長い…または全くない場合…
4~5歳になっても場所見知りや人見知りがひどい、または初めて会った人にもべたべたと近寄って抱っこをせがんだりする場合は、(脅かすわけではないのですが)『発達に偏りがある』という指標かもしれません。専門家に診てもらった方がよいと思われます。小児科や児童精神科に行きましょう。
今日もお付き合いありがとうございました。
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