双子・発達障害児の育児ブログ

8歳双子(女女)育児中の専業主婦です。自閉症スペクトラム、知的障害の我が子達の様子や施設の口コミ、書評などのブログです。よろしくお願いします。

私の本棚『エドテックが変える教育の未来』の紹介。

こんにちは、ゆうです。

 

今日も、本の紹介です。今日の本は、親としてはMUST本です。とくに発達障害児の親は絶対に読んでおいて損はないと思います。さぁ、この本の内容に驚く準備はできましたか?

 

目次

 

本の紹介『エドテックが変える教育の未来』

EdTechが変える教育の未来

EdTechが変える教育の未来

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エドテックとは?

教育×テクノロジーのことです。テクノロジーの発展が、教育にどう影響するのかをこの本で学びましょう。

 

テクノロジーで教育(学び)はどう変わるのか?

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個別最適化教育

現在の学校では、個別教育がなされていません。先生が1人40人弱の生徒が同じ教材で、同じような進捗で学びは進められています。

 

しかし、テクノロジーが進化すると、アダプティブラーニング=個別に最適な教育を受けることができます。つまり、周りの子供との勉強の進み具合は気にせず、自分のペースで習熟度に合わせた学習コンテンツや学習方法を選択できるということです。

 

受験のない世界がやってくる

クラウドやリンクトインを用いて、学習履歴が残るようになります。学習履歴を見れば、その人が何を学んできたかわかるので、先生は共有されたものを見て、生徒にアドバイスをしていくという役割に変化していくでしょう。実際にアメリカなどではこの方法が取り入れられているようです。そして、学習歴の共有が主流になれば、『受験』がなくなります。学習歴を見れば、理解度が測れるからです。学歴社会はもう終わりに近づいています。これからは、学習歴が重要視される時代がきます。

 

ブロックチェーンで改ざんができない社会

さらにテクノロジーの発展により、個別に学習歴を保存しておけるので、学歴を偽ったりすることができなくなるメリットがあります。

 

テクノロジーが発展することで障害児や障害者は学びやすくなるのか?

答えはYesです。一斉授業を受けなくてもよい時代が必ず来ます。今現在でもやろうと思えば、学校へ行かずにインターネット上で必要な情報を取ることは可能です。学校ではインターネットで学べないような『人間関係』を学べればそれでよいのです。(個人的には、別に学校でなくてもよいと思っています。)

 

授業中に立ち歩いて問題視されてしまうADHDの子供も、学習障害で文字が書けない子供も、周囲の人の気持ちが汲み取りにくい自閉症児も、テクノロジーが発展すれば個別に勉強を進めていけるのです。そして、受験がない世界ですので、安心して学習を進められるのです。

 

今後、どのような人材が必要とされるのか?

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今後は、『国語』『算数』など教科ごとに勉強していく事はされません。STEAM(s)教育*といわれますが、文理横断の探求に変化していくでしょう。つまり、問題を解決するためには、あらゆる教科・あらゆる領域を超えて、学習者が試行錯誤していけるかどうか?という事が求められます。

(*STEAMS S科学 Tテクノロジー E工学 Aアート M数学)

 

たとえばですが、『料理』は今後の教育のいい教材だなぁと思っています。料理には、企画、準備、買い物、保存、調理、食事、片付けなどあらゆる教科が詰まっていると思いませんか?文字が読めないと買い物に行けないし、算数ができないと分量を間違えますよね?盛り付けやお皿を選ぶ作業もArtの世界に入ると思います。焦がしてしまったら次はどうする?など問題解決能力が養われること間違いないですよね。

 

これからの時代は身近な問題をあらゆる教科を用いて、試行錯誤して解決できる人が必要とされます。

 

 

 

 

障害児の親の私達は何ができるのか?

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テクノロジーの発展は止めることができません。私達が幼い頃、『スマホ』なんて想像できませんでしたよね?それだけテクノロジーは急速に発展しています。私達の親世代は自分がやってきたことを子供に教えるだけでよかったかもしれません。しかし、私達の世代は過去に学んだ知識や技術だけでは暮らしていけません。私達の知識や技術は子ども達にとってはもう古いものになっているのです。

 

ですので、私達は『時代の変化を読み取ること』、『社会が変化し、求められる能力が変わってきていることを知り、新しいテクノロジーが私達の生活を変え始めていることを意識すること。』が必要です。とにかく『いつでも学ぶ姿勢を忘れないこと』と私は解釈しました。

 

この本の中に出てくる世界最高齢のプログラマーの若宮正子さんの言葉がとても響いたので、共有しておきます。

『今の子ども達はお腹が空いていないの(学びたいという意欲がない)に無理やり食べ物(教育)を与えている状態になっている。保護者が10年、20年後、どんな世界になるか知らないといけない。今の延長だと思ったら、子供も親も不幸になります。』

 

私達が今、すべきことは何でしょうか?

 

まとめ

エドテックが変える教育の未来を紹介させていただきました。テクノロジーの発展で教育はがらっと変わります。私達が過ごしてきた学生時代と子ども達が過ごす学生時代は全く変わります。それを親が理解しておきましょう。

 

 

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

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