赦し、信じて、手放すブログ

自己理解コーチ/アドラーELMリーダー/言語聴覚士/小5双子の母。助けてと言えずうつ病⇒どこを助けてほしいかわからない⇒自己理解⇒他者理解⇒世界で1番幸せな母。 教育に自己理解を組み込むビジョンを掲げている八木仁平さんに共感し自己理解コーチとして邁進中。 全人類に本物の自己理解を。

チャレンジタッチは発達障害児と合う?スマイルゼミとの比較も

タブレット学習で今、一番人気と言われているチャレンジタッチ。発達・知的障害がある我が子の特性に合っているのか?気になる方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、
・チャレンジタッチの特徴
・発達障害の子どもを持つママに教えてもらったチャレンジタッチの口コミ
・チャレンジタッチとスマイルゼミの比較
をご紹介します。

 

 

チャレンジタッチの学習方法と特徴


まずはチャレンジタッチの特徴から見ていきましょう。

 

進研ゼミのベネッセが提供するタブレット学習

みなさんは「しまじろう」などのキャラクターが登場する進研ゼミをご存じの方が多いかと思います。子育てをするママなら、一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
チャレンジタッチは、その進研ゼミでお馴染みのベネッセが運営する小学生向け通信学習サービス。「進研ゼミ小学講座」と違うのは、タブレットを使って勉強を進めていくという点です。

 

タブレット学習は子どもにとってメリットが大きく、

・イラストや動画で学べるので楽しく取り組める

・書字が苦手な子でも回答方法が選択回答なので成功体験を残しやすい。

・授業と違って自分のペースで落ち着いた場所で学習を進められる

・授業の予習・復習に見守る時間がない親でも、自主的に取り組める仕掛けがあり!

などが挙げられます。

 

発達障害のある子、特に視覚優位の子には、特性に合う勉強法としてタブレット学習は人気。その中でもチャレンジタッチを使う子は多いようです。

 

チャレンジタッチの特徴

(引用:https://sho.benesse.co.jp/new1/touch/

キャラクターがたくさん登場して「勉強感」のない楽しい雰囲気。

・好奇心をそそるコンテンツが多い。

動画、イラストが多く感覚的に勉強できる

・続けやすい設定が散りばめられている。
選択回答が多く書字が苦手な子でも学習しやすい

アラーム設定ができ、学習時間を子どもにお知らせできる

・チャレンジタッチとスマホを連動でき、子どもの学習状況を把握できる

親にメールを送る機能が付いている

・ポイントを集めてご褒美をゲットなど、仕掛けもたくさん

・ご褒美グッズが多く、コスパよし

 

学習に特化するというよりも「わかりやすく、楽しく」学べるようにできています。

 

単なる勉強するだけのタブレットではなく、メールが送れるのも面白いポイントですよね。

チャレンジタッチを使っている方の中には、メール機能があるために続けていることもあるようです。

 

他社タブレット学習と比べて

チャレンジタッチはとにかくエンターテイメント性が高い!という印象です。子どもをワクワクさせる仕掛けがたくさん付いています。

 

価格は?

<新1年生講座>
12カ月一括払い        
3,180円/月(支払合計38,160円)  

6カ月一括払い

3,530円/月(支払合計21,180円)    

毎月払い

3,930円/月
※2022年4月現在

 

こちらは小学1年生の価格です。学年が上がるごとに料金も上がります。支払い方法は3種類あり、12カ月一括払いが最もお得となっています。

*年度始まりの4月には「4月スタート特別号」があり、ひと月分の受講料がおよそ半額になるキャンペーンも実施されていました。始めるなら学年が上がる春までがおすすめです。

 

 

始める時に気を付けて!

進研ゼミ小学講座ではいつでも途中退会できますが、チャレンジタッチの場合最短2カ月は続けなくてはなりません。また、6カ月未満で退会すると「学習専用タブレット」の代金が9,900円かかるので注意しておきましょう。

 

チャレンジタッチのデメリット

・難易度の高い学習はできない

・勉強を早く済ませたい子には向かないことも

・教科ごとに学習する学年を選ぶことはできない

 

他社と比較すると、チャレンジタッチはやさしい問題が多く、一つの教科を深く学ぶことはできません。

教科ごとに学年を超えて受講することも難しいため、もしレッスンについていけない場合は「全教科ひとつ下の学年に下げる」ようにしないといけません。

発達障害のお子さんの中には、吹きこぼれ・ギフテッドと言われ、ある分野は突出している子もいらっしゃると思いますが、そのような子には、対応が難しいようですね。


ただし、国語・算数に限っては無学年学習が始まっています。(2022.4月現在)

sho.benesse.co.jp


さらにタブレット端末でよく聞かれるデメリットである「漢字の書き取りなどの文字判定がうまくいかない」点も、チャレンジタッチでは判定モードを変更して使えます

 

不正解を自身で受け入れられず、怒ってしまう子を時々見かけます。そのような子には、判定モードをやさしいに変更して、成功体験を積むことが大事だなと思います。

(引用:https://blog.benesse.ne.jp/hattatsu/sp/2020/02/post-40.html
使い方に慣れるまで時間はかかりそうですが、機能を使いこなして我が子に合う勉強ペースを見つける必要がありそうです。

 

発達障害のあるうちの子。チャレンジタッチできるのかな?

チャレンジタッチの特徴を知ったら、気になるのが「発達障害のある子でも使えるのかな?」という点。今回は、実際にチャレンジタッチを使っていた発達障害のある子のママからもお話を伺ってきました。

 

チャレンジタッチは「発達障害の子ども向け学習」ではない

前提として、チャレンジタッチは発達障害の子向けの学習ではありません。

専用教材ではないとはいえチャレンジタッチでは発達障害のある子の学習に向けて、さまざまな工夫があります。

blog.benesse.ne.jp


こちらのブログは、進研ゼミ小学講座「発達障害支援サイト」。子どもの特性に合わせた学習方法を提案してくれるので、「いざチャレンジタッチを申し込んだけど、我が子が使えるかわからない。聞きたいこともたくさんあって困る…」と悩む方にとって強い味方です。

 

実際に使ってみたママの口コミ

実際にチャレンジタッチを使っていたLD(学習障害)を持つ子のママに話を聞いてみました。リアルな口コミを見てみましょう。

 

チャレンジタッチの良かったところ

息子は読字障害があるため、授業や塾のレッスンは苦手です。タブレット学習も文字を読む必要があるのですが、チャレンジタッチは設問を読み上げてくれるので息子一人でも勉強ができました。これまで書き順を教えるのに私が付きっきりでしたが、映像と動画で解説してくれるため、自分ひとりで理解ができ息子の自信につながったようです

 

チャレンジタッチは専用教材ではないけれど、特性のある子にも続けやすい工夫が多いようです。特に「勉強嫌いの子」でも楽しく学べるのは嬉しいポイントですよね。親が付きっきりでなくても子どもが自主的に勉強できるようになり、自信につながる…という好循環もメリットのひとつです。

 

口コミの中には、文字が書けない・読み書きが苦手という子にも「できた!」が引き出せたというものも。

 

漢字の学習をチャレンジタッチでやっているという子もいました。

SNSをチェックする限りでも、発達障害のある子にとってチャレンジタッチはやりやすい!という好意的な口コミは多い印象です。

 

チャレンジタッチの残念だったところ

一方で、お話を伺った子は現在(2022年4月時点)チャレンジタッチを退会しています。その理由もお聞きしました。

一つのトピックばかりに執着してしまい、幅広く勉強することができなかったからです。年齢が上がるにつれてチャレンジタッチの楽しい雰囲気に合わなさを感じたのか、興味もなくしていきました。親からみる気になるポイントは、タブレット以外の教材も多く管理が大変なところ。冊子ドリルや付録、ご褒美グッズなどを保管するのは正直大変です

特に発達障害のある子だと、読み書きが苦手で冊子は一切使用していないという口コミも多いです。

この点もママとしては「月謝がもったいない…」と感じてしまうかもしれません。


また、タブレット学習で気になるのがタブレットの使用感です。

2022年4月以前はチャレンジタッチのタブレットは「手が画面に触れると反応しない」「筆圧感知がない」「起動・動作がやや遅く、子どもがストレスを感じる」といった口コミも見られました。お話を伺ったママにもタブレット使用感を聞いてみましたが、「全体的に白っぽく、衝撃にも弱い印象」だそうです。
ですが、2022年度新1年生からチャレンジタッチは高性能タブレットに変更しています。 

(引用:https://sho.benesse.co.jp/new1/newtablet/
最新モデルのチャレンジパッドネクストは手をついて書くことができ、強度や精度もアップしているのだそう。筆者の子どもは年長さん向け「じゃんぷタッチ」を受講していますが、5歳のアクティブな子どもの動作でも壊れずしっかり動いてくれる、高性能なパッドです。

(今回、管理人でなく、ライターさんに書いていただいております)

 

チャレンジタッチ・スマイルゼミの比較早見表

タブレット学習といえば、多くの方が利用しているのが「チャレンジタッチ」それから「スマイルゼミ」です。
スマイルゼミについては詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね▼

www.syuhutago25.com

 

この2つで悩むママはとても多いもの。それぞれ比較してみましょう。

  チャレンジタッチ スマイルゼミ
運営元 ベネッセコーポレーション ジャストシステム
対象年齢 年長(じゃんぷタッチ)~小学6年生 年少~中学3年生
対象教科 年長~小2:国語・算数・英語
小3~小6:国語・算数・英語・理科・社会
国語・算数・英語・社会・理科+4科目
特徴 ・選択式が多い
・動画、音声解説が多い
・難易度が低い
・遊び要素多め、エンターテイメント性が高い
・添削指導あり
・国語、算数のみ無学年学習あり
・記述式が多い
・つまづき探知機能あり
・「書き」に特化している
・無学年学習あり
・受講中は何年経っても復習できる
料金 <新1年生年払いの場合>
3,180円/月
<新1年生年払いの場合>
3,278円/月
タブレット料金 初回のみ無料
※6カ月以内退会の場合タブレット料金9,900円がかかる
10,978円
※1年経過でタブレット料金の請求はなし、その後タブレットは使用できる

 

チャレンジタッチ

楽しく勉強を始めたい子向け、勉強習慣を作るきっかけにもなる

 

スマイルゼミ

しっかり勉強を進めたい子向け、その子の特性を伸ばす学習ができる

どちらも発達障害のある子向け専用教材ではないため、合う・合わないは子どもの特性によって分かれそうです。とはいえチャレンジタッチは人気が高く、サポートも充実しているなと感じました。ただし、しっかり深く勉強したい・長く続けたいのなら、スマイルゼミの方が合う子もいるでしょう。

 

まとめ

気になるママも多いチャレンジタッチ。特に「発達障害のある我が子にもできるの?」と悩む方は多いです。
チャレンジタッチは専用教材ではないとはいえ、楽しい雰囲気で勉強嫌いの子にも受け入れられそうなタブレット学習ができます。勉強の進め方にママがつまづいたら、お悩みを解決できる専用サイトがあるのも心強いですよね。タブレット端末も新しくなるなど…これからもチャレンジタッチは利用者の声を聞いて、進化していきそうな気もします。
タブレット学習はさまざまな理由で勉強が進まない子のための、強い味方。我が子の特性に合う方法で勉強を進めていきましょう。

 

今日もお付き合いありがとうございました。

ママはいつでも100点満点!!

 

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言語聴覚士という専門家だった私が、発達障害児・双子を育ててみて、わかったことは3つ。

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この記事を書いている私はこんな人。

小3双子の母。言語聴覚士。子どもは不登校だけど、世界で一番幸せな母。

長女は、軽~中等度知的障害、自閉症スペクトラム。週2フリースクール。音楽、ダンス、料理、読書と多趣味。

次女は、軽度のADHD・自閉症スペクトラム。公立小学校の授業を自分で選択し、部分登校している(ハイブリットスクーリング)。ipadのゲームが生き甲斐。

子育て中に、アドラーの心理学を学んだり、教育移住を経験し、『人との対話』が世界で1つの家族の幸せに辿りつける方法だと気付く。 ”置かれた場所で咲きなさい”ではなく、”咲ける場所を探していこう”という子育てスタンスで、学校と学校外の学びの場を重要視している。 発達障害・知的障害児の子育てをしているママ達が幸せな人生を送り、育児を楽しめるようにお茶会・コーチング・コンサル・講座を開催している。  

 

 

ママは、いつでも100点満点!!今日も頑張りすぎずにいきましょう!