「ちくちく言葉」――耳にすると、心がチクっと痛む言葉のことです。
子ども同士の会話の中で、知らず知らずのうちに使われてしまうことも多いですよね。
今回は、小学2年生の頃の娘が体験した出来事を通して、子どもが「ちくちく言葉」とどう向き合ったのか。そして、親としてどんな声かけができるのかをご紹介します。
■ 小学2年生の娘が体験した「ちくちく言葉」
ある日、いとこの5歳の男の子とボール遊びをしていた娘。
その子は大好きな戦隊ヒーローになりきって、
「このやろー!ぶっころーす!」
と、元気いっぱいに叫んでいました。
突然のその言葉に、娘はびっくり。
何も言わずに、ふっと遊びから離れてしまいました。
家に帰ってから、ポツリとこう話してくれたのです。
「ちくちく言葉は嫌だなって思った。だけど、言ってもわからないかなと思って、黙ってたの。」
■ 娘の心の中にあった“やさしい意図”
この時、娘は「ちくちく言葉は嫌」と感じつつも、相手がまだ幼稚園児で、戦隊ごっこが楽しい年頃だと知らなかったのです。
自分の気持ちよりも、「言ったら傷つけるかもしれない」と考えて、黙っていたのでした。
それは、相手を思いやる、優しい気持ちの表れ。
ですが一方で、自分の気持ちを我慢してしまったとも言えます。
■ これから大切にしたい「自分を守る言葉」
この体験から、私は娘にこう伝えました。
「〇〇はその言葉言われるの嫌だな、って自分を守れる言葉をこれから覚えていこうね。」
嫌なことは「嫌だ」と伝えてもいい。
相手を否定するのではなく、「自分はどう感じたか」を伝えることで、お互いが気持ちよく過ごせるようになり、自分もOK,相手もOKのコミュニケーションを取ることができるようになります。
■ 親としてできるサポートは?
-
「嫌な気持ち」を言葉にする練習を一緒にする
→ 例:「その言葉を聞くと、私は悲しくなるな。」 -
相手を責める言い方ではなく、自分の気持ちを伝える方法を教える
→ 「やめて!」ではなく「私はこう感じるんだよ」と伝える練習。 -
小さな「言えたね!」を認める
→ 勇気を出して伝えられたときは、すかさず「言えたね、すごいね!」と声をかける。
ネガティブな気持ちを表現してくれた事だけでも、とても素晴らしいことだということが伝われば幸いです。
まずは、自分を大事に。自分を愛する。そこから始まります。
■ 最後に
「ちくちく言葉」は、子どもたちの世界では避けられないものかもしれません。
でも、その中で自分の心を守る方法を知り、相手を思いやる気持ちも育てていけたら素敵ですよね。
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