こんにちは、山田です。
久しぶりに発達障害児ママさん(Cさん)とのセッションをしたので、その報告とコーチングセッションをご覧いただこうと思います。
発達障害児を育てるママさんは、毎日不安や焦燥感に駆られていると思います。
そんな不安や焦燥感を少しでも楽にできる対話やコーチングができたら私としてはとても嬉しいです。
先日、私の講座を受講してくださった方からこんな質問を受けました。
要約するとこんな感じですね。
「DCDの特性がある子どもが運動全般が苦手で友達の輪に入れず自信を失っている。ボール嫌いだが運動を通じて苦手意識を減らし友達と関われるようになってほしい。バルシューレが合うかアドバイスが欲しい。」
バルシューレについてはこちら
DCDの記事はこちら
1,誰の課題か?
まず、アドラーの心理学を基に、課題の分離をしてみましょう。
・友達との共通の話題がない、楽しさを共有できないのではないかと思ってる。
・皆の輪に入れなくて、自信を失うのでは?と思っている。
・苦手意識軽減をさせたい。
さて、これは誰の課題でしょうか?
これは、すべて【Cさん=親の課題】です。親が解決すべき課題になります。
一方、子どもの課題はどこにあるでしょう??
・皆の輪に入りたいと思っているでしょうか?
・友達と共通の話題で楽しさを共有したいと思っているでしょうか?
・苦手を克服したいと思っているでしょうか?
Cさんのお話を伺うと、お子さんの課題はほとんどないことが判明しました。
お子さんは、「ドッジボールとか嫌。ドッジボールやってる子の気が知れない。」とのこと。
もしも、ここで、「みんなと遊びたい」というような要望があった時には、共通の課題になりえます。
その場合、どうして、皆と遊べていないのか?原因を追究していく必要があります。
①運動が苦手という意識からなのか?
②恥ずかしい、見られたくないから入りたくないのか?
③他の遊びをしたいのか?
それぞれにアプローチ方法が変わるので、「皆と遊びたい。でも遊べていない現状の原因は何か?」を探っていきましょう。
ここでは、詳しくは割愛しますが、
①運動が苦手という意識からなのか?→専門家に相談し、運動機能評価してもらう。
②恥ずかしい、見られたくないから入りたくないのか?→できないは恥ずかしいことではないという認知の書き換え。どのぐらいなら恥ずかしくないか?段階を設ける。
③他の遊びをしたいのか?→その遊びから、皆と繋がれる方法はないか?学校の先生に相談する。
などの対応が考えられます。
2,価値観・才能の発見
では、話をもどして、Cさんの課題の整理をしていきましょう。
「もう4年生だし、あれこれ言う時期は過ぎたけど、やっぱり【自信】っていうベースがないと、この先進んでいけないんじゃないか?」とのこと。
なるほど。
Cさんご自身、生きていく時に大事にしたい価値観として、【自信】というワードがありそうです。
そして、人間関係の中で自信をつけた過去があるのかもしれませんね。Cさんの人間関係構築力の高さが伺えます。
自信のつけ方には、34通りあると私は思っています。
あなたの【自然とできること=才能】の部分です。
才能をそのまま使えば、自然と結果が出て、自信になりえます。
価値観や才能の話は、自己理解プログラムでお話しています。
3,べきねばならぬの発見
さて、Cさんはどのようなべきねばならぬを持っているでしょうか?
・友達のコミュニティに入りやすくなるために、苦手なことも少しは体験しておくべきである。
・自信をつけるためには、友達と共通の話題を持っておくべきである。
・自信をつけるためには、友達と楽しさを共有すべきである。
→苦手を少しでも克服し、共通の話題をもって、楽しさを共有できれば、自信が持てるはずである。
こういう思い込みがありそうですね。
4、親ができることは何だろうか?
何度も何度もいいますが、子どもがやりたいと言わない、やりたそうにしない限り、こちらがどうアプローチしても、課題の肩代わりになるだけで、根本的には解決はしません。
ですので、親ができることとしては、
①自分で問題・課題だと思う瞬間を待つ。
②待つ間はヘルプが出しやすい環境を整えておく。
③子どもの入力や出力しやすい方法を知っておくこと=得意を見極めておくこと。
④好きを極めさせること。
⑤好きを極める環境を整えてあげること。
この5つに集約されるのかなと思っています。
Cさんの場合、お子さんは、外で遊ぶよりも、本を読んだり、心について知りたいとのことで心理学に興味を持っているそう!!すごいですよね!!
夏休みに、発達障害のことを自由研究でやったそうです…!!
私は、「そこを伸ばしてあげてほしい」と伝えました。なぜなら、好きを極めさせると、すべてが繋がっていくのです。
自信、繋がり、達成、子どもが大事にしたいと思うであろう価値観にすべて繋がるのです。
私の友人の美容師さんのお子さん(当時小学校5年生)で、魚が大好きで、とにかく毎日魚を釣って、食べてを繰り返していた子がいたそうです。子どもが好きというので、毎日のように市場へ繰り出していたそう。その子は、自分の好きをインスタグラムで発信し、全世界に魚好き友達を作ったり、デパートなどのマグロの解体ショーに呼ばれたりしているそうです。信じられます?小学生ですよ?
この子のお母さんがやったことは、上記の5つではないでしょうか。
もう一度確認しておきましょう。
①自分で問題・課題だと思う瞬間を待つ。
②待つ間はヘルプが出しやすい環境を整えておく。
③子どもの入力や出力しやすい方法を知っておくこと=得意を見極めておくこと。
④好きを極めること。
⑤好きを極める環境を整えてあげること。
親はね、「不安だな、心配だな」ってぼやいてればいいんですよ。
そう、ぼやくのが仕事です(笑)
ただ、子どもの好きを極めつつ、やりたいと思った瞬間に選択肢出せるように対策をしていく。
これが一番大きな愛情ではないでしょうか。
まとめ
運動不得意な子どもに、運動させた方がいいの?という内容でしたが、課題の分離をすることで、親の課題をどう解決するのかを紐解いていかせていただきました。
親ってできること少ないですよね。親は、自分自身の人生を生きること、そうすれば子どもはちゃんと見てますから。
あなたも私も、きっと大丈夫。
子どもの得意を見つけたい?子どものサポートブックを書く前に、自分のトリセツを作ってみませんか?親のトリセツが出来上がれば、自然と自分の得意な方法で子育てできるようになります。そして、何より、子どもにも同じ方法で「本当にやりたいこと」を見つけてあげられます。
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