こんにちは、山田です。
今日は、「すべては子どもたちの学びのために」という本を読んだので、数回に分けて解説と感想を綴りたいと思います。
- 4年生の約半数が読み書きについていけていない
- 「10歳の壁」はやっぱりあった
- 「読めない・書けない」がすべてを止める
- 非行は「やりたくてやっている」わけじゃない
- 気づかれないまま取りこぼされていく
- 原田先生のすごさは「行動」にあった
- 早期発見が未来を変える
- 「できない子」ではなく「気づかれていない子」
- vol.1まとめ|子どもの未来を分けるのは大人の気づき
- おかげさまでベストセラー!
- SNS発信
今回読んだ本はこちら。
特に衝撃だったのが、学習の遅れに関するデータです。
4年生の約半数が読み書きについていけていない
本書の調査では、「読み書きの基礎を80%以上習得しているか」を基準にしたとき、
・1年生:90%
・2年生:80%
・3年生:60%
・4年生以上:約半数
という結果でした。
つまり、
→ 4年生になる頃には、半分近くの子どもが読み書きでつまずいている
という現実です。
これは正直、かなりショックでした。
「10歳の壁」はやっぱりあった
この結果を見て思ったのは、
→ これが「10歳の壁」なんだな
ということです。
学習内容が抽象的になり、それまでの感覚的な理解では追いつかなくなる。
そのタイミングで、→ ついていけない子が一気に増える
この流れが、はっきり見えました。
「読めない・書けない」がすべてを止める
さらに重要なのは、
→ 「読めない・書けない」は、すべての教科の理解に影響する
という点です。
・問題文が読めない
・意味が理解できない
・書いて表現できない
こうなると、
→ 学習意欲が下がり、学びから離れていく
最初は小さなつまずきでも、それが大きな差につながっていきます。
非行は「やりたくてやっている」わけじゃない
ここで思い出したのが、
「ケーキの切れない非行少年たち」です。
この本では、
→ 非行は「やりたくてやっている」のではない
というメッセージを当時私は受け取りました。
・理解できない
・うまくできない
・どうしたらいいかわからない
その中で、
→ 手っ取り早く注目を得られる方法として非行に向かう
つまり、
→ 問題行動の前に「理解のつまずき」がある
ということです。
気づかれないまま取りこぼされていく
今回の内容と重ねたときに感じたのは、
→ 多くの子どもが気づかれないまま取りこぼされている
ということでした。
・できない理由が理解されない
・本人もどうしたらいいかわからない
・周りは「やる気がない」と捉える
そして、
→ 自信を失い、学びから離れていく
アドラー心理学の子育ての心理目標と行動目標を思い出してみましょう。
それは「ありのままの能力で他者に貢献する」です。
アドラーのこの目標についてはこちらをご覧下さい。
これでは、この目標に向かっていけません。
まず、ありのままを認められること、ここから始まるのに、10歳やそこらでこれが達成されない子どもがどれだけ多いことかと、私も大きな壁を前に愕然としました。
原田先生のすごさは「行動」にあった
でもこの本がすごいのはここからです。
原田先生は、この現実を受け止めた上で、
→ 三次的支援システムを導入したところ。
三次的支援システムとは
・一次支援:全体への授業改善
・二次支援:つまずき始めた子への早期対応
・三次支援:個別支援
ここで大事なのは、
→ つまずいた後ではなく「つまずきかけ」で動くことです。
早期発見が未来を変える
今回読んで強く感じたのは、
→ 早期発見の重要性
つまずきは、早いほど小さい。
・少しのサポートで戻れる
・自信を失わずに済む
でも気づかれないと、
→ 差が広がり、戻るのが難しくなる
「できない子」ではなく「気づかれていない子」
ここは考え方を変えたいところです。
→ 「できない子」ではない
→ 「まだ適切に支援されていない子」
この視点に変わるだけで、関わり方は大きく変わります。
vol.1まとめ|子どもの未来を分けるのは大人の気づき
今回感じたのは、
→ 子どもの問題は突然起きるわけではない
ということでした。
→ 小さなつまずきの積み重ね
そして、
→ それに気づけるのは大人だけ
・違和感に目を向ける
・早い段階で関わる
この積み重ねが、
→ 子どもを取りこぼさないことにつながる
と感じました。
ぜひ、ご一読ください。教育の常識が変わります。
おかげさまでベストセラー!
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