今日は、自閉症児との関わり方を一般の方向けに解説したいと思います。発達障害をお持ちのママさんは既知ですが、意外と我が子の周りは関わり方を知りません。
『こういう時は、こうしてほしい』と簡潔に言えるように、私自身も練習したいなと思い、記事にしました。
目次
そもそも自閉症って何?
脳機能障害です!親の育て方が悪いわけではありません。
(外国では、予防接種が原因だと言われるらしいですが都市伝説です。)
特徴は?
3つの特徴があります。これを『ウィングの三つ組』といいます。
①社会性の違い…他者と適切にかかわることができない
②コミュニケーションの違い…相手の言っていることの理解や気づきが遅い。表現も苦手。
③想像力の違い…予想するのが苦手なため予定外のことが起こると弱い。こだわりがある。
知能が低いの?
ここを勘違いしている人が多くいると思います。知的障害とは全くの別物です。知的障害を合併している場合と、していない場合があります。
どのように関わればいい?
①言葉だけで話すのではなく、いろんな手段で伝えてください。


相手の言っていることを理解するのにとても苦労します。
言葉、簡単な言葉、短い言葉、ジェスチャー、実物を見せる、写真を見せる、文字で書いて見せる など、あらゆる手段を使って、伝えてください。
②予定を伝えてください。
想定外に弱く、予定が立っている方が安心する方が多いです。スケジュールは、本人がわかるように、文字や写真などを提示してください。
③感覚の偏りがあるので、集中できる環境が限られます。
感覚過敏がある方がいます。(聴覚過敏、視覚過敏、嗅覚過敏、視覚過敏、味覚過敏)
聞こえすぎる場合には、専用のヘッドホンなどをして、不必要な情報をカットしないと脳がパンクしてしまうのです。
④話しかける時は、肯定形でお願いします。
『~しちゃだめだよ』と相手が軽く注意したとしても、それは、自閉症児にとっては『怒られた!』と怒られた事実しか残りません。否定形はなるべく使わず、肯定形を使って話かけてください。
例)走っちゃダメだよ→歩いてね
⑤フラッシュバックがある方もいます
過去の嫌な出来事を鮮明に思い出して、パニックに陥ることもあります。そのような時には、過去のことは掘り下げず、落ち着いた時に『今』の話をしてあげてください。
例)少し落ち着いたら、『今から、アイスを食べましょう』など。
まとめ
自閉症児との関わり方をまとめてみました。
①言葉以外の手段を使って伝える
②予定を伝える
③感覚過敏がある
④話す時は肯定形を使う
です。
この程度であれば、園や小学校の先生にも伝えやすいのではないかと思いながら、書いてみました。
『先生たち大変そうだから、言いにくい』?
目が悪い子に、眼鏡をかけさせない対応と同じです。障害児には、それぞれに合った対応を受ける権利があります。
見えにくい障害ではありますが、メディアのおかげで『発達障害』の認知度は高まっています。しかし、対応方法まではまだ行き届いてないと思います。大海原の一滴でもいい。発信し続けたいと思います。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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