こんにちは、山田です。(しれっと名前変わりましたw)
今回は、自閉症児・知的障害児の我が子達の旅行についてまとめたいと思います。
私自身が旅行が好きで、1か月ぐらい都内から出ないと禁断症状が出始め…(笑)、すぐに現実逃避に走ってしまいます。
しかし、我が子達は、静かにできない・じっとしていない自閉症児…そんな双子を抱えて、私一人がどうやって旅行をしているのかをお伝えできたらいいなと思います。(ちなみに我が家は車なしなので、すべて公共交通機関での移動です)
・自閉症の子どもと一緒に旅行したい
・旅行中気を付けている事は何か知りたい
・旅行前後にやることが知りたい
我が子の知的・自閉症児の特性
長女(8)=軽度~中等度知的障害、自閉症。発話はあるが、エコラリアが多い。構造化していないと、不安を覚える。事前に予定を確認しておけば、その通りに動ける。
睡眠は安定。食事はなんでも食べる。
次女(8)=自閉症、ADHD、不安障害。乗り物酔いがひどく、バスに乗れない。乗れるのは、電車・新幹線のみ。新幹線の場合は2時間以上は難しいので一度下車。
睡眠は安定。食事は過敏さあり、食べられないものが多い。
5分で完結します♪よろしければお付き合いください^^
自閉症・知的障害児の双子と旅行(自家用車なし) in新潟・越後湯沢編
1月に行った新潟旅行を例にしたいと思います。
行先は、『越後湯沢駅』の湯沢高原スキー場!!
ここは、めちゃくちゃおススメです!!
次女はバス・タクシーに乗れないので、駅近が必須条件でした。
まず先に結論…
仮説を立てた者が、最後に笑う。
ポイントは3つです。
①旅行前のチェックで全てが決まる。
②旅行中はとにかく楽しむ。
③旅行が終わってから〇〇をやると能力UP!!
1、旅行前のチェックで全てが決まる。
①スケジュールを綿密に立てる。
先ほども申し上げましたが、我が子はスケジュールが決まっていないと、『次何するの?』の連発…。
『ここに行って~ブラブラして~』が許されません!!!
『〇〇へ行って、××をする。早く終わったら、▽▽をする。』まで計画案を立てることが必要です。
②旅行のしおりを写真つきで簡単に作る。
一度も行ったことがない場所は、イメージをつけるために写真を沢山つけて、しおりを作っておきます。まぁ、グーグルのドキュメントで、シャシャッと作るので、そんな見せられるもんでもないです…^^;
③ホテルは、前日に取る。
これは、場所にも寄るのですが、今回の新潟は、旅行前日に旅館の予約をしました。
旅館などは埋まらないよりも値下げして埋めたいという想いがあるのか、『前日割引』というものが存在します。
事前の30日割引などよりは割引率は良くないのですが、急な熱でキャンセル料払うよりもこっちの方が効率的かと思います。
④荷物はとにかく少なく!
今回、一泊だったので、自分の荷物は、下着シャツとタートルネックと靴下のみ。他のものは2日間同じもの着ます。パンツ?生理用ナプキン持ってって、変えればいいので、私はいつもパンツ持っていきません(笑)
ちなみに昔は、いらない下着を着て行って、旅行先で捨ててくるっていうのをよくやってました。
化粧はしないので、化粧品もなし(笑)
財布も持っていきません。クレカと万札1枚あればよし。
コインロッカーを使う時以外は、小銭は持っていかない!
小銭こそ、重たい物の代表!!
子どもは、いつどこで汁物をこぼしたり、穴にハマったり、転んだりするかわからないので、1泊でも、双子で3着分持っていきます。
今回、そり滑りやったので、靴下を多めに持っていって正解でした。
何度も履き替えました。
⑤ホテル近くにコンビニがあるかチェック。
ホテルの朝食を優雅に食べたい?
それは、ママが一人で行った時だけの楽しみにしましょう。
子どもがいる時に、それは無理だと私は思うので、素泊まりにします。
次女は好き嫌いが激しいですが、コンビニのチキンだけは大好きなので、旅行先でもファミマやセブンがあれば、なんとか生きていけるって感じです。
ですので、毎回、食事はコンビニで済ませます。
2,旅行中はとにかく楽しむ。
旅行中に、癇癪が起こって、テンション下がることも想定内。
なるべくそうならないために、事前のプランニングが99%なのですが、もしも、癇癪が起こってしまっても、絶対に怒らず、落ち着くのを待ちます。
そして、
『この癇癪を起こしてくれてありがとう。次の旅行のための糧になったよ』と心の中で思うのです。
絶対に次の旅行は素晴らしいものになりますよ♪
3,旅行が終わってから〇〇すると能力UP!!
我が家は、旅行が終わってから、写真編集アプリなどで、複数の写真を一枚にまとめて、日付と場所を入れておきます。
すると、子どもの記憶に残りやすいようで、『新潟県に行ってスキーしたね』『あの時、ママ〇〇って言ってたね』など話し出すのです。
エピソード記憶の定着にも役立ちますし、概念化の苦手な自閉症児のコミュニケーションにおいての補助手段になると私は思っています。
なかなか言葉で伝えられない障害児。しかし、写真があれば、これだよと差し出して、コミュニケーションが広がること間違いなし!
そのきっかけを沢山作ってあげたいなと思う今日この頃なのです。
まとめ
自閉症・知的障害児の双子と旅行について話してみました。プランニングが99%を占める事、癇癪があっても次の糧にすること、終わった後にも楽しかった思い出を振り返ることの重要性などが伝わりましたでしょうか?
また続編を出そうと思います♪
こういう時どうしてるんですか?などあれば、コメントください~♪
子育て中に、アドラーの心理学と自己理解を一緒に学んでみませんか?
言語聴覚士という専門家だった私が、発達障害児・双子を育ててみて、わかったことは3つ。
1,自分という人間を知れば、子育てがしやすくなる
2,失敗敗を何度も許された人が、人の失敗を許せる
3,自分を律することができるのは、選択肢を持ち選んできた人
私が子育て中に、人が変わったと言われるのは、アドラーの心理学と自己理解があったからと自信を持って言えます。
ぜひ一緒に学んでみませんか??^^
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この記事を書いている私はこんな人。
(2023.4現在)小4双子の母。言語聴覚士。
長女は、軽~中等度知的障害、自閉症スペクトラム。ホームスクーラ-。
次女は、軽度のADHD・自閉症スペクトラム。公立小学校の授業を自分で選択し、部分登校している(ハイブリットスクーリング)。
子育て中に、アドラーの心理学を学んだり、教育移住を経験し、『人との対話』が世界で1つの家族の幸せに辿りつける方法だと気付く。 ”置かれた場所で咲きなさい”ではなく、”咲ける場所を探していこう”という子育てスタンスで、学校と学校外の学びの場を重要視している。 子育てをしているママ達が幸せな人生を送り、生き方にフォーカスできるようお茶会・コーチング・コンサル・講座を開催している。『無理』という言葉のない、自分の可能性を無限大に信じられる世界を目指す。