双子・発達障害児の育児ブログ

7歳双子(女女)育児中の専業主婦です。公立幼稚園→支援級→フリースクール。子どもの様子や発達障害についての情報を発信します。

自閉症の画家が世界に羽ばたくまで レビュー

こんにちは、ゆうです。

 

今日は、『自閉症の画家が世界に羽ばたくまで』のレビューをしていこうと思います。

こちらの本を読むのは、就学後のお子さんをお持ちの親御さんがいいと私は思います。

 

自閉症の画家が世界に羽ばたくまで 石村和徳・有希子

自閉症の画家が世界に羽ばたくまで

自閉症の画家が世界に羽ばたくまで

 

数年前にテレビで放映され、有名になった石村嘉成さん(27歳)。私もHDDに撮っていたので、存じ上げていました。石村さん親子のお話が読める!と思い、ワクワクして読み始めました。

 

 

積極的に外出した親子

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障害をもつ子どもを持つと、なかなか外出が億劫…。

公共の場で暴れだし、そこで他人に『静かにさせてよ』なんて言われた日には、もぉ外出なんかさせたくない…なんて思う親子が星の数ほどいそうです。

しかし、石村さん親子は違いました。

外出には、必ず嘉成さんと一緒にいったそうです。そこには『経験値を上げてほしい』という和徳さん、有希子さんの願い・狙いがあったそうです。

 

ある日、デパートで嘉成さんが大声で泣き始めた所に他人から

『あんたも親だったらなんとかしなさいよ』と言われた和徳さん。

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和徳さんはどんなに周りに白い目で見られても、信念を持って嘉成さんに『泣いていても始まらない』という事を伝えようとしたのです。経験値をあげようと外に連れ出していれば、こういうことは必ず起こる…と和徳さんは言います。

 

私も、この章ではとても共感しました。

障害がある子どもを家や放課後デイサービスにおさめておくだけでは社会は変わらないのでは?と思っています。

多様性を認める社会にしていこうとしているのに、なぜか障害者は障害者だけの居場所に押しやられていると思うのは私だけでしょうか?トラブルを回避したいという人間の心理が働いている証拠だなぁと思うのです。

 

私も、積極的に子どもを公園やスーパーに連れて行っています。子どもは積極奇異型なので、知らないお友達にぐいぐい近づいていきます。時々、人によってはトラブルになることもあります。お友達=人間と仲良くなるためには、最初はソーシャルディスタンスを守りつつ、笑顔で挨拶から始めよう。と私は常々教えています。

何かトラブルがあれば、それは『社会で生きていく前に経験できてよかった。将来起こりうるトラブルを解決する機会を与えてもらった』と考えます。

 

障害者がまだまだ生きづらい社会で必死に親としての課題に取り組もうとしている私達…、誇りを持っていいのではないでしょうか?

 

和徳さんの文章を読んで、私はそんな風に思いました。

 

なんでも体験させるお父さん

嘉成さんの高校卒業が近くなり、次の進路または、就職…と考えたお父様は、製パンの専門学校、ペット関連の専門学校の体験授業に出かけたり、市役所の障害者枠、はたまた、大学の受験(しかも親子で!)などを嘉成さんと挑戦していきました。

しかし、どれも、嘉成さんが嫌がったり、不合格だったり…と残念な結果でした。

お手上げ状態のお父さんは、高校でやった絵を続けさせることにしたそうです。

 

飽きることのない特技

嘉成さんは、絵を描くことに関しては、飽きる気配もなく、尽きる事のない好奇心、探求心を持っていたと言います。和徳さんもいつか飽きるだろう…と思ってみていたようですが、絵日記は日常のルーティーンになっているようで10年ほど続いているそうです。

 

思えば、我が子も、同じ本・同じ映像を飽きることなく見ていたりします。私達健常者からすると『もう飽きるだろうから違うのにしたほうがいいのでは?』と言っても、この子達は違うのですよね。そんなものを親は大事にしたほうが良いですね^^

 

少し誤解を招く表現かもしれない

最後の方に出てくる表現で気になるものがありました。

『嘉成君の自閉症はとても重く、気性が荒くていう事なんか聞いてくれない。暴れまわるとてつもないエネルギーの子だった。でも、ご両親が手を抜かず、正しい療育に取り組めば、これだけ落ち着いた大人に成長できる。(中略)ひどくて手が付けられないような子でも、こうなれる。』という箇所。

 

障害の宣告を受けたばかりの障害受容もままならない親が、この本を読んだらどうでしょうか…?

 

こんな風に療育をすれば、社会人として落ち着いて過ごせる!正しい療育をしなければ…!!と思うでしょう。こうして療育に懸命になって、その通りの成果が出なかった場合…『なんで!?どうして!?』と子どもを責め立てるでしょう。そんな自分をみじめに思うでしょう。

 

まず、障害受容をし、『この子は、この子のままでいい。』と思えたその時から本当の療育が始まると私は思います。

 

だいたい10歳前後で、感覚統合がうまくいけば、多動のお子さんは落ち着いてきます。散髪や大きい音にも、あれほど嫌がっていたのに…と思うほど落ち着きます。

感覚統合は基礎の基礎なのです。

 

その辺を考慮して、就学後の親御さん(障害受容ができた方)が読むべき本かなと思います。有希子さんのような常に一緒にいなくても、十分な療育はできます。現在は1人で頑張りすぎなくていいのです。専門家のアドバイスや児童支援の制度があります。それをうまく利用しながら、子育てを楽しみましょう。

 

感謝

このような本をお忙しい中書き上げてくださった石村和徳さん、有希子さんに感謝。嘉成さんの人生を見せてくださり、ありがとうございます。

 

ママは、いつでも100点満点!

頑張りすぎずにいきましょう!!

 

 

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

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