こんにちは、ゆうです。
今日は、子供が怖がりすぎて臆病…この先、色んな事が待っているのに乗り越えていけるの!?と心配になりますよね。この怖がりってもしかして、発達障害なのでは!?と心配なさっている方にも、受診対象かを判別していただける記事になっています。
目次
- こんなことで子供が怖がっていませんか?
- 『怖がり』は言い換えると『慎重な子』
- 健常児の怖がりと発達障害児の怖がりの違い
- なぜこんなに怖がるの?
- 健常児の怖がりの克服方法
- 発達障害児の怖がり克服方法
- 怖がりの子供に絶対言ってはいけないNGワード
- まとめ
この記事はこんな方へ向けて書いています。
◆子供がとても怖がりである
◆子供が怖がりすぎて、心配になっている方
◆怖がりから、発達障害を疑っている方
この記事を読めばこのような結果が得られます。
◆怖がりの原因、対処法がわかる
◆健常児と発達障害児の怖がり方の違いがわかる
を知ることができます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
こんなことで子供が怖がっていませんか?
・暗い所を怖がる
・動物や虫を怖がる
・雷や台風などの自然現象を怖がる
・1人で何かをすることを極端に嫌がる
__________________
・プールに浮かぶのが怖い
・トランポリンなど跳ねるのが怖い
・滑り台やブランコが怖い
・知らない場所や人と会うのが怖い
・ドライヤー、掃除機が怖い
・砂場に入るのが怖い
・海苔やお米が指先につくのが怖い
・明るい場所や強い光が怖い
『怖がり』は言い換えると『慎重な子』
怖がりな子供は、冒険や挑戦をしません。そのおかげかケガもしにくいですね。大人になってからも、石橋を叩いて渡る人になるかもしれません。それは、1人1人の個性であり『自分は世界に1人の人間なんだ』と尊重されるべきだと思います。お子さんにも『あんたは怖がりだねぇ…』ではなく、『とても慎重だね。ママは素敵だと思うよ。』とポジティブにフィードバックしてあげることで、子供は自分自身を大切に扱ってあげることができるでしょう。それは、子供の自尊心を育てることと一緒だと思います。
健常児の怖がりと発達障害児の怖がりの違い
健常児が抱える恐怖
上記の上半分の4つは、経験や想像を膨らませて『恐怖』になる場合です。健常児に有り得ます。
発達障害児が抱える恐怖
下半分の怖がり方は、感覚の偏りによる『恐怖』です。発達障害の場合、多くはこの感覚の偏りがあるために、恐怖を感じやすくなっています。こちらは小児科、児童精神科、保健所、児童相談所、子供家庭支援センターなどへの相談が必要です。
浮かぶのが怖い、滑り台が怖いなどは感覚の中でも前庭覚という所の偏りがあるかもしれません。詳しくはこちらをどうぞ。
ドライヤーや掃除機が怖い場合は、聴覚過敏が原因かもしれません。
砂場を嫌がる、指先にお米がつくのを嫌がるなどは、触覚過敏かもしれません。
なぜこんなに怖がるの?
◆多くは、親や友達が怖がるものを、怖がるようになります。親が一度でも暗い所で怖い怖い…と怯えたことがある場合、そこから色んな想像を膨らませてしまい、思った以上に恐怖心が大きくなっているのかもしれません。
◆神経質であったり、想像力豊かな子だったり、個性の違いと捉えられる場合もあります。
健常児の怖がりの克服方法
思い込みを取り除く
健常児の場合、さまざまな遊びの経験から『あ、怖くないんだな』ということを学んでいけば、大人になるまでには克服されるでしょう。迷子になったことがあるなどの恐怖体験は根深くなかなか思い込みを取り除くのは大変ですが、すこーしずつ段階を踏んで、『あ、今日は1時間1人でいれたぞ』と自信を取り戻していくことで思い込みを取り除くことができるでしょう。
沢山泣かせる
子供は怖いと感じているので、『怖いって思うんだね。泣いても大丈夫だよ。』と怖いの表現を許してあげましょう。
発達障害児の怖がり克服方法
先ほどの感覚シリーズのリンクをご覧いただければ、わかると思いますが、人は感覚を変えることはできません。聴覚や嗅覚を鈍麻にさせることって不可能ですよね?健常児とは違うアプローチ方法が必要です。
こちらの記事で、紹介している本がおススメです。
できれば、感覚過敏や感覚鈍麻のお子さんには、感覚統合というアプローチをしてくれる作業療法士さんのリハビリを受けることをおすすめしています。
怖がりの子供に絶対言ってはいけないNGワード
◆怖くないでしょ。
◆情けない!
◆男の子なんだから、大丈夫でしょ!
◆ママが小さい頃、こんなの全然平気だったわよ。
◆あんなに小さい子だってやってるのに、あなたはできないの?
先述しましたが、子供の感情を親が否定しないでください。また、他人と比べられる言葉も、子供にとっては『誰と比べているんだ!』と怒りの感情も引き出してしまうので、気を付けましょう。
まとめ
健常児と発達障害児の怖がり方の違いと原因、対処法を説明しました。健常児の恐怖も発達障害児の恐怖も『個性』と考え、1人1人が違う多様性が認められる社会になるためには、親が子供を認めてあげることが一番大事だと思います。我が子は、世界に1人です。この子を認めてあげなくて、誰が認めてあげられますか。子供より親の方が先に死ぬ確率が高いです。私達が残せるものは、『個性を認め、自尊心を育てる事』なのではないでしょうか。
今日もお付き合いありがとうございました。
お子さんのサポートブックご準備なさっていますか?
発達障害を疑ったことがある、発達障害と診断されたなら、まずはお子さんのサポートブック(トリセツ)を作りましょう!
言語聴覚士という専門家だったから言えることがあります。それは、発達障害児のママがお子さんの問題点や長所を把握できているかできていないかで伸びが全く違う…。
しかし、なかなかお子さんの問題点って見えにくいですよね。しかも、日常生活でいっぱいいっぱいでそんなものを作る余裕もない…。
そんなあなたへ、簡単に作れる!
世界で1つの我が子サポートブックフォーマットを無料でプレゼントしています!
↑クリック。
記事が参考になったと思ったら、押していただけると助かります。
Twitterでは、子育て中の気づきを毎日発信しています。
フォローいただけると嬉しいです。
ゆう@発達障がい児×双子ママ (@syuhutago25) on Twitter
ママは、いつでも100点満点!!今日も頑張りすぎずにいきましょう!