こんにちは、ゆうです。
自分の子育てに自信が持てない、子育ての軸がない気がする、子供に何を身に着けさせればいいの?…と思ったことはありませんか?私もそんな風に思っていたのですが、最近読んだ本で『これは、令和の子育て術だ!』と思ったので、本の感想と、発達障害・知的障害児を育てる母としてできることをまとめてみたので、ぜひご覧ください。
目次
- 令和の子育てに不安を感じたら読むべき1冊
- 学歴社会は終わった
- これからの時代を生きる子どもに必要な力
- 発達障害児の親はヘリコプターペアレントに変貌していないか?
- 我が子はどこまでできて、どこからが支援が必要なのかを見極める力
- 知的障害児でも味噌汁が作れる
- まとめ
こんな方々に向けて書いています。
◆子育て方法に悩んでいる
◆自分の子育て方法に自信がない
◆これからの時代を生きる子ども達に親がしてやれることは何かと悩んでいる方。
これを読めば、このような結果が得られます。
◆子育てにおいて、非認知能力が必須であると理解できる。
◆非認知能力を理解できる。
◆さらに発達障害児の非認知能力を養うためには、どうしたらよいかが理解できる。
この記事を書いている私はこんな人。
発達障害・知的障害を持つ6歳の双子女子を育てる母。元言語聴覚士。年間100冊以上のビジネス書や教育本を読み、日々、子育てをしながら、子ども達が過ごしやすい環境作りに励む。ママが一番幸せになることで、巡り巡って家族が幸せになることを証明したい。将来は、発達障害児を育てるママさんが救われる場所やツールを開発・起業したい。
令和の子育てに不安を感じたら読むべき1冊
こちらです。
「非認知能力」の育て方:心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育
2017年7月、全米の女子高校生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高生」で優勝したスカイ・ボークさん。そのスカイボークさんの母親が、ボーク重子さんです。そんな最優秀女子高生を育てた重子さんの子育て術、目を見張ります。
学歴社会は終わった
前提知識として、復習しておきましょう。
2020年から学習指導要領が大幅に改定されました。これからの時代を生きるために、英語やプログラミングをはじめ、受動的思考でなく能動的思考を身につけさせようという指導案になりました。
詳しくはこちら。
AIが飛躍的に発展を遂げている今、世界が多様化し、どんどん複雑化してきていると言われています。今現在の父・母が育ってきた環境とは全く違うものです。どんどん複雑化していくと、子ども達は前例がない状態がとても多くなります。前例がなくても、立ち止まっているわけにはいきません。自分たちで切り開いていかなければなりません。令和の今、必要とされているのは、『与えられた仕事を完璧にこなす力』ではなく、『創意工夫して問題を解決していく力』だと本書では説いています。
これからの時代を生きる子どもに必要な力
創意工夫して問題を解決するためには、非認知能力が必須であると、数年前から子育て界隈で見聞きしていました。
非認知能力とは…
主体性、柔軟性、想像力、自制心、自己肯定感、自信、回復力、やりぬく力、社会性、協調性、共感性などの総称だそうです。
色々と言いましたが、とにかく、日本のように先生が前に立って、生徒に授業をしているような一方的な指導では全く身につかないものだという風に認識してもらえればいいと思います。
発達障害児の親はヘリコプターペアレントに変貌していないか?
このように、今現在、主体性ややりぬく力が必要とされている時代に、私達発達障害児の親は、ヘリコプターペアレントになっていないだろうか?とふと疑問に思いました。
(*ヘリコプターペアレント=過保護すぎる親。子どもが転ぶ前に環境を整えてしまう親。)
私達は、健常児に比べ、できないことが多い子ども達を育てているので、普段から健常児と障害児の『差』を突き付けられます。我が子を守るために、我が子のために…『準備してあげなきゃ』『ケガするから、それはやっちゃだめ』などの発言が生まれます。その発言の下には、『我が子はできないだろう』という推測が潜んでいると思うのです。
果たして、その言葉たちは、子供の非認知能力(主体性、やり抜く力)を育てているでしょうか?
我が子はどこまでできて、どこからが支援が必要なのかを見極める力
健常児は、知識という水をボウルに溜めることができます。障害のある子は、知識という水を、穴のあいたボウルに溜めるようなものです。しかし、穴の開いている箇所と、開いていない箇所を見極め、開いている箇所には支援という栓をつけてあげる…それが、私達親がができることなのではないかと思うのです。
知的障害児でも味噌汁が作れる
我が子の非認知能力が発揮されているなぁと感じたのは、この味噌汁作りです。最近では、材料さえ用意しておけば、1人で作れるようになりました。
そう。私は、子供の『できる所』と『できない所』を見極めて、1人で味噌汁を作るという結果まで到達したのです。
我が子はできない所は…
①コンロは使えない。火の扱いはまだ慣れていないから。(挑戦中)
②熱いものは直に触る可能性がまだ残っている。徐々に学習しているが、まだ危険回避能力が低い。
我が子のできる所は…
①味噌汁の材料を選ぶ
②材料を鍋に投入する
です。
私がやった攻略法
上記を踏まえてやったことは、
①火を使わず、IH鍋を利用したこと。
②固い材料(芋や根菜類)はあらかじめ蒸しておいて冷凍しておく。(子どもが選びやすいように)
ここまでを親が支援してあげれば、子供が1人で味噌汁を作ることができるのです。
私が『長女ちゃーん、お味噌汁作って~』というと、とても嬉しそうにするのです。自分も家族の一員だ、任せてもらえるという気持ちがあるのでしょうか。このような時に、子どもの主体性って発揮するんだなぁと感じました。
まとめ
これからの時代を生きるためには、非認知能力が必要であること。この能力は先生や親からの一方通行の指導では育ちません。子どもが主体的に何かをしている時、私達発達障害児の親は子供の『できる』『できない』を見極める力が養われるのではないか…ということをお話しました。
今日もお付き合いありがとうございました。
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