赦し、信じて、手放すブログ

自己理解コーチ/アドラーELMリーダー/言語聴覚士/小6双子の母。自分が自分を大事にできる人生を✨

【不登校サミット2025】 工藤勇一氏(対談)まとめ

とりあえず、メモを残します!!!!!!

 

 


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不登校をどのように捉えているか?

生きる力…変化の激しい現代やこれからの時代を生き抜くために必要な能力や資質

 

生きる力を育てようとして、このような結果になった。

・不登校34万人

・いじめ問題

・自殺529人

・教員の過重労働問題

 

日本と韓国に主に見られる。

アメリカには不登校とカウントされる子はいない。

アジアに見られる現象。

不登校は教育システムの問題です。

 

 

2014年10月21日の日経が不登校は教育システムの問題と提起した。

 

日本は、学校教育法を定めている。文部科学省が定めている。

国が定めてない場所は、学校と認めてないので支援しない。

インターナショナルスクールに通わせたいとしたら…学費が高い。(300万とかかかる)

 

しかし、学校として国から認められた所は、安く済む。

学習指導要領を定めている。

この学校に通えないってなると特殊な子どもですってなってしまう。

 

アメリカは、親に対する義務は厳しい。

子どもをお留守番させたら逮捕。

しかし…

どんな教育を受けさせるか決めていい。

公立でも私立でもいいし、教会でもどこでもいいよ。学校に行かせなくていいよ。

ホームスクーリングが認められている。

この時点で不登校いないことがわかる。

 

不登校でいいの?受験できるの?っていう疑問が生まれる。

欧米には高校受験がない。高校まで義務教育。

高校まで受験勉強がない。欧米には学習塾がない。

日本と欧米の放課後の過ごし方が違うのが見えている。

 

大学入試も、アジアは知識偏重。

欧米は、そういう受験がない。日本におけるAO入試みたいな…論文、課外活動などが評価される。

子ども達が色んな学びを選べる。

 

ドイツでも、就学をさせないと罰せられる…が、

学びを選べるか選べないかという仕組みが違う。

教育システムのせいで不登校が起きている。

 

どうしてこんなに日本の親が不登校で悩んでるの?

本当は苦しまなくていいのに…。苦しんでいる。

不登校って、日本独特のものですよと言うとびっくりする。親御さんは自分を責めてるから。

自分のせいじゃないかっていう親が多い。

 

 

欧米の話をする。親御さんのせいじゃないよと。

日本の一般的な親御さんがどうなるか??

欧米でも日本でも学校に行かないという選択をしたのは一緒。

学校よりも家庭の方が安心だと思っている。

 

欧米の子ども達は、それだけなのに、

日本の子たちは罪悪感を持って学校にいかない選択肢を取っている。

自分を責めながら、安心な自宅を選んでいる。

これだけで子どもは辛い。

 

親が悩む。一番悩むのが母。どうしたらいいのか?慌てる。

 

積極的にアクションを起こす親が主。『行きなさいよ』『行きたくなったら行けばいいよ』

お母さんのやり方違ったかな!?

お父さんがお母さんを責めたりする。

↓効かない。

じゃあ、俺が言う。お父さんが厳しく言う。

↓さらに悪化する。

子どもは自分を苦しめている。そうなると、どこかに責任転嫁せざるを得なくなる。

学校が悪いから自分が行けなくなった、親がダメだったから…と。

お母さんは自分を責めてるので、学校を責めたりするし、お父さんを責めたりする。

全部子どもに移っていく。子どもはもっと自分を責める。

そこに輪をかけて悪いことしてるのが学校。学校も不登校が出ることに敏感。国から調査されるから。自分の責任にしたくない。問題がどんどん大きくなっていく。

 

問題だっていった瞬間に問題になる。問題が作られる。何気なく使った言葉が問題になる。受験大変だよって言った瞬間に大変になる。

この状態を問題じゃないということを取ればいい。

本人もお母さんもお父さんも学校も取ればいい話。

 

 

日本の学校教育が国連に指摘されていること。

1,過度な競争と圧力

2,画一的な教育と批判的思考力の欠如

3,生徒への多様性への対応不足

4,教師の負担へのサポート不足

 

イタリアは、フルインクルーシブ教育。

日本は受験があるから…ペーパーの点数を取るために、そういう学力をベースにクラス分けされている。

 

子どもの自由。子どもの人権がない。

受験。受験があるから画一的な教育をせざるを得ない。

だから、教室の中に多様な子どもを入れられない。この悪循環。

5年前のもの。

17~19歳の子中心に質問。

日本の若者たちの当事者意識が低い。自己肯定感も低い。幸福度も低い。

 

日本は生きる力を育てたいといいながら、生きる力を失い続けている。

生きる力とは?

主体性、当事者性、幸福度、自己肯定感

 

全部人ごと。解決する効力感も低い。誰かに解決してほしいとおもっている。

 

主体性と当事者性をどう育てるか?

大人も教員も主体者当事者として生きている

 

主体性は生まれた時から全員が持っている。

 

小学校6年ぐらいの親御さんにこんなことをよく言われる。

『言われたことはできるのに、自分で考えることができない。質問ができない。先生から聞いてくれます?』

本当は生まれた時、主体性持っている。赤ちゃんは好奇心の塊。

後天的なしつけ、教育、を受けてるうちに臆病になる。

これやっていい?許可をもらわないとできなくなる。

言われたことはできる。できることはやる。

でも、自分で何かをやるってことに臆病になっている。

 

 

企業の人事。

『いやいや指示されてない、習ってないです』っていう若者が増えている。

ものすごく手をかけすぎている。

親はいい環境で育てたい。あまりにもやりすぎると、子どもはやらされることが多くなるので、だんだん主体性がかけてくる。

うまくいかないことがあると、人のせい環境のせいにする。

勉強がわからない、先生が悪い→塾→塾の先生かえて。

 

宿題やったの?うるせーな、宿題やる気うせた!!

もっといい声かけしろ… (=サービスをもっとしろ)

 

手をかければかけるほど自律できなくなり、自分がうまくいかないことを誰かのせいにするようになる。

主体性を失い、自分も他人も嫌いになる。不幸な気持ちになる。

 

 

仲よくさせなきゃを意識しすぎて、当事者性を奪っている

子ども同士がトラブルになることを恐れすぎて、介入しすぎた。

『仲よくね。』という。借りたらありがとう。喧嘩謝って握手ね。ブランコ10やったら交代ね~。いちいち子どものトラブルに大人が介入する。

デンマークの保育士の話聞いたら、トラブルを見守る。ずーっと喧嘩を見ている。

日本の大人たちは、解決するのは大人だって勘違いする。

当事者性を失う。

 

デンマークでは、子どもがなんとかしようと努力する。

主体性が身につく。

 

主体性と自主性

日本の先生が好きなのは、

自主性…親が期待することを忖度してやる子。大人にとってストレスない子。

 

主体性…自分の頭で考え、判断し、行動すること。どちらかといえば面倒な子。

 

日本の子、挨拶、ルール守る、時間守る。大人の言う事守る。

トップアスリート…12歳ぐらいで全然違う。

コーチと子どもが対等である。

 

自己決定しているかがポイント!!!!

 

今困っている子をどう助けるか?じゃなくて、

明日勉強やってみようよ~とか、お母さん付き合うから~。

やることはこっからじゃない!!!!

 

子ども自身が『そのままでいい』のベースの上に小さい自己決定を繰り返しながら、24時間の中で、自己決定していく戦略が必要。

 

乳幼児教育をしている。自己決定をさせてない。

喧嘩した時に、A&B『あの子嫌い!!先生どうにかして!』

気持ちの受け止めはできるけど先生は何もできないよ。と言いたいけど、先生もそれができない。

学校の中でトラブルが起きると、先生のせいになっている。

解決させることが目的になっているから、

みんなが苦しんでいる。

どう支援していくか?

 

日本の教育システム変えたい所

大検(高卒認定試験)16歳で受けられる。9月11月2回。

8科目大学受ける資格が起きる。

16歳で合格しても、18歳になるまで大学受験できない。高校いったコたちが普通だから。。子どもに合った学びが平等なのに、日本は、年齢にあった学びが平等と捉えている。

 

 

高校受験。フリースクールカウントしてくれたり、成績に加味してくれる。

学校に在籍してないといけない。フリースクールに通っている子たちでも、学校が調査書書く。欧米だったら、自分で書ける。

日本は制度に制約ありすぎる。都道府県によって、内申書のつけ方違う。

東京だったら不登校は不利にならない。

都立高校は、フリにならないようにしなさい。教育委員会。

不登校の子は、評価する材料がない。調査書=内申書 9教科に全部斜線が入る。

調査書と当日の点数。得点だけで評価してくれる。

評価つけなくて結構です。不利にならない。

無理やりつけてくれといわれると、逆に不利になる。

東京、神奈川、東京都はこれでいける。

 

 

学校に行けないだけで不利にならないように東京都は整備されている。

受験できますよ、得点取れれば不利じゃないよ。推薦はできないかもだけど…

 

不登校の子は進路が狭まるって思っている人が多い。

狭まることはない。

 

 

日本の教育の目指す未来。ビジョンは?

150年前に欧米を真似してた。江戸時代安定してた。

とっても平和な国だった。江戸の文化って世界最高レベルだった。

答辞の学び方、寺子屋、藩校(合ってるかな?)、私塾にしても、教え合うスタイル。

そういう文化がトップクラス。

日本人識字率80%だった。江戸末期に!!!

イギリスでさえ20%だったのに…。

日本がそう変わらない理由は受験。高校受験。中学受験。

 

得点をとる知識偏重。

人物評価に変える。

 

受験壊れそう。壊れると思う。

 

 

日本って貧しかったけど、人が増えてたので売れまくる。

しかし現在は、全然売れなくなった。

 

1960年代は、高校進学50%、半分は高校行かない選択があった。たった15年で高校受験94%になった。経済が豊になって、皆高校いくことになった。

 

今の高校1年生、100万人。→15年後、30%の高校潰れなきゃいけない。

大学もそう。早稲田15年ぐらいで入試そのものは壊れる。

 

教育システムは壊れます。

 

得点を取ればいいをなくす。

人物評価してくれる、大学いくことだけじゃなくて、学びはネットからでも、自由に学んでいく。これから15年。教育もものすごく変わる。

 

学びを選択していく、転換期である。

その一方で、延命したいという圧力。これも自ずと変わっていく。

 

10年たつと人口1000万減る。生産人口減る。就職はこまらないけど、経済がしぼんでいく。消費が拡大しない。

主体的な人間でないと生きていけない。上司ということ聞いてたらダメになる。

変わり続けられるか??会社も教育も親も…!

 

ヨーロッパの弱小国が強い。想像創造できる子を育てなきゃってなってた。

自己決定しないと幸せになれない。

 

あの先生に出会えたからよくなった。

あの先生がいたから、ダメだった。

じゃなくて、

でも自分でやってきた。自分で自分を褒める。

 

自己決定できる環境。ぶつかること。

ぶつかるのが当たり前って教えなきゃいけない。

仲よくできないことが当たり前だよ。

 

問題作っている。仲良くできない子だよ。

ぶつかった時に感情的になるとますます離れる。仲良くできない子=問題だよ

 

教員同士

『この教育が正しい』vs『あの教育が正しい』

本当はどういう子どもを育てたいの?

『主体的で当事者意識を持った子どもを育てる。』ここは合意できる?Yes。

それを育てる手段として自分のやり方は合ってるのか?を吟味すればいい。

 

日本は対立に弱いのは、一番上で一回も握手をしてないから。

組織は、パーパスとか、全員が腹落ちする同じ目標を持っているか?それを実現するために自分たちの手段は合ってるのかどうか?吟味する。

教員たちが『あ、自分矛盾してるかも…よくないじゃんってわかる解決しよう』すると組織対話できるようになる。

 

宿題って出せば出すほど成績落ちる。日本の子は手とり足取り勉強の時間を増やされる。自主的に解決することがない。

コンピテンシー。

 

家族で目標を決めるとか?

お父さんお母さんは子どもをどう離すかが大事。

自己決定するのが目的。

 

一人で旅立っていくために親がいることを納得。楽しくなるために家族になる。

 

『孫を連れて家に帰ってこられるような関係でい続けなさい。』って言葉思い出した~。

 

 

 

うぅ走り書きですが、めっちゃ大事なこと沢山書いた!!!!!!

 

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