はじめに|誰にも言えない検索履歴
夜、小学高学年の子どもが寝たあと。スマホを開いて、そっと検索窓に打ち込んだ言葉。
「自閉症 噛むおもちゃ」
誰かに見せるつもりなんてなかった。
診断を求めていたわけでもない。
ただ、この爪噛みをどう理解したらいいのか、わからなかった。
これは、そんな検索をしていた私が、6年かけてたどり着いた一つの体験の話です。
6年間、ずっと気になっていた「爪噛み」

娘が爪を噛み始めたのは、まだ幼い頃でした。
最初は
「そのうちやめるだろう」
「よくある癖だよね」
そう思っていました。
でも、
-
年齢が上がっても続く
-
気づくと指先が赤くなっている
-
爪がほとんどない(爪の部分の半分がない状態でした)

こんな感じでした・・・。
そんな様子を見るたびに、胸の奥がざわざわしました。
注意しないと決めても、気になるものは気になる
爪噛みについて調べると、
「叱らないほうがいい」
「注意すると逆効果」
と、必ず書いてあります。
だから、私は言わないように、見ないようにしていました。
でも正直に言うと、
-
見つけるたびにドキッとする
-
心の中では「まただ…」と思ってしまう
-
何も言わない自分を褒められない
そんな日々でした。
「なにか代わりになるものがあるんじゃないか」

あるとき、ふと思ったんです。
爪を噛むのを
やめさせたいんじゃなくて噛みたい気持ちをどうしたらいいんだろう
そこから、私は「代替行動」という考え方を知りました。
プッシュポップを試してみたけれど…
最初に試したのは、プッシュポップ。
指で押せて、触って楽しくて、落ち着くって聞いたから。
でも結果は──
噛みちぎられて、ボロボロ。
正直、そのときは思いました。
ああ、また失敗した
乱暴な使い方しちゃって…
でも今なら、はっきり言えます。
あれは「失敗」じゃなかった
娘は、
「押したかった」んじゃない。「噛みたかった」。
ニーズが違っただけでした。
そして「歯固め」「噛むおもちゃ」を本気で考えた
そこから私は、赤ちゃん向けの歯固めや、シリコン製の噛めるおもちゃを真剣に探し始めました。
そのとき、自然と出てきた検索ワードが「自閉症 噛むおもちゃ」
この検索をした自分を、責めなくていい
ここ、すごく大事なところだから書きます。
この検索って、
-
我が子を疑っている
-
レッテルを貼ろうとしている
そういう行為じゃない。
むしろ、
この子の行動を、ちゃんと理解したい
その一心だったと思うんです。
「自閉症 噛むおもちゃ」で出てきた世界
検索して出てきたのは、
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チュアブルネックレス
-
噛めるシリコン
-
感覚統合
-
オーラルセンサリー
そんな言葉たち。
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そして、そこに書かれていたのは、
噛む行動は不安や緊張を下げるための自己調整行動であることが多い
という説明でした。
でも、歯固めは結局買わなかった理由
噛めるおもちゃは理にかなっている。
でも本人に聞くと拒否がありました。
「赤ちゃんじゃないもん!!!!」と逆鱗に触れてしまったのです・・。
そして出会った、133gのボトルガム
そんなある日、本当にたまたま、133g入りのボトルガムを手に取りました。理由は特別じゃありません。
-
量が多い
-
いつでも噛める
-
年齢的に自然
それだけ。娘に言ったのは、たった一言。
「噛みたくなったら、これでもいいよ」
その日から、景色が変わった
ガムのおかげで、
-
爪を噛む姿を見なくなった!
-
私が構えなくなった!
-
家の空気が柔らかくなった
それが、はっきりわかりました。
おもちゃという言葉に救われることもある
「噛むおもちゃ」
この検索ワードに、私は一時、罪悪感を持っていました。
でも今は思います。
この言葉は、理解への入り口だった。
行動の意味を知るための仮の地図
だったんだと。
同じ検索をしている誰かへ

もし今、あなたが
-
子どもの爪噛み
-
指しゃぶり
-
噛み癖
で悩んでいて、
夜中に「自閉症 噛むおもちゃ」と検索しているなら。
どうか知ってほしい。
あなたは、ちゃんと見ようとしている。
おわりに|6年前の私に言いたいこと
6年前の私に、もし声をかけられるなら。
そんなに焦らなくていい
その子は
ちゃんと自分を守ってるあなたも
もう十分やってる
そう言いたい。
133gのボトルガムは、魔法の道具じゃない。
でも、
理解しようとした時間の積み重ねがたまたま形になっただけ。
この話が、誰かの検索履歴を少しだけ軽くできたら嬉しいです。
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