こんにちは。今日は、喜多川泰著の運転者のレビューをしていこうと思います。
最近、喜多川泰さんにハマり、1日1冊ペースで読み漁ってますが、自己理解に通じてて、読んでてとても勉強になります。
皆さんの気づきになりますように。
- ① 激動の今を生きる「親」として思うこと
- ② あらすじ
- ③ 心に残ったメッセージ:「今の豊かさは、積み重ねの上にある」
- ④ 特に響いたこと、私自身の視点
- ⑤ 自分軸を持って生きるということ
- ⑥ まとめ:「運転者」という一冊がくれた、自分軸の再確認
- SNS発信
① 激動の今を生きる「親」として思うこと
スマホを開けば情報があふれ、世の中の変化はどんどん加速していく。
子育てをしている中で、ふと「自分は何を大切にして生きているのか」と、立ち止まる瞬間があります。
他人と比べて焦ってしまうこともあるし、 SNSで「正解」のように見える投稿に揺さぶられることもある。むしろその方が多い世の中になっていないだろうか…?
そんな時に出会ったのが、喜多川泰さんの『運転者』でした。
② あらすじ
『運転者』は、人生に迷う主人公の男性が、とあるタクシードライバーと出会い、 一緒に車を走らせながら、過去をたどり、未来の意味を見つけていく物語です。
“人生のポイント制度”というユニークな視点を通して、 自分の選択や行動が、どれほど未来に影響を与えるかを気づかせてくれる。
やさしくて、でもまっすぐな言葉が、 読み進めるごとに心の奥へと染み込んでいきました。
③ 心に残ったメッセージ:「今の豊かさは、積み重ねの上にある」
たとえば、今こうして私たちがガスを使えるのも、 それを初めて世の中に広めた人たちがいて、 時代を越えて改良し、維持してくれた人たちがいたからこそ。
道路も、水道も、冷蔵庫もスマホも… すべて誰かが「最初に始めてくれた」から、今の私たちがある。
誰かの“見えない努力のポイント”の恩恵を、私たちは毎日受け取って生きているんですよね。それを言語化できている人達はどれぐらいいるんだろうか…?
形だけの『いただきます』になってないだろうか…?
私達が生きていけるのは、先人たちの知恵や努力の上だということを子ども達に伝わっているのだろうか…?
この気づきを、子どもにも伝えたくなりましたし、 「自分はどんなポイントを未来に残せているだろう?」と、 考えるきっかけにもなりました。
④ 特に響いたこと、私自身の視点
『何が起こるかわからないが、起こることを楽しんでみよう。そう腹を決めると、自然と上機嫌になれた。上機嫌になることは、楽しいことを期待するのではなく、起こることを楽しむと決めることなのかもしれないな。』
この一節を読んだとき、私はハッとしました。 「楽しいことあるかな?」と期待している間は、幸せに辿り着けない。見つけた瞬間だけ幸せで、あとはまた欠乏感に襲われる。 そうではなく、「今この瞬間を楽しもう」と腹をくくる。まさにアドラー心理学の“自己決定論”そのものだと感じたのです。
『自分の人生にとって、何がプラスで何がマイナスかなんて、それが起こっている時には誰にもわかりませんよ。どんなことが起こっても起こったことを自分の人生において必要な経験に変えていくというのが生きるってことです。』
「本当のプラス思考というのは自分の人生で、どんなことが起こっても、それが自分の人生においてどうしても必要だから起こった大切な経験だと思えるってことでしょ。」
これは、まさに私の中にある“原点思考×未来志向”がずっと考えてきたこと。 人生には、すぐには受け入れられない出来事もある。 でも、長い時間軸の中で見たとき、それが大切な経験になっているかもしれない。 そのことを、ここまで言語化してくれた著者に心から感謝したくなりました。
私は「今、目の前の不平等や損得」に心を奪われることが少なく、 いつも“長期的な時間軸”で物事をとらえていた。 それは、私の強みであり、私オリジナルの視点だったんだと、この本が教えてくれました。
⑤ 自分軸を持って生きるということ
私は思いました。 私は先人たちのポイントを、使うだけ使って、何を次世代に残せばいいのだろう?と。
そこで辿りついたのが「自己理解」。
自分の得意なことを使って、自分を満たす。満たされたエネルギーで他人を満たす。
つまり、『自分』を生きることで、私は“未来にポイントを残す”ことができるのではないか?
同時に思ったのは、私たち現代人は「今の豊かさ」が当たり前だと思いがちで、 それを築いてくれた“先人のポイント”の存在に、なかなか気づけていないのでは?ということ。
私は昔、歴史が嫌いでした。 でも、歴史を嫌うということは、先人の努力を知らずに、ただ恩恵だけを受けているということかもしれない。
それってとても失礼なことなんじゃないかと思っていました。
知らないことは多い。
でも、私は、先人たちに敬意をもって、次の世代に“プラスの運”や“ポイント”を残して死にたいと思ったのです。
⑥ まとめ:「運転者」という一冊がくれた、自分軸の再確認
『運転者』を読み終えて、私の中に静かに灯った思いがあります。
「人生は、誰かが運転してくれるものじゃない。自分がハンドルを握るものなんだ。」
外の世界がどんなに騒がしくても、時代がどんなに変化しても、自分の心の中に“軸”があれば、私たちはちゃんと前に進める。
今の豊かさは、先人たちが残してくれた「目に見えないポイント」の上に成り立っている。だからこそ、私たちもまた、誰かのために、未来のために、“プラス”を残せる存在でありたい。
それは何か特別な偉業じゃなくていい。
まずは、自分を知り、自分を大切にして、自分らしく生きること。
その姿が、子どもたちにとっての“生きる教科書”になることを信じています。
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