包含の解説をします!
包含の定義
①他人を受け入れることができます。
②人の輪から外れている人に注意を払い、そのような人を輪に入れて入れようと努力します。
包含のキーワード
・ダイバーシティ(多様性を認められる)
・居場所
・役割
他人を受け入れることができるため、人を差別・区別をしません。
チームに入れた方に対して、この人にはこれをやってもらおう!など役割を与えるのが得意です。
役割を与えることで、その人は「あ、私はここにいてもいいんだな…」という居場所を感じられるようになります。
それによってチームに安心感が生まれ、結束力が高まっていきます。
包含の方は、派閥やグループ間の壁をあまり好みません。みんなを受け入れ、みんなで一緒に頑張ろうとする方です。
包含の方の長所
①輪の外にいる人を敏感に感じ取り、仲間に引き入れます。
②どんな人にも役割と居場所を用意してあげ、チームワークを高め、グループを拡大します。
③人間関係のハブになることで情報が集まってくるので、情報が欲しい時は、人を介した方が成功パターンになります。
→包含さんからすると当たり前じゃん…って思うかもしれませんが、それは当たり前ではありません。包含さんがいることで、安心感をチームに与えていることを自覚し、よりチームの人間関係を円滑にしていったり、チームワークをもっと良くするには!?と考えることで、もっと包含の資質をうまく使えるでしょう。
包含の長所 具体的な例
①包含のリーダーがいる会社は、「会社が社員の居場所になってる」ので社員が辞めにくいです。包含の人は、見限ったり見捨てたりしない方なので、人を尊重してくれる場所を作れる素晴らしい資質です。とても懐深い方です。チームの皆がイキイキとしてくるでしょう。
②会社全体が家族みたいな感覚。なので、違う部署のいざこざに割って入って、いざこざを解決した例もあるそうです。
③大学のサークルで、少数派のグループに自分が入り、多数派との橋渡しや、つなぎ役をしたことがある方も。
④絶対に転校生には話しかけるため、転校生からとても感謝されます。
短所例
①誰とも見境なく輪に入れてしまい、本当はあんまり付き合いたくない人もいるが無理に付き合っていることもあるかも?
②人を見限らない代わりに本当に仕事上のメリットあるのか?を見極めずに多くの人を招き入れすぎて、嫌みを言われたことはありませんか?
アクションアイディア
①何か目標達成したい時には、自分だけでなく「みんなで」「チームで」一緒にできる方法を模索してみましょう。モチベーションが高くなります。
②短期的な生産性よりも、チームの仲の良さを優先することがあるので、短期的な生産性を追う場合は、仲間の声をよく聞いてみましょう。
③ご自身がどういう人と一緒にやると気分が高まるか?を過去の経験から探ってみましょう。
④チームの情報共有のハブになってあげましょう。チーム全体の情報共有が誰も漏れなくされるように働きかけてみましょう。
他の資質との比較
包含:全員を区別せずに受け入れる
最上志向:優秀な人とそうでない人を区別する
包含:分け隔てなく、外部の人も招いて仲良くする
親密性:自分の友人と仲良くする
包含:部外者を受け入れるために働く
調和性:部内者が合意するために働く