双子・発達障害児の育児ブログ

7歳双子育児中の専業主婦です。公立幼稚園→支援級→フリースクール。子どもの様子や発達障害についての情報を発信します。

感覚の違い

今日は、感覚ついて押さえておいてほしいことだけお伝えします。

 

感覚には、2種類あります。

原始感覚と、識別感覚です。

 

原始感覚というのは、何か危険な場面に遭遇した時に防衛反応を起こすものです。たとえば、森の中で、小鳥のさえずりを聞いても気持ちいいなぁ~ぐらいにしか思いませんが、森の中で、『うううううー』と低い声で熊のような声がしたとしましょう。一気に汗がどあー!と出て、命の危険を感じ『逃げなきゃ!』思いますよね?これが、防衛反応で、原始感覚が働いている証拠です。

 

識別感覚というのは、たとえば、さきほどの例でいうと、『ここには熊は絶対にいません。熊のぬいぐるみを探してきてください』といわれて、森の中へ入るとします。そこへ茶色い物体を探します。そういう時に使う感覚は、識別感覚です。識別感覚を使う時は、とくに防衛しませんよね?汗かいたり、逃げようって感覚にもならないこと…これが2つの違いです。

 

なぜ、この感覚の話をしたかというと、感覚過敏で防衛反応を起こすお子さんへのアプローチになるからです。

 

たとえば、運動会のピストルの音がダメな子は、あの音が原始感覚で感じ取っているんです。あの音を命の危険と感じているんです。だから、耳を塞ぐんですね。たとえば、ピストルの音をレコーダーでとって、自分のタイミングで再生を押してもらい、最初は小さい音で聴きながら徐々に自分で音のつまみを持って、大きくする。これは、識別感覚を使っているので、怖くないでしょう。そのように慣れていく方法もあります。

 

ですので、子供が極端に嫌がる場面がある時は、『原始感覚で捉えているのかもしれないな…』と考えると、子供の感覚が理解できるかもしれません。

 

髪を切るのを嫌がる場合には、識別感覚を優位にしてあげるために、たとえば何かを噛みながら…とか、なんでもいいのですが、本人が夢中になれる視覚、聴覚、嗅覚、味覚を刺激してあげるのがいいと思います。