双子・発達障害児の育児ブログ

8歳双子(女女)育児中の専業主婦です。自閉症スペクトラム、知的障害の我が子達の様子や施設の口コミ、書評などのブログです。よろしくお願いします。

アドラーの心理学 実践編③

さて、今日は、肯定のアイメッセージを学んでいきましょう。

 

これは、褒めたい時に使える言葉かけです。褒めるというと、上下の縦の関係になりそう…と危惧される方もいらっしゃるかもしれません。これは、あくまでも『私は、こう思うんだよ』ということを伝える横の関係になりますので、ご安心ください。

 

肯定のアイメッセージ

これは、子どもが行ってくれた行動(存在)のおかげで、自分自身が嬉しい、ラクできた、楽しいという感情になれた時に伝える言葉です。

 

たとえば…

子どもが何も言わないのに、食器をシンクまで持っていってくれたとしましょう。

 

『ありがとう~助かる~』だけでも、とてもいいと思いますが、どういう風にうれしいのかを具体的にお話してみましょう。

 

『ありがとう~。〇〇がシンクまで持ってってくれたから、ママのお仕事が減って、その分好きなことできる~。嬉しい~!!』などですね。

 

私は、子どもたちと夜に絵本を読むのがとても楽しみなので、(子どもも楽しみにしている)『ありがとう。〇〇がこれやってくれたから、絵本の時間長く取れるから、すごい嬉しい!!』とお話しています。

 

ぜひ、実際にこの肯定のアイメッセージやってみてほしいんですが…たぶん、途中で言葉に詰まると思います。私も、びっくりするぐらい詰まりました。あれ?私、なんでこれ嬉しいんだろ?って考えるきっかけになると思います。

 

例を何個か出しておきますね。

・〇〇が元気でいてくれるとママも元気でいようって思える。元気でいると笑顔になれるね。ありがとう。

・おはようって言ってくれてありがとう。今日も頑張ろうって気持ちになれるんだよ。

・宿題を自分から取り組んでくれたの、ありがとう。〇〇の可能性が広がると思うとウキウキするわ~。

などですかね。

 

対決のメッセージはとても理由が考えやすいのですが、肯定のアイメッセージはなかなか難しいので、少し時間かけていきましょう。

 

1個でいいです。こういう肯定メッセージを子どもに向けて言ってみました~というのを私にLINEください(^^♪

 

では、また次回。

 

参考文献:

STEP(Systematic Training for Effective Parenting)セミナー

PET(Parent Effectiveness Training)セミナー

女性のための人間関係講座

オヤトコ発信所