さて、今日は、肯定のアイメッセージを学んでいきましょう。
これは、褒めたい時に使える言葉かけです。褒めるというと、上下の縦の関係になりそう…と危惧される方もいらっしゃるかもしれません。これは、あくまでも『私は、こう思うんだよ』ということを伝える横の関係になりますので、ご安心ください。
肯定のアイメッセージ
これは、子どもが行ってくれた行動(存在)のおかげで、自分自身が嬉しい、ラクできた、楽しいという感情になれた時に伝える言葉です。
たとえば…
子どもが何も言わないのに、食器をシンクまで持っていってくれたとしましょう。
『ありがとう~助かる~』だけでも、とてもいいと思いますが、どういう風にうれしいのかを具体的にお話してみましょう。
『ありがとう~。〇〇がシンクまで持ってってくれたから、ママのお仕事が減って、その分好きなことできる~。嬉しい~!!』などですね。
私は、子どもたちと夜に絵本を読むのがとても楽しみなので、(子どもも楽しみにしている)『ありがとう。〇〇がこれやってくれたから、絵本の時間長く取れるから、すごい嬉しい!!』とお話しています。
ぜひ、実際にこの肯定のアイメッセージやってみてほしいんですが…たぶん、途中で言葉に詰まると思います。私も、びっくりするぐらい詰まりました。あれ?私、なんでこれ嬉しいんだろ?って考えるきっかけになると思います。
例を何個か出しておきますね。
・〇〇が元気でいてくれるとママも元気でいようって思える。元気でいると笑顔になれるね。ありがとう。
・おはようって言ってくれてありがとう。今日も頑張ろうって気持ちになれるんだよ。
・宿題を自分から取り組んでくれたの、ありがとう。〇〇の可能性が広がると思うとウキウキするわ~。
などですかね。
対決のメッセージはとても理由が考えやすいのですが、肯定のアイメッセージはなかなか難しいので、少し時間かけていきましょう。
1個でいいです。こういう肯定メッセージを子どもに向けて言ってみました~というのを私にLINEください(^^♪
では、また次回。
参考文献:
STEP(Systematic Training for Effective Parenting)セミナー
PET(Parent Effectiveness Training)セミナー
女性のための人間関係講座