共感性の解説をします!
定義
・自分を他人の状況に置き換えて考えることにより、他人の感情を察することができます。
・他人の感情を自分のもののように感じられる人です。
キーワード
・感情のスポンジ
・察知する
・感情表現豊か
他人の感情をスポンジのように吸い込んでしまうため、ポジティブなものも、ネガティブなものも受け取りすぎるとオーバーフローを起こしやすくなるでしょう。
他人が、言葉にしていなくても「今日は調子悪いのかな?」「何か嬉しいことがあったのかな?」と察知できる方です。
長所
・合理性だけでなく、人の感情を考慮して判断することができます。
・直感が鋭く、他人がどう感じているかわかります。
・人の気持ちを尊重するため、周りの人から相談されやすく、人に寄り添うことができます。
・周りの人から相談を受けやすいです。
・自分の幸せが自分の幸せになれる。心と心のやりとりが得意な方です。
長所の具体的な例
①相手の表情や声のトーンなどで何となく心情を察し、怒りの地雷を踏まないように気を付けているためキツめの上司でも感情的に怒られたことはない(×慎重さ)
②最後は人情で仕事が進むと考えており、関係先との人付き合い、良く思われるように、ということを意識して仕事している。
短所例
・人の気持ちを察することは当たり前であるため、周りの人にも「なんで察してくれないの」と不満を抱く可能性があるかもしれません。共感性下位の方は、こんな風には思いません。「察するって何?全部言葉で言ってくれ」と思っています。それは察することができないから。察することができるあなたは、なんでそんなことができないんだろう?と感じているはずです。なので、【世の中には言わなきゃわからない人がいるんだ】と理解することで少し楽になるかもしれません。
・ネガティブな人の影響を受けて落ち込んだり、人への気遣いで自分が疲れ果てることがあるかもしれません。自己犠牲しながら人の相談を受けるのは辞めましょう。自分の状態のいい時のみ相談に乗るようにしましょう。
アクションアイディア
・自分の感情に対するアンテナの感度が高すぎることを自覚しましょう。
・透明シールド(相手の話の内容は受け取るけど、感情は受け取らないシールドをイメージしてみてください)でネガティブな感情から自分を守るイメージを持ちましょう。
・震災や病気などのニュースを見ると、【共感性疲労】を感じやすいです。なるべく距離を置くようにしましょう。
・できるだけポジティブなエネルギーに触れ、自分を満たしましょう。
他の資質との比較
共感性:直感が答えを教えてくれる。感情が大事
分析思考:データが答えを教えてくれる。論理が大事
共感性:他の人が、どんな風に感じているのかが分かる
個別化:他の人が、それぞれどんな人かが分かる
共感性:その場にいる一人ひとりが笑顔でいることに安心感を覚える
調和性:その場にいる全員の感情の方向性が揃っていることに安心感を覚える