定義
・目的に向かうための選択肢を想定することができる
・いかなる想定に直面しようとも、適切なパターンと問題点を直ちに予測することができる
キーワード
・最適な道を示すカーナビ(グーグルマップ)
・構造化
・直感
上空から俯瞰して物事をみていらっしゃる方です。
長所
・あらゆる可能性を検討して、物事を進める最善のルートを見つけます。
・物事の全体像を見て、構造化します。体系立てて説明するのがうまい方が多いです。ディベートも上手です。人間関係構築力+戦略性を持っていると、『あえて、貸しを作っておく。次、有利に話を進めよう』と先読みができるというのも特徴です。
・いくつも方法を思いつくので、成果が出るまで可能性を諦めません。他の人が諦める所でも『いやいや、まだまだ方法あるじゃん』と考えられるようです。
長所の具体的例
①飲食のアルバイトでクローズ業務を行う際に最も早く終わる方法を2,3パターン考えて最善の方法を選択していた。複数のパターンを思いつくので、一つがうまくいかなくても違うパターンをすぐに選択できた。
②商談中、渡したい情報も相手が受け取りやすいタイミングを見計ってここで話すべきか、後でメールを送った方が良いのか相手の様子を見ながら考えて話している。
③制作会社で働いていた際、自分が担当する顧客と案件に関するミーティングをして、どんな準備が必要となりそのために誰をアサインするかをその場で考えられ、効率良く話をまとめることができた。
短所例
・ルートを検討するだけで動き出さない(優柔不断なときがある)。
・目的に到達するためのルートが直感で見えてしまうので、周りの人も同じだと思って説明を怠ってしまう。
アクションアイディア
・今やっていることの目的は何かを見定めましょう。(目的地が決まらないとカーナビは動かない)
・計画を立てるための情報が十分にあるかを確認しましょう。いい情報があればあるほど、いい方向を示しやすくなります。
・周りの人の進む道を示す役割を担ってみましょう。
他の資質との比較
戦略性:うまく行く方法は常に複数存在している
調和性:みんなの合意を取ることがうまく行く方法だ
戦略性:目的に到達するための道はいくつも存在している
信念:正しい道は1つだけ
戦略性:うまく行く方法を考える
慎重さ:リスクが最小の方法を考える
戦略性:より良いルートが見える
未来志向:より良い世界が見える
戦略性:可能性を評価する
分析思考:現実性を評価する
戦略性:代替ルートを検討する
目標志向:1つの目的地に集中する