赦し、信じて、手放すブログ

自己理解コーチ/アドラーELMリーダー/言語聴覚士/小5双子の母。助けてと言えずうつ病⇒どこを助けてほしいかわからない⇒自己理解⇒他者理解⇒世界で1番幸せな母。 教育に自己理解を組み込むビジョンを掲げている八木仁平さんに共感し自己理解コーチとして邁進中。 全人類に本物の自己理解を。

感覚について

こんにちは~★

 

今日は、感覚ついてお話します。

 

感覚には、2種類あります。

原始感覚と、識別感覚です。

 

原始感覚

何か危険な場面に遭遇した時に防衛反応を起こすものです。

たとえば、森の中で、小鳥のさえずりを聞いても気持ちいいなぁ~ぐらいにしか思いませんが、森の中で、『うううううー』と低い声で熊のような声がしたとしましょう。一気に汗がどあー!と出て、命の危険を感じ『逃げなきゃ!』思いますよね?これが、防衛反応で、原始感覚が働いている証拠です。

識別感覚

さきほどの例でいうと、『ここには熊は絶対にいません。熊のぬいぐるみを探してきてください』といわれて、森の中へ入るとします。そこへ茶色い物体を探します。そういう時に使う感覚は、識別感覚です。識別感覚を使う時は、とくに防衛しませんよね?

汗かいたり、逃げようって感覚にもならないこと…これが2つの違いです。

 

時々、こういう子いませんか?

自分からは追いかけられるけど、追いかけられると途端にダメな子。

自分から行けるけど、相手からこられるのはダメって子…お子さんそうではなかったでしょうか?そういう子は、追いかけられると原始感覚が異常に働いてしまうために、すごく嫌がるということがわかります。

 

感覚過敏の子へのアプローチ

なぜこのように感覚の話をしたかというと、感覚過敏で防衛反応を起こすお子さんへのアプローチになるからです。

たとえば、運動会のピストルの音がダメな子は、あの音を原始感覚で感じ取っているんです。あの音を命の危険と感じているんです。だから、耳を塞ぐんですね。

 

たとえば、ピストルの音をレコーダーでとって、自分のタイミングで再生を押してもらい、最初は小さい音で聴きながら徐々に自分で音のつまみを持って、大きくする。

これは、識別感覚を使っているので、怖くないでしょう。そのように慣れていく方法もあります。

 

ですので、子供が極端に嫌がる場面がある時は、『原始感覚で捉えているのかもしれないな…』と考えると、子供の感覚が理解できるかもしれません。

 

歯磨きを原始感覚で捉えてしまうお子さんには、何か他の刺激を探索させて識別感覚の量を増やせば解決することもあります。

こんな商品も最近ではあります。試す価値ありかもしれません。

https://www.syuhutago25.com/hamigakiiya/

 

 

 

5感と+2感覚について

その他の捉え方として、感覚というのは、みなさんが知っている5感と固有覚・前庭覚というものがあります。

その感覚について学んでおくと、子どもの状態をより理解できるでしょう。

https://www.syuhutago25.com/entry/kannkakukabin/

 

お時間ある時にぜひ読んでみてください。

感覚統合は、アプローチの基本の基本です。

難しい名前がついていますが、とくに難しいことはありません。

子どもが『楽しい』と思っている動作から、これは、どの感覚を使っているかな?と考えればOKです。

まずは、お子さんの楽しそうな動作を挙げてみてください(^^♪その動作は、絶対に、どこかの感覚を鍛えているはずです!

 

ママはいつでも100点満点。今日も頑張りすぎずにいきましょう。