赦し、信じて、手放すブログ

在るを知るために生きる。自己理解コーチ/アドラーELMリーダー/言語聴覚士/小5双子の母。助けてと言えずうつ病⇒どこを助けてほしいかわからない⇒自己理解⇒他者理解⇒世界で1番幸せな母。 教育に自己理解を組み込むビジョンを掲げている八木仁平さんに共感し自己理解コーチとして邁進中。 全人類に本物の自己理解を。

癇癪の原因を知るためのカギは、外国語学習だった!

 目次

 

今日は、『子どもの癇癪』についてはお話したいと思います。

 

子どもの癇癪、またはイヤイヤ期で悩んでいますか?

何を言っても、『やだ』『ダメ』で返される。

外出先でも、地べたでぎゃーぎゃー泣いていたり。

他人の子なら微笑ましいのに、我が子だと…とってもイライラしますよね。

 

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ママが、身体的・心理的に余裕のある時であれば、癇癪に付き合っていられるかもしれません。

しかし、他の兄弟がいたり、時間に余裕がなかったりすると、

『いいかげんにしてー!!!』と叫びたくなりますよね。

 

今すぐに解決法が知りたい。

というあなたへ、癇癪の原因と対処法をお伝えしたいと思います。

 

この記事を読んでいただければ、

・癇癪の大まかな原因・対処法がわかる。

・対処法がわかることで、子どもの態度が変わる。

・ママの心理的余裕が生まれる。

などが予想されます。

 

ぜひ最後までお付き合いください。

 

あなたへ質問です。

Q.子どもの癇癪はなぜ起こるのでしょうか?

短気な性格だから?我慢できない性格だから?

もしかしたら、それもすこーしあるかもしれません。

しかし、この2つが主な原因だと思います。

 

1.大人の言うことを理解できない。

『やだ』『だめ』と答えているから、大人の言うことや質問の意図を理解しているように思いますよね?

実は、大人の言うことを理解しておらず、『わからない』=『こわい』と認識している可能性もあります。

 

 

2.どのように返事をしていいのかわからない・どう表現すればいいのかわからない。

大人の言うことを理解はできているけれども、どのように返事をすればいいのかわからないパターンです。

わからないから、自分の知っている『やだ』『ダメ』などの言葉で代用している可能性もあります。

 

 

上記を踏まえた上で、どうやって対処すればよいか?

1.大人の言うことが理解できていない場合

 

たとえば、あなたが英語の勉強していて、先生のいうことが理解できなかったとしましょう。

そのような時、あなたは先生に対して何といいますか?

 

『先生~もう一回説明して~』

『先生~もうすこしわかりやすく説明して~』

 

と言いますよね?

 

子どもも同じことを思っているはずです。

しかし、どうやったら相手が自分のわかる言い方をしてくれるのかを知りません。

ならば、大人はどうするべきでしょうか?

 

①再度、ゆっくり言ってみる。

②言葉だけでなく、ジェスチャーや絵、写真などを用いて話しかける。

 

などの対応が考えられます。

 

とくに発達障害を持っているお子さんは、言葉だけでは理解できないことがあります。

絵や写真を見せて、視覚化して話しかけると、言葉の理解が促進されるでしょう。

 

その際に便利なアプリがこちら。

アプリ『やることカード』で検索してみてください。

 

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たとえば、お医者さんにいって、診察して、お薬をもらう。という行動であれば、

1.お医者さん

2.診察(聴診器で心音を聞いてる絵)

3.お薬(薬局で薬をもらう時の絵)

という絵カードを並べて、行動が終わったら、星マークをクリックして『完了!』と明確にしてあげることができます。

 

言葉で『お医者さんいくよ』と言うと、『まさか!注射するのか!?』と勘違いして、『ぎゃー!!!』と泣いてしまっていることもあります。

そんな時に、これが使えます。

『聴診器だけならこわくないぞ』というのを示してあげれば、混乱も防げるかもしれません。

 

 

2.どのように返事をしていいのかわからない・どう表現すればいいのかわからない場合

 

たとえば、英語が苦手な人がいきなり外国人に英語で話しかけられたとしましょう。

なんとなく言ってることはわかるが、どうやって言えばいいのかわからない…。

大人であれば、携帯で翻訳して伝えることができるかもしれません。

しかし、子どもはそのような手段を持ち合わせていません。

 

伝わらない!伝えられない時に、どんな風に言われたら、安心すると思いますか?

私は

『理解はできるのに、伝えられなくてつらいよね。その気持ちわかるよ。』

と共感してもらえると、とても安心します。

 

 

子どもも同じです。

『イライラするよね。これがやりたかったのに、できないんだもんね。』

と子どもの気持ちに共感するのです。

『そうそう、ママはぼくの気持ちをわかってくれた!』

と子どもは思うはずです。

 

①子どもの気持ちを推測

②その気持ちを言葉にする

③さらに肯定してあげる。

この作業こそ、イヤイヤ期の子どもに必要な作業ではないかと思います。

 

『ママはぼくの気持ちをわかってくれた』と安心した後に、ママの気持ちを伝えます。

『イライラするよね。これやりたかったのにね。でも、ママは今日はそろそろ帰ってごはんの準備したいんだ。また今度でもいい?』と提案してみましょう。

 

自分の気持ちを肯定してもらった子どもは、『諦める』という選択肢がほんのちょっと見え隠れしていると思います。

『ママはぼくの気持ちをわかってくれたし、ママの気持ちもわかるから、また今度にしようかな』と自分でケジメをつけることができてくるのです。

 

子どもが癇癪起こしている時は、自分と外国人を思い浮かべると、いいコミュニケーションが生まれるかもしれません。

 

まとめ

癇癪の原因には、

1.大人の言うことが理解できない場合。

2.どうやって返答すればよいかわからない場合。

があるとお話しました。

子どもにわかりやすい手段でコミュニケーションを取ったり、気持ちの肯定をすることで、子どもの気持ちを和らげる方法があるとお伝えしました。

 

癇癪に付き合うのも、かなりの労力を必要とします。

ママの気持ちの余裕がある時だけでいいと思います。

大丈夫です。

1年後には、きっとお子さんは、立派なお姉ちゃんお兄ちゃんになっているはずです。

ゆっくり、やっていきましょう!

 

(ここでは触れていませんが、癇癪の原因で脳波異常ということもあります。あまりにも癇癪がひどい場合には、病院で相談することをオススメします。)