赦し、信じて、手放すブログ

在るを知るために生きる。自己理解コーチ/アドラーELMリーダー/言語聴覚士/小5双子の母。助けてと言えずうつ病⇒どこを助けてほしいかわからない⇒自己理解⇒他者理解⇒世界で1番幸せな母。 教育に自己理解を組み込むビジョンを掲げている八木仁平さんに共感し自己理解コーチとして邁進中。 全人類に本物の自己理解を。

インナーチャイルドの癒し方を学びましょう。

自分の中のインナーチャイルドを優しく包み込んであげましょう 

インナーチャイルドという言葉をご存じでしょうか?

『内なる子ども』=心の中にいる子どもの自分という意味です。

インナーチャイルドは、主にネガティブな感情を抱えています。

『不安・苦しい・嫌だ・寂しい・むなしい・辛い・心配・怒り・罪悪感・後悔』などの感情です。

 

ネガティブな感情を抱いた時、私たちは周囲の状況や経験を掛け合わせて、『ここで怒るべきではない。泣くべきではない。堪えるべきだ。』と判断しています。

 

インナーチャイルドは建前や嘘などの判断能力は備わっていないので、心の中で感情を爆発させたいのですが、外側の自分はそれを許してくれないのです。

日本人はとくに、我慢が美徳…同調という風習があるので、インナーチャイルドを認めず、インナーチャイルドに厳しくしてきた人が多いのでしょう。

 

自分の中のネガティブな感情に向き合っていないと、他人(子どもや夫)のネガティブな感情を受け止めることができません。

 

こことっても重要なので、もう一度言います!!

 

自分の中のネガティブな感情に向き合っていないと、他人(子どもや夫)のネガティブな感情を受け止めることができません。

 

自分の中の悲しみを抑圧している人は、他人が悲しみを感じることも抑圧したくなるのです。

 

本来、感情にはよいも悪いもありません。

ネガティブな感情を『悪い』と思うから、抑圧してしまうのです。

感情は”そのまま”感じていいのです。

ネガティブな感情を抱いた自分に自信を持ってください。

よく言われるのは、長男長女は感情に蓋をしがちです。

小さい頃に時間をかけて感じるべき『悲しい』『嫌だ』という感情を抑制したため、大人になった時にその感情に向き合えずパニックに陥ることがあるのです。

 

ワークを行ってみましょう。

 ①目を瞑ります。最近、何か『悲しい…とか、嫌だな…でも、やらなきゃな…』と思った時を思い出してみてください。そして、幼い頃の自分を思い浮かべてみてください。

その子は、泣いています。『つらいよ…悲しいよぉ、嫌だよぉ』と言っています。

 

②その子どもに全てYesと答えてあげましょう。

『そうだね。』

『君はそう思うよね。』

『君は怒っているんだね。君は、悲しかったんだね。君は、怖かったんだね。君は寂しかったんだね。』

『君は泣きたいんだね。』

『よく頑張ったね。』

『今まで気づかないでごめんね。』

『私は味方だからね、いつでも教えてね。』

と言って、想像の中で、抱きしめてあげてください。

 

③想像の子どもが、ゆっくり笑顔になったら、『また話そうね』と言って、目を開けましょう。

 

 

 

私は、何度か公共の場で、知らない人からお叱りを受けたことがあります。

長女の世話をしていたら、次女が他の所でいたずらをしていたり…バスや電車で静かにできなかったりした時に、知らない人から『母親は何してるんだ』『うるさい!静かにしろ!』などと声をかけられたりしました。

傷つきますよね…。こっちだって、子供が迷惑かけないようにかけないように必死なのに、子供が思わぬ行動に出てしまった…それが怒られてしまった…。

 

そんな時にこそ、インナーチャイルドに優しくしてあげましょう。

心の中で『あの状況じゃ仕方ないよね。うんうん。傷ついたね。悲しかったね。いい子いい子。』と自分に言い聞かせるのです。

 

傷ついたインナーチャイルドを、自分で優しく受け止めてあげることで、だいぶ心が軽くなります。

他の人が何と言おうと、インナーチャイルドの味方をしてくれるのは、自分自身だけなのです。