赦し、信じて、手放すブログ

在るを知るために生きる。自己理解コーチ/アドラーELMリーダー/言語聴覚士/小5双子の母。助けてと言えずうつ病⇒どこを助けてほしいかわからない⇒自己理解⇒他者理解⇒世界で1番幸せな母。 教育に自己理解を組み込むビジョンを掲げている八木仁平さんに共感し自己理解コーチとして邁進中。 全人類に本物の自己理解を。

登校渋り、行き渋りしている小1のお子さんのママ・パパへ

こんにちは、山田です。

 

今日は、小1の子どもが学校に行き渋って困っているママ・パパに向けて書こうと思います。

今、絶対に読んでください。GW明けのこの時期がめちゃくちゃ大事です。

この時期を逃してしまうと、お子さんの心が潰れる可能性があります。

これ以上、二次障害に陥る子どもを増やしたくない…!

 

 

結論

世界で1つの心身の発達を周りと比べるな。

です。

 

ポイントは3つ。

① 傾聴して、対話をする。

② 行き渋る原因によって相談先を選ぶ。

③ 一回休むと不登校になる?休み癖がつく?と思っているママ・パパへ

 

詳しく説明していきますね。

 

結論:世界で1つの心身の発達を周りと比べるな。

 

ポイント1:傾聴して対話をする。

想像してください。

会社勤務をしているあなたに突然転勤の辞令が出ました。

職種も部署も全く違う、しかも今いる場所から飛行機で3時間の所に飛ばされました。

どんな気持ちですか???

 

え…全然知らないんだけど…何すればいいの?

土地勘もないし、迷子になったら…?

知り合いもいないし、不安だな…。

 

そして、上司は追い打ちをかけるように言い放つのです。

4月から、そこでしっかり働いて、成果を出してきてね。

 

 

はい、どうでしたか?

今のお子さんの気持ちが理解できたかもしれませんね。

 

今、あなたのお子さんは、幼稚園や保育園とは全く違った環境で、意味もわからない事を一生懸命慣れようと必死に頑張っています。

 

また、お子さんにどうして登校したくないの?と聞いた時、毎日言うことが違ったり本人も自分がモヤモヤしているけど言語化できないって事もあると思います。

 

先ほどの転勤の話に戻りましょう。

あなたが転勤先で時々話す家族になんと声をかけてもらいたいですか?

私だったら、誰か1人でもいいから話を聞いてくれる…

1人でもいいから味方がいてくれたら、きっと頑張れると思います。

その1人に親がなってあげましょう。

 

もしもお子さんが、ぽつぽつを話し始めたとしましょう。

そうしたら、親がやることは、2つ。

 

①とにかく復唱する。

子どもの言葉を復唱しましょう。

〇〇が嫌なんだ…  → 〇〇が嫌なんだね。

行きたくないんだ… → 行きたくないって思っているんだね。

 

これだけでも、子どもは自分の不安な気持ちを人と分け合えました。

 

②できた所だけをフィードバックする。

朝、起きることはできましたか?

着替えることはできましたか?

朝食を食べることはできましたか?

靴を履くことができましたか?

玄関から一歩出ることができましたか?

 

全部、『できた所だけ』をフィードバックしてあげてください。

『朝、起きられたね。おはようって言ってくれたね。』

『着替えられたね。』

『朝ごはん食べられたね。』

『靴、履けたね。』

『玄関開けられたね。』

 

③!!注意!!次の目標提示は絶対にしないこと。

ここで、『〇〇できたね。じゃあ次はこれできるといいね』と次の目標は提示しないでください。

子どもからすると、『ここまで頑張っても認めてもらえない…。どこまで頑張ればいいのかな…。もう十分頑張ってるのにな…』とさらにやる気を削いでしまいます。

 

登校渋りに対して焦りやイライラを感じるかもしれませんが、これは数か月でかかると思ってください。むしろ、数か月かけるべき所です。

1か月で解決するものではありません。むしろ1か月で解決した方が私は心配です。

その子がSOSを出す事を諦めてしまったのではないかと…とても心配になります。

 

 

行き渋りは子どもからのSOSです。

今は、子どもとの対話の時間を取る時間だよと神様からのお知らせです。

できる限り…あなたの負担にならない程度に、子どもと向き合っていきましょう。

あなたの負担が大きい場合は、じゃんじゃん周りを頼りましょう。

頼ることを躊躇しないでください。

頼った分だけ、子どもが救われると思ってください。

 

ポイント2:行き渋りの原因によって相談先を選ぶ

①母子分離不安

お母さんと離れるのが不安…というお子さん。

これに関しては、お子さんが安心する時間、安心する環境を提供するのみ。



帰ってきた時に、安心できる環境の提供しましょう。

習い事をしている場合…それで成功体験が残せて自信を培っているなと感じるものだったらいいのですが、そうでない場合、さらに負担が増えているので一旦習い事はやめて自宅で安全基地を構築することに専念した方がよいと思います。

逆に習い事をしている時間はとっても楽しそう…というのであれば、全面に応援してあげてください。きっとその時間を糧に、他の事にも頑張れるパワーを充電してくれています。

 

子どもが一日のうちでこの時間は安心できるな楽しそうだな…これは安心できる物だなという物があれば、それをぜひ持たせてあげてください。

 

②友人、先生との相性が悪い

どうしても、合わない友人がいる…どうしても先生との相性が悪い…最初の年なので手探り状態だと思います。

 

校内での問題になるので、この場合は学校とじっくり話し合う時間を持ちましょう。

先生との相性が合わない場合は、学年主任やカウンセラーと連絡を取り、時間をもらえるようにアプローチしてみましょう。

 

早急にカウンセラーさんとは顔なじみになっておくのが得策です。

 

もしも、学年主任→カウンセラー→校長と順を追って相談したけど、解決しない…そういう場合には、教育相談室に相談してみましょう。

『お住まいの自治区 教育相談』と検索をかけると場所と電話番号が出てきます。

 

我が家の長女は定期的に教育相談室に通わせていただき、心理の先生にお世話になってます。親子ともに安心できる場所なので、とてもお世話になっています。

 

もう少し気軽に相談できる所ないかな?って方はこちらの方をおすすめします。

ココナラで今、格安で不登校の相談に乗ってくれるたつ先生です!

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③集団生活に馴染めない

お子さん個人に、特性があるかもしれない場合…早急に手立てが必要です。

この場合は、学校・役所・医療機関・家族との密なコミュニケーションが鍵になってきます。



普通級にいて相当苦しそうだ…個別に対応した方がよさそうだと判断された場合、支援級に移籍できるのか…

まずは役所を通さないといけないので、色々面倒ですが、お子さんのペースに合わせたい…そんな風に思ったら、すぐに行動してみましょう。

我が次女は、普通級から支援級に移籍して、今は元気に(選択登校)通っています。

www.syuhutago25.com

 

お子さんの発達の凸凹がある場合、かかりつけのドクターを探してみましょう。

方法1:風邪で行くようないつも通っている小児科の先生に『発達の凸凹がありそうなので、どこか紹介してもらえませんか?』と聞いてみてもOK。

 

方法2:子どもより年上のお子さんを持つママ友さんに聞いてみるのもいいかも!その方が有力情報得られる事もあり!

 

方法3:『お住まいの自治体 児童精神科』で検索をかけ口コミを探す。

 

ドクターも千差万別で、一回でいい先生に当たるとは限りません…。

一回受診してみて、『とても安心できる先生だな』と思ったら、ぜひかかりつけにしてみてください。

 

細かい困りごとはリタリコ発達ナビで解決策を探してみてもいいかも…

h-navi.jp

 

ポイント3:休むと不登校になる?休み癖がつく?と思っているママ・パパへ

そんな未来のことはわかりません。

今、目の前にいるお子さんは、笑顔ですか?苦しそうですか?

 

大人は沢山の経験から、未来が予測できる…しかし、これはメリットでもありデメリットでもあります。

 

1日休んで充電すれば次の日に行ける可能性もあるし、行けない可能性もある。

 

お子さんの心の中に、コップがあるのを想像してください。

そのコップに『安心の水』が溢れるまで溜まると、お子さんは自然に挑戦してみよう…という気持ちになれます。これは多くの方を見てきましたが、本当にそうだと確信しています。

 

その『安心の水』が溢れるまで、もしかしたら周りの子よりも時間がかかるかもしれません…。

そろそろGWも過ぎたし…少しずつ手をかけるのを止めようかしら…と思っているママさん、どうかどうかお子さんの心のコップだけを見てください。

もしかしたら、まだまだコップの水が半分ぐらいしか溜まっていないかもしれません…。不安な顔をしていませんか??

 

周りへの迷惑なんて、ぶっちゃけどうでもいいです。

先生には『いつもお世話になってます。ありがとうございます。』って言えばいいです。

そんな事に遠慮しないでください。

あなたのお子さんの心が一番大事です。

 

私と校長先生の冷戦具合はこちらをご覧ください(笑)徹底的に私は、子どもの味方に立ちました↓

www.syuhutago25.com

 

まずは、あなたのお子さんが安心できる環境はどのような環境か…?

見通しが立っていた方がよいのならば、視覚的にすべて提示する…とか

触覚過敏であれば、着替える回数を減らすようにアプローチする…とか

聴覚過敏であれば、集団生活にかなりストレスを抱えます。クールダウンのスペースを設けてもらう…とか。

今、できることあると思います。

(今、あなたが気づいていないだけで、気圧が関係している場合など本当に目の見えないものが影響していることもありえます)

それをぜひ、お子さんと先生と対話してください。

 

夫婦で教育方針を合わせておく

 

学校という集団が本当に合わず、もしも学校に行けなくなった場合を想定して、夫婦でこの子がどんな風に育ったらいいか…というのを話し合っておきましょう。

今の時代は、それほど学歴社会ではありません。

ネットを駆使して勉強することも可能です。

子どもが幸せになるために学校という手段は必要かどうか…?そこから検討してもよいと思います。

 

我が家の場合、主人と教育方針が一致していたので、できる限りの環境調整をした後に、本人たちに学校への参加不参加を決めさせました。

一年前に書いた記事ですが、長女と次女の様子です。

今現在もあまり変わらず、二人ともとっても幸せそうに過ごしています。

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ママパパ自身が安心できる人に囲まれる事の重要性

あなたの育て方が悪いのよ。

甘すぎるから、こうなるんじゃないの?

もっと厳しくしないと!!

 

こんな言葉、周りからかけられていませんか?

私って甘すぎるのかも。少し厳しくした方がいいかな?

心のどこかで…こんな風に思っていらっしゃいませんか?

もしかしたら、少し厳しくしてみて、やっぱりうまくいかなくて、自己嫌悪してたりしませんか??

 

今すぐに!!!!!

こんな事をいう人からは離れてください!!!!!!!

あなたの話をじっくりゆっくり聞いてくれる人の所へ行きましょう。

 

そんなんじゃ社会に出てから困る…は昭和の戯言。

そんなんじゃ社会に出てから困るよ

社会はもっと厳しいんだから、今のうちからね!

 

なんていう人もいるかもしれませんね。

私は、全部否定します。

 

今、あなたのお子さんが小学生ならなおさらです。

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同じことを繰り返しますが、(ここめっちゃ大事)

 

人間は、ルールが先ではないのです。

生きることを肯定されてから初めてルールが守れるんです。

”生きることが楽しい”

”僕は生きていていいんだ”

”私は家族の一員なんだ”

”ここにいていいんだ”

 

そう思えてから、初めてルールを設けるのです。

それらが十分に育っていないのに、

『〇〇しないとダメよ』

『〇〇してね』

などの教育は、ざるに水。

加えて、恐ろしい二次障害への入り口だと思って下さい。

 

ママ・パパの自己肯定感の認識違いももう一度見直してくださいね↓

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あなたの周りに安心して声をかけてくれる人はいますか??

求めてみてください。

絶対に誰かがあなたの味方になってくれます。

もしも本当に誰もいない…と思ったら、私のSNSにDMください。お話しましょう。

 

まとめ

弱音を吐ける子は、素晴らしい。

自分の気持ちを大事にしている証拠。

今、あなたのお子さんは、SOSを出してくれて、本当に良かった。

ピンチはチャンス。幸せになってやりましょう。

 

登校渋り、行き渋りしている小1のママ・パパへ。世界でたった一人の我が子が今、助けを求めています。苦しいかもしれません。でも、必ず道は開けます。大丈夫です。あなたが今できることは、傾聴・対話・相談・今を生きることです。

 

今日も、あなたは頑張りました。本当にお疲れ様でした。

お風呂でゆっくり身体を揉んであげてくださいね。

自分の身体を労わってあげましょう。



育リンピック優勝おめでとうございます!!!!

 

 

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この記事を書いている私はこんな人。

小4双子の母。言語聴覚士。

長女は、軽~中等度知的障害、自閉症スペクトラム。ホームスクーラ-。

次女は、軽度のADHD・自閉症スペクトラム。公立小学校の授業を自分で選択し、部分登校している(ハイブリットスクーリング)。

子育て中に、アドラーの心理学を学んだり、教育移住を経験し、『人との対話』が世界で1つの家族の幸せに辿りつける方法だと気付く。 ”置かれた場所で咲きなさい”ではなく、”咲ける場所を探していこう”という子育てスタンスで、学校と学校外の学びの場を重要視している。 発達障害・知的障害児の子育てをしているママ達が幸せな人生を送り、育児を楽しめるようにお茶会・コーチング・コンサル・講座を開催している。