双子・発達障害児の育児ブログ

8歳双子(女女)育児中の専業主婦です。自閉症スペクトラム、知的障害の我が子達の様子や施設の口コミ、書評などのブログです。よろしくお願いします。

リタリコジュニア放課後等デイサービスの評判・口コミ

こんにちは。

今回はリタリコジュニアの放課後等デイサービスの口コミをまとめています。

 

児童発達支援での幼児療育が有名なリタリコジュニアですが、放課後等デイサービスでは学習支援とSSTを中心に療育を行っています。

 

大手事業所なので気になっている人も多いのではないでしょうか。

幼児期と学齢期の療育の違いについても書いています。

 

さくっと読みたい方は、下記より『一覧の紹介』に飛んでください。

 

こんな方々に向けて書いています。

◆これから発達障害・知的障害や向けの放課後等デイサービスに通おうと考えている方

◆リタリコジュニアの特色を理解したい方

◆リタリコジュニアのデメリットも理解したい方

◆学齢期の療育について知りたい方

 

この記事を読んでいただけたら、リタリコジュニアの良い点・改善点が5分で理解できます。よろしければ最後までお付き合いください。

 

 

リタリコジュニアってどんなところ?

公式HPはこちら

junior.litalico.jp

スタンダードコースとパーソナルコースがある

放課後等デイサービスは児童福祉法によって定められている福祉サービスです。

リタリコジュニアでは、スタンダードコースが放課後等デイサービスにあたります。

スタンダードコース
  • 受給者証が必要
  • 利用料が安い
  • 利用できる日数が決まっている

スタンダードコースには市町村が発行する受給者証が必要です。

基本の利用料金には世帯年収に応じた上限額があり、費用をかなり抑えられます。

 

パーソナルコース

 福祉サービスではなく一般的な学習塾や習い事の扱い

利用料はリタリコが設定しています。

利用料を抑えられるスタンダードコースですが、ほとんどの教室で定員が埋まっている状態で、数年待ちの人も少なくはありません。

すぐに通いたい人はパーソナルコースを選択するしかないようですね。

本記事では、パーソナルコースも含めての口コミについて発信しています。

 

リタリコジュニア放課後デイサービスの指導員の評判は・・・?

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☆…☆…☆Good point☆…☆…☆

リタリコジュニアの講師についてよく見られた口コミは、子どもたちの特性をつかみ、上手に授業へ導いてくれるというものでした。

 

放課後等デイサービスに通う子どもたちは、学校での問題行動やいじめなど様々な背景を持っている場合も多いです。

授業についていけず自己肯定感が低下した子どもたちでも、できることを伸ばしていくことで自信をつけ、苦手なことにでも挑戦できるようになったという口コミがいくつもありました。

 

保護者の相談にも応じてもらえ、学習面だけではなく生活面での悩みを聞いてもらえたとの声も見られます。

SSTを中心にして欲しいなどの保護者の要望にも柔軟に対応してくれるようで、型に縛られず親子の状態や要望を汲み取ってくれるようです。

 

専門性が高く、子どもだけではなく保護者のサポートもしてくれる講師が多いのがリタリコジュニアの特徴です。

 

━━・‥Weak point…━━・

リタリコジュニアの講師について悪い評判で見られたのが、異動と事務的なミスの多さです。

 

大手の放課後等デイサービス事業所では、新教室の立ち上げや講師の退職などの理由で異動が多くなってしまうようです。

 

子どもの状態や要望を何度も説明しなくてはならない、信頼関係までは引き継げない、等の不満の声が見られました。

 

一方で、どの先生も質が高く異動があっても気にならないという保護者の声もありました。採用や研修がしっかりされていることが分かりますね。

 

事務的なミスが多い、電話の折り返しが来ないといったマイナス意見もあり、中には先生が忙しすぎるのでは…と心配する保護者もいました。

 

講師がどの程度の事務を受け持っているかまでは分かりませんが、できる限り支援に集中できる体制であって欲しいですね。

 

リタリコジュニア放課後デイサービスのカリキュラム・プログラム

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☆…☆…☆Good point☆…☆…☆。

リタリコジュニアの放課後等デイサービスでは、年齢や子どもの状態に応じてマンツーマン小集団での指導を受けます。

 

勉強にもSSTにも対応していて、保護者の要望によって柔軟にプログラムを組んでくれるとの口コミがありました。

 

学齢期に入ると人間関係も複雑になり、友達とうまく関われない子どもも増えます。

学校では教えてくれない友達との関わり方を学べるのは、保護者としても嬉しいようです。

 

学習面では、子どもの得意不得意をしっかりと見極めて指導をしてくれます。

50分という時間設定やゲームを取り入れるなどの工夫により、子どもが飽きずに取り組めると、良い口コミが多く見られました。

 

できることを増やしていき、子どもの意欲と自信につなげているようです。

 

━━・‥Weak point…━━・

リタリコジュニアのプログラムについては、概ね良い評価でしたが、50分という時間設定が短い、進度が遅いのが気になるという声も見られました。

 

進度は子どものペースに合わせるため、仕方ないとは分かりつつももどかしさを感じる保護者もいるようです。

 

リタリコジュニアの教室内の環境は?

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☆…☆…☆Good point☆…☆…☆

リタリコジュニアの教室は明るい雰囲気で入りやすいという評価が多かったです。

学校の教室には入れなくても、リタリコジュニアなら入れたお子さんも多いようです。

 

またモニターで授業の様子が見られる点も好評でした。

特に子どもとの接し方に悩んでいる保護者からは、家での関わり方の参考になるとの声がありました。

 

━━・‥Weak point…━━・

悪い口コミとしては、隣の建物や部屋の音が気になるというものがありました。

駅に近いため、雑音は仕方ないかもしれませんが、勉強に集中したいときには気になってしまいますね。

 

他には見えるところに段ボールが放置されていたり、スリッパがいつも汚れているという指摘もありました。

 

教室によっては室内の清掃や整理整頓が行き届いてないようです。

 

リタリコジュニア放課後デイサービスの教室周辺の口コミ

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☆…☆…☆Good point☆…☆…☆

リタリコジュニアは駅に近い教室が多く、通いやすいという口コミが見られました。

 

リタリコジュニアは基本的に送迎を行っておらず、自力通所や保護者送迎となります。中高生では1人で通う場合も多いため、通いやすさは重要なポイントですね。



━━・‥Weak point…━━・

駅が近い教室は通いやすいというメリットがある一方、騒音が気になるというデメリットもあります。

勉強への集中という面からすると、マイナスになりそうですね。

 

繁華街で治安が悪い、交通量が多いため危険に感じるといった声もあり、教室によっては保護者の付き添いが必須となる場合もありそうです。

 

リタリコジュニアのその他の口コミ

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☆…☆…☆Good point☆…☆…☆

その他の良い口コミでは、休んだときの振替の連絡が、ウェブでできることがありました。

それまでは電話でしかできず、電話もつながらないことが多かったため、だいぶ便利になったようです。

 

━━・‥Weak point…━━・

その他の悪い口コミには、料金が高いこと以外に事務所に人がいないことや振替ができないことがありました。

 

振替については、できるという声もできないという声もあり、教室や先生の都合によって違いがあるようです。

 

リタリコジュニアの良い点と改善点を一覧で紹介

 

 

良い評価

悪い評価

講師

◆子どもに寄り添ってくれる

◆保護者の要望や相談もきいてくれる

◆子どもの特徴をつかんでくれる

◆専門性が高い

◆入れ替わりが多い

◆事務的なミスが多い

◆折り返しの電話がこないことがある

カリキュラム

◆子どものペースに合わせてくれる

◆SSTにも勉強にも柔軟に対応

◆テスト対策や受験対策にも対応

◆集中できる時間設定

◆ペアレントトレーニングが充実している

◆時間が短く進度が遅い

教室内環境

◆明るい雰囲気

◆モニターで授業の様子を見学できる

◆隣の音が気になる

◆段ボールが積んだままになっていた

◆スリッパが汚かった

周辺の環境

◆駅から近い

◆人通りが多い場所なので安心

◆繁華街にあるため騒音が気になる

◆治安や交通量の多さが不安

その他

◆学校とも連携してくれる

◆振替がウェブ上でできる

◆料金が高い

◆事務員が不在なことが多い

◆振替ができない場合もある

 

幼児期と学齢期における療育の違い

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障害を持つ子どもが療育を受けるサービスには児童発達支援と放課後等デイサービスの2種類がありますが、2つの違いは対象年齢です。

 

児童発達支援は未就学児放課後等デイサービスは小学校~高校までの子どもを対象としています。

2つのサービス内容に明確な違いはありませんが、実際には幼児期と学齢期の児童では抱える課題の傾向も変わります。



 

幼児期

学齢期の児童

課題

  • 言葉が遅い
  • パニックを起こす
  • こだわりが強い
  • 気持ちの切り替えができない
  • 手先が不器用
  • 身の回りのことができない
  • 授業についていけない
  • 友達とトラブルになる
  • コミュニケーションが苦手

 

幼児期と学齢期の大きな違いは、学校で勉強が始まることと人間関係が複雑になることです。

 

授業中座っていられない、特定の科目に強い苦手意識がある、ということから初めてお子さんの発達のつまずきに気付く方もいます。

 

授業についていけないことは、自信の喪失や、やる気低下につながります。

授業だけではなく、身の回りのことができず、周りと比べて自信を無くしてしまうことも。

 

また年齢が上がるにつれて出てくるのが、友達とのトラブルです。

人間関係も複雑になり、幼児のときのような単純なケンカだけではなくなる場合もあります。

子どもだけで遊ぶ機会が増え、親の目の届かないところでトラブルを起こすことも少なくありません。

 

授業についていけない、友達とうまく遊べないことで自己肯定感を持てず、不登校や引きこもりといった2次的な問題を引き起こすこともあります。

 

放課後等デイサービスにはリタリコジュニアのように塾のような事業所もあれば、学童クラブのように遊びを中心に放課後の居場所を提供する事業所もあります。

 

どちらの事業所にも共通して求められるのは、子どものありのままの姿を受け止めて自己肯定感を高める役割です。

学力の向上、身辺自立を促しつつ、子どもたちの居場所になれるような支援が必要だと考えられます。

 

まとめ

リタリコジュニアは、子どもの特性に合わせたカリキュラムで、学力の向上や社会性の獲得が期待できる放課後等デイサービスです。

 

授業は50分が基本で送迎も行っていないので、長時間預けたい人には不向きですが、子どもの課題解決に本気で取り組みたい場合はおすすめです。

授業も、単なる学力向上だけではなく、子どもの自己肯定感アップややる気向上につながる工夫がされています。

 

利用料を全額負担するパーソナルコースは料金が高いとの口コミもありますが、料金に見合う内容に満足する声も多くあります。

 

年齢が上がると、抱える問題も複雑化する傾向にありますが、フィードバックやペアレントトレーニングなど保護者への支援も充実しています。

 

将来を見据えた療育をして欲しい、親子とも安心できるような事業所に通いたい、そんな人におすすめの教室です。

 

気になる人はお近くの教室を探してみてはいかがでしょうか。

 

今日もお付き合いありがとうございました。

ママはいつでも100点満点!!

 

この記事を書いている私はこんな人。

発達障害・知的障害を持つ小2の双子女子を育てる母。言語聴覚士。年間100冊以上の本を読み、子ども達が過ごしやすい環境作りに励む。ママが一番幸せになることで、巡り巡って家族が幸せになることを証明します。現在は小さいコミュニティを作り、ママ達の座談会(オンライン)を開いている。ママ達の横の繋がりを大事にすべく、発達界の坂本龍馬を目指す。

 

 

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ゆう@発達障がい児×双子ママ (@syuhutago25) on Twitter