こんにちは、ゆうです♪
今日は、松村彩子さん(双子男女ママさん)に双子の離乳食についての記事を書いていただきましたので、そちらをご紹介したいと思います。↓↓↓
双子育児は妊娠中から大変すぎる!ですが、特にミルクを卒業して離乳食に切り替えるタイミングで悩みの壁にぶつかる双子ママは多いのではないでしょうか?
筆者も男女双子を持つママの一人。私の場合は、
・育児書通りに離乳食を作れない!どうすれば時短できる?
・二人同時に離乳食、どうやって食べさせたらいいの?
・離乳食の進め方は一人ひとり変えるべき?同時じゃダメ?
と悩みがたくさんありました。さらに、一度双子離乳食に失敗して断念、再スタートをしたこともあります…。
今回は双子の離乳食で悩むママに向けて、離乳食の進め方やあの時役に立った離乳食便利グッズをご紹介。
「双子の離乳食の始め方が分からない」
「どうやって二人同時に離乳食をあげたらいいのか分からない」
「そもそも双子育児大変で離乳食まで手が回らない!どうすれば楽にできる?」
と考えているママは参考にしてみてください。
双子育児辛い…そんな気持ちがあれば、こちらのLINEに登録していただければ、私(双子ママ)お話いつでも聞きますので、よろしければどうぞ。
目次
- 双子の離乳食を始める時期は、育児書を参考にするな!!
- 双子の離乳食、進め方~我が家の場合~
- 双子の離乳食、食べさせ方はどうしたらいい?
- 双子離乳食が大変すぎる!支えてくれるアイテムは?
- 双子が離乳食を食べない!中断するのあり?なし?
- 双子の離乳食がストレスに。助けてくれたママ友の言葉
- まとめ
- 双子離乳食を一度も作らなかった管理人より一言(笑)
双子の離乳食を始める時期は、育児書を参考にするな!!
双子の離乳食を始めた時期は、
・一度目→双子6か月のとき
・二度目→双子7か月のとき
早産で生まれた我が子たち。修正月齢で考えるとそれぞれ生後5か月、6か月のころになります。
育児書には「食べ物に興味を持ったら」「ママやパパの食事をおいしそうに見ていたり、パクパクと口を動かして食べる準備を始めたりしていたら」と言われますよね。
この基準ももちろん大切だと思いますが、双子育児は何より“ママの体力勝負”!!!
そのため、我が家では双子が食べ物に興味を持ったらと子供主体ではなく、ママである私の「離乳食を始めよう」と気持ちが整ったらスタート、と決めていました。
また、一度失敗して1週間程度で離乳食をやめ、再スタートしています。
双子の離乳食、進め方~我が家の場合~
双子の離乳食の進め方自体は育児書通りに行いましたが、二人の食べ具合を見ながら我が家なりのスピードで進めたので厳密に「ゴックン期」「カミカミ期」などは分かれていません。
大まかに食事の回数で分け、初期・中期・後期と進めていきました。
離乳食初期:1回食
スタートしたのは二人同時に。どちらもベビーバウンサーに寝かせ、背もたれを使って少しだけ体を起こした状態で食べさせていました。
なかなか離乳食を完食してくれない我が家の双子なので、1回食は8か月ごろまで続けています。途中中断したのもこの時期です。
10倍粥
野菜(ニンジンやブロッコリー、コーンなど)ペースト
お魚(タイ、タラ、シラスなど)ペースト
果物(バナナ)ペースト
電子レンジで離乳食―手間なし!短時間でできる食材別レシピ (ベネッセ・ムック たまひよブックス)
離乳食中期:2回食
8か月頃になると私も双子も離乳食に慣れてきて、完食が増えたため2回食に。
10倍粥から5倍粥にし、野菜を柔らかく煮込んだ副菜と粥にタンパク質(鶏肉やお魚など)を混ぜたもの2種類を用意して離乳食を進めていきました。
たくさんの種類を用意した方がよいのですが、我が家の場合、双子は好き嫌いがこの頃から多かったのでそこまで食べられる食材は増えていません。
品数が多いと、離乳食をあげるママも大変に…。無理なく進められるペースを守りました。
5倍粥
野菜(ダイコン、ニンジン、ホウレンソウなど)の煮物やソース煮込み
お魚やお肉(鶏肉、タイ、タラ、ツナなど)の煮物やペースト
果物(バナナ、スイカなど)ペースト
離乳食後期:3回食
2回食の完食が増えたため、10か月ごろから3回食を開始。これまでペースト状のものが多かったのですが、思い切って柔らかめのおにぎりボールを作ってみると、問題なく食べてくれました。おにぎりボールは手づかみ食べするのにも、食べやすいのでおすすめですよ。
さらに双子に大ヒットしたのが、柔らかく煮込んだうどん。うどんはゆで玉を包丁で細かくカットして圧力鍋で煮込むことで、子供も食べやすい大きさ・柔らかさにできます。
野菜や鶏肉などもすべて入れて、これだけで一品料理にして離乳食にしていました。出汁にもこだわるとより食べてくれるようになり、スプーンやフォークを使って「自分で!」と食べる姿を見られるようになったのもこの頃です。
1歳になると保育園に通うようになったので、園が用意する幼児食に移行。完食したお知らせをもらうととても嬉しかったです!
野菜と鶏肉入りやわらかうどん
おにぎりボール
茹でた野菜(ニンジンやサツマイモなど)スティック
双子の離乳食、食べさせ方はどうしたらいい?
双子の離乳食を始めるとき、「一人ずつ食べさせたらいいの?」「じゃあ残りの一人はどうすればいいの?」「なるべく同時に食べさせたい」と悩む方は多いです。
双子の成長が同じぐらいだったら、一緒にできる可能性がありますが、片方は小さく産まれた…など、成長が同じぐらいともいかない場合もありますよね。
1人ずつやるしかない…。じゃあ、1人が食べているとき、もう1人はどうする?
以下の方法で、ミルクや麦茶を飲んで待っててもらう。
1,自分で哺乳瓶を持ってもらう。
2,セルフ授乳クッションを使う。
3,ストロー付きコップを使う。
使っていたセルフ授乳クッション
ただ、毎回うまくいくわけではなく時には「一人はミルクも飲めない!」「もう一人は離乳食を食べない!」で二人が同時に泣くことも。
ものすごく焦りましたが、回数を重ねるごとにうまくいくようになりました。
でもやっぱり、同時にやりたい!!!
そんな時は、グッズに頼りましょう。
双子の離乳食を同時に行うためのポイントをまとめてみました。
我が家が使ったグッズ
育児書には「子供を膝に抱えて支えながら座らせ、ママがスプーンを口元に持って行ってあげましょう」などが書かれています。この通りにできたらいいのですが、二人いるとそうはいきませんよね。
始めのうちはこの方法で行っていましたが、一人ずつ離乳食をすると時間も倍に。大変だったので以下のグッズに頼るようにしました。
・ハイローチェア(離乳食初期のころ、座る用の椅子として)
・テーブルに取り付けるタイプのチェア(離乳食中期の頃、腰がすわってからの椅子として)
・取っ手とストロー付きのカップ(離乳食のときに飲む麦茶用として)
・セルフ授乳できるクッション
腰がすわるまでバンボなどの椅子は使えませんが、ベッドとチェアどちらでも使えるハイローチェアなら少しだけ体を起き上がらせたまま離乳食を食べられます。
二人を座らせて、両手が自由になれば二人同時の離乳食もぐっと簡単に。一口ずつ交互に食べさせたり、一方が離乳食を拒否したら哺乳瓶を渡したりすると、二人同時の離乳食がうまくいくようになります。
食器は共有するべき?
二人同時の離乳食なら、「食器は分けるの?一緒?」と迷いますよね。
我が家は双子それぞれの食べるスピードがかなり違ったので、食器はそれぞれで分けて用意していました。これは「どちらにどのくらいの量をあげたのか、分からなくなるから」です。
ただ、急いでいたり洗い物を増やしたくなかったりするときは、大体半分に分けて二人一緒のお皿から取り出していたり、離乳食初期(1回食)のころはスプーンの持ち換えが大変なので、双子には同じスプーンを使っていました。
しっかり食べるようになってからは食器はそれぞれで用意し、スプーンやフォークも分けました。
双子離乳食が大変すぎる!支えてくれるアイテムは?
双子の離乳食をやってみて、特に役に立ったアイテムをご紹介します。
ベビーフード
離乳食をすべて手作りしてもよいのですが、二人分だと作り置きもすぐになくなり、そもそも双子育児で手いっぱいでしっかり作れないことも。
離乳食初期には粉末の野菜ペーストの素や、味付け用のクリームソースの素などにお世話になりました。離乳食後期はお出かけ先でベビーフードを食べるようにすると、とても便利でしたよ。
ハイローチェア
双子離乳食の必需品といっても過言ではないハイローチェア。
我が家ではこれを導入してから双子同時の離乳食ができるようになったので、離乳食時間の短縮にもつながりました!
ただ2台並べると相当場所を取ります。置いておくスペースには注意が必要です。
テーブルに取り付けるタイプのチェア
テーブルに取り付けるタイプのチェア。我が家が使っていたのはイングリッシーナでした。ダイニングテーブルに取り付けるだけで双子用の椅子が完成。
場所も取らず、離乳食をあげるママも楽な体制が取れますよ。
何より、床のお掃除は断然ラクになりますね!!
こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
双子が離乳食を食べない!中断するのあり?なし?
離乳食を始めてから「やっぱり早かったかも」「大変だから続けられない…」という悩みはよく聞かれるもの。ここからは中断してもよいのか、我が家の失敗談を交えて解説します。
我が家の双子離乳食失敗談
我が家の双子は一度離乳食を中断しました。
一度始めたものの、あまりにも離乳食を受け付けず、一口も食べないまま終わる日も。離乳食が負担になって双子育児が手に負えなくなっているのもあり、一度離乳食をやめて仕切りなおすことにしました。
離乳食は生後半年ごろから始めるものですが、スタートできる時期はその子それぞれ。厳密に「いつから」と決めなくても大丈夫です。
私の友人の中には、1歳から始めたよという人もいました。
本当に人それぞれ、お子さんのペースに合わせてOKです。
離乳食が負担になるなら再スタートもOK
離乳食を始めた時期に病気になったり体調を崩したりすると、離乳食を中断することもあるでしょう。このとき、再スタートしてももちろんOK。
再開したときは量を少なめで試し、食べるようになったら中断前と同じ量に戻していきましょう。我が家の場合は3週間程度、離乳食初期に中断しましたが、その後ゆっくり量とスピードを取り戻していきました。
中断している間は私がご飯を食べている姿を見せたり、食卓に連れてきて「食べないけれど食事の空間に双子がいる」という状況を作ったりしました。そのおかげか、中断後はスムーズに離乳食を再開することができましたよ。
双子の離乳食がストレスに。助けてくれたママ友の言葉
最後に双子の離乳食が大変!というママに向けて、私自身気持ちが楽になった言葉をご紹介します。
「離乳食は食卓を飾るもの」
離乳食は食卓を飾るものだから、双子が食べなくってもOK!用意しただけママはえらいと言われたことがあります。
いつも「食べてくれないのは私のせいかな?」と自分を責めていたので、この言葉でずいぶん救われました。
「大人が食べておいしくなければ、子供も食べないよね」
双子の離乳食が進まなかったとき、双子ママ友が言った言葉です。「確かに!」と思って私自身が食べてみると、野菜そのものの味が強く大人でも食べられないような離乳食でした。
それから出汁を加えてみたり、ソースを付けてみたり工夫すると、双子も食べるように。
離乳食は薄味が基本ですが、あまりにも薄くなりすぎないよう食べてみて調節するとよいかもしれません。
「ベビーフードだって愛情たっぷりだよ!」
ベビーフードは楽ですが、自作しないことに罪悪感を覚えるママは多いですよね。そんなとき、双子ママ友が「私の家もベビーフードたくさん使ってるよ。子供のためを思って作っているのはベビーフードも手作りも同じ。愛情たっぷりだよ」と言っていたのを見て、勇気づけられました。
ベビーフードはバランスを考えて作られています。子供のことを考えているのは、手作りもベビーフードも同じ!と思うと、ベビーフードを活用する罪悪感が少なくなりました。
まとめ
双子育児はとても大変。双子ママはもちろん育児の大変さを体感していると思いますが、離乳食もベビーフードや便利グッズを活用して、より楽にこなせる方法を探していきましょう。
今は失敗ばかりでも、双子の離乳食はいつか終わり、離乳食が完了する日はやってきます。
スピードはゆっくりかもしれませんが、離乳食を進める速さは人それぞれ。周りと比べずに、ともに双子育児を頑張っていきましょう!
双子離乳食を一度も作らなかった管理人より一言(笑)
松村さん、素敵な記事を本当にありがとうございました。
これ、実際に松村さんご自身で作られた離乳食だそうで、とても驚きました!
すごく丁寧な離乳食ライフを送られていたんだなと思いました。
皆さん、こんな素敵な離乳食作らなきゃ…と思いました?
大丈夫ですよ?私、一回も、離乳食作った事ありませんから(笑)
全部、和光堂のベビーフードあげてましたよ?箱でまとめ買いしていました。
3回食になっても、ドロドロの食べさせてましたよ?硬さとか気にしてませんでした。
栄養士さんたちは、「舌の動きや歯が生えてくるから、徐々に形あるものをあげましょうね」と言うと思います。
気にしなくて大丈夫です。『へぇー赤ちゃんってそうなんだー』と右から左へ聞き流しましょう。
私は、普通食になってから、子どもと食べられるものを…と考えるようになりました。
なので、『離乳食始めなきゃ』『レパートリーないなー』とか考えなくていいんですよ^^
それ以上に、ママ、寝てください。今、検索魔になってませんか??
検索することで不安になるなら、一度、SNSやインターネットから離れましょう…?
目の前の双子ちゃんに目を向けて…何で笑っていますか?何に夢中になってますか?
その時間を一瞬作れただけで、あなたはよくやっていますよ。
それができていなくても、生きているだけでOKですよ。
心配は、未来へのワクワクに変えていきましょう。
双子がいる未来の自分は、絶対に笑っていますよ。
最後に、双子のママでいてくれてありがとう。
あなたは、あなたでいることで100点満点!
今日も、頑張りすぎずにいきましょう!!
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