こんにちは!
今回はさくらんぼ教室の口コミや評判をまとめてみました。
さくらんぼ教室は関東で受験に強いと口コミ/評判の多い事業所・学習塾で、受験を考える保護者にとっては気になる存在かもしれません。
こんな方々に向けて書いています。
◆子どもを塾に通わせようと考えている方 ◆さくらんぼ教室の特色を理解したい方 ◆さくらんぼ教室のデメリットも理解したい方 ◆通ってから後悔したくない方 |
さくらんぼ教室の良い点・改善点が5分で理解できます。よろしければ最後までお付き合いください。
さくっと読みたい方は、『表にまとめました』までジャンプしてください。
- さくらんぼ教室ってどんなところ?
- さくらんぼ教室の講師の評判は?
- さくらんぼ教室のカリキュラムは?
- さくらんぼ教室の特徴は?
- さくらんぼ教室の周辺・教室内の環境は?
- さくらんぼ教室の料金は?
- さくらんぼ教室の評判を表にまとめてみました
- 【中学生の親御さん必見】さくらんぼ教室が運営するサポート校
- 発達障害児の進路とは
- まとめ
さくらんぼ教室ってどんなところ?
さくらんぼ教室は発達障害、学習障害、対人関係につまずきのある子どもたちを対象とした塾で、東京、千葉、神奈川に13教室を展開しています。(2022年9月現在)
1990年ボランティア活動からスタートしたさくらんぼ教室は2020年には30周年を迎え、長きに渡り多くの障害児の支援をしてきました。
その経験やノウハウがつまったオリジナルの教材は、特別支援学級や特別支援学校でも広く使われています。
就学前から学齢期、社会人と長きに渡り利用でき、学習面だけでなく社会性や対人スキルを身につけられる事業所です。
さくらんぼ教室の講師の評判は?
☆…☆…☆Good point☆…☆…☆
さくらんぼ教室の講師は子どもの特性に合わせて寄り添ってくれる、熱心に指導してくれるという評判が多く見られました。
個別、または少人数の授業が中心なので、一人ひとりにしっかりと対応してくれるようです。
フィードバックがしっかりしている、毎回連絡帳で様子を伝えてくれるといった口コミもあり、保護者への対応にも満足している声がありました。
━━・‥Weak point…━━・
子どもに寄り添ってくれるさくらんぼ教室の講師ですが、状況によってはもう少し厳しくしてほしいと感じる保護者もいるようです。
子どもの性格や特性によっては、優しすぎるとやらなくなってしまう、先生の言うことを聞かなくなってしまうと心配になるのかもしれません。
また、これはある程度は仕方のないことですが、講師によって指導力に多少のバラつきはあるようです。
講師のやり方に対して不満を伝えたら改善してもらえたとの口コミもあるため、気になるときには伝えてみるとよさそうですね。
さくらんぼ教室のカリキュラムは?
☆…☆…☆Good point☆…☆…☆
さくらんぼ教室では長年のノウハウを活かしたオリジナルの教材を使っていて、障害の特性を活かしていると好評のようです。
個々の特性に合わせたきめ細かいカリキュラムを立ててもらえ、授業についても柔軟に対応してもらえるとの口コミもありました。
模擬テストや面接練習など受験にもしっかりと対応してもらえるため、受験生を持つ保護者にとっては心強い印象を受けました。
実際に、苦手だった国語と算数の理解ができるようになった!受験に合格できた!と具体的な成果に繋がる声も多く見られました。
━━・‥Weak point…━━・
教材が子どものレベルに合っていない、コピーが多く文字の歪みなどが気になるというマイナスな口コミも一部見られました。
レベルの合っていない学習を続けてしまうと、子どものやる気にも影響する恐れがあるため、教材に子どもを合わせるのではなく、子どもに合わせた教材の使用や対応をしてほしいですね。
さくらんぼ教室の特徴は?
30年間、発達障害をかかえた方をサポートしてきた学習塾です。福祉事業所ではなく、月謝タイプの学習塾です。個別の教科はもちろん、SSTやライフスキルトレーニングも幅広く学べるというのも特徴です。
現在では、2歳~社会人の方が入られており、多くの方が学ぶ教室です。
個人的には、先輩の話が多く聞ける所が魅力的だと思いました!!
さくらんぼ教室の周辺・教室内の環境は?
☆…☆…☆Good point☆…☆…☆
さくらんぼ教室は発達障害に特化した学習塾であるため、授業中は仕切りなどで視覚を遮る工夫がされ、勉強に集中できる環境が整っているようです。
教室自体は明るくて入りやすい雰囲気との口コミがありました。
周辺環境は駅が近くて通いやすい、雨に濡れないから安心との声が多かったです。
自力通所の場合は通いやすさや安全面は重要なポイントですね。
━━・‥Weak point…━━・
視覚的に工夫がされている教室でも、狭さを感じたり隣の音が聞こえてしまうことはあるようです。
駅が近い分、交通量が多く心配する声も見られました。
さくらんぼ教室の料金は?
さくらんぼ教室の主なコースの利用料(月額)をまとめました。
対象 |
総合コース |
マンツーマンコース |
進学コース |
幼児 |
21,450円 |
||
小学生 |
16,500円(1、2年生) 17,600円(3、4年生) 18,700円(5、6年生) |
21,450円 |
37,950円(週2回) 20,900円(週1回) |
中学生 |
19,800円 |
21,450円 |
37,950円(週2回) 20,900円(週1回) |
受験対策クラス |
41,800円(週2回) 24,200円(週1回) |
||
高校生 |
20,900円 |
21,450円 |
37,950円(週2回) 20,900円(週1回) |
その他個別学習コースがあったり、入会金や教材費、学力診断テストの際はプラス料金がかかります。
さくらんぼ教室は公費負担のある児童発達支援・放課後等デイサービス事業所ではないため全額実費負担となり、負担が大きいと感じる保護者も多いようです。
特に受験対策となると、負担が大きくなっているのがわかりますね。
ただ、発達障害に特化している点や個別で柔軟に対応してもらえる点を考慮すると値段相応との声も多く見られました。
料金体系などについて詳しく知りたい方は、教室へお問い合わせください。
さくらんぼ教室の評判を表にまとめてみました
よい評価 |
悪い評価 |
|
講師 |
◆子どもに寄り添ってくれる ◆熱心に指導してくれる ◆フィードバックがしっかりしている |
◆優しすぎる ◆講師によって指導力に差がある |
カリキュラム |
◆障害に配慮した教材を使用 ◆個々に合わせたカリキュラム ◆柔軟な対応をしてくれる ◆面接練習などもしてくれる |
◆子どものレベルに合っていない ◆教材はコピーが多い |
教室内外の環境 |
◆視覚的に集中できる工夫がされている ◆駅に近いため通いやすい ◆明るい雰囲気 |
◆教室によっては狭い ◆隣の部屋の音が聞こえる ◆交通量が多い |
その他 |
◆入退室がメールで届く ◆振替ができる ◆保護者勉強会が月1回開催され とても勉強になる。 ◆歴史が長いので企業や個人との パイプが多い。 ◆通信サポート校あり!! 中学卒業後も安心!! |
◆料金が高い ◆混んでいると振替がしづらい |
【中学生の親御さん必見】さくらんぼ教室が運営するサポート校
学びサポートセンター高等部を開校して、幅広く展開されているようです!
公式HPはこちら。
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発達障害児の進路とは
発達障害を持つ児童には主に、特別支援学校と特別支援学級の2 種類の進路があります。
メリット |
デメリット |
|
特別支援学校 |
・専門的な支援が受けられる ・設備が充実している ・送迎バスがある |
・学習よりも生活面の授業が多い ・家から遠い可能性 |
特別支援学級 |
・地域の子たちと関わりが持てる ・状況に合わせて通級できる |
・教員に専門性がない可能性 |
特別支援学校は心身に障害がある児童が通う学校で、基本的には小学部から高等部まであり、専門的な支援を受けられる、設備が整っているなどのメリットがあります。
送迎バスで登下校できる学校がほとんどなので、自力登校が難しい子どもでも通うことができます。
一方で生活の自立やSSTを中心とした授業内容が多く、勉強面が伸ばしにくいというデメリットがあり、軽度やグレーゾーンの児童にとっては時に物足りなさを感じてしまうこともあるようです。
特別支援学級は公立学校に併設されていて、支援の必要な児童が普通学級に在籍しながら必要に応じて通級します。ほとんどの時間を支援学級で過ごす児童もいれば、授業によって普通学級と行き来する児童もいます。
特別支援学級には地域の子どもたちとの関わりが増えたり、家の近くの学校に通えるメリットがあります。
一方で特別支援学校の教員には養護教諭という専門の免許が必要なのに対し、特別支援学級は小学校や中学の数学など学校の教員免許があれば担任になれます。
そのため専門的な知識がない教員が対応する可能性が高くなってしまう点がデメリットです。
以前は重度の障害がある児童は特別支援学校に通う傾向が強かったのですが、最近では重度の障害があっても地域の学校を選択する家庭が増えてきました。
障害があっても自分の地域で過ごしてほしい、いろいろな子どもたちと接する機会を大切にしたいと考える保護者の増加が背景にあるようです。
中学校卒業後の進路
公立の小中学校には設置が義務付けされている特別支援学級ですが、高校においてはそうではなく、実際にほとんどの高校には特別支援学級がありません。通級がある高校もあるようですが、一部です。
特別支援学級に通う児童は特別支援学校、全日制高校、チャレンジ校、サポート校、通信高校、定時制高校などの選択肢があります。
現状では特別支援学校の高等部に進学する児童が多数を占めていますが、それは本人や保護者の希望だけではなく、全日制高校の受験がネックになっている場合もあります。
中学校によっては、支援学級の生徒には内申点がつかなかったり、障害の特性によって受験対策が難しく、受験に挑戦できない児童もいるのです。(筆記の受験をせずに推薦で受かったという方もいらっしゃるようです。)
さくらんぼ教室のように発達障害に特化した塾も増えつつありますが、まだまだ数が少なかったり、費用面で保護者の負担が大きいというのが現実です。
発達障害などがあっても、自分で進路を考えて挑戦していけるような機関や制度が整ってくると、障害があっても自分らしい選択ができるようになるのではないでしょうか。
まとめ
さくらんぼ教室は、発達障害が広く認知される前から活動してきた歴史ある事業所です。
発達障害があっても、特性に配慮した環境があれば学力が伸びて進路の選択肢が増える
子どもたちは多くいます。
さくらんぼ教室は発達障害の特性に合わせた教材や個別のカリキュラム、30年間積み重ねてきたノウハウで、多くの受験生を合格させてきた実績のある事業所です。東京や千葉で受験をお考えの方は検討してみてはいかがでしょうか。
今日もお付き合いありがとうございました。
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この記事を書いている私はこんな人。
小3双子の母。言語聴覚士。
長女は、軽~中等度知的障害、自閉症スペクトラム。ホームスクーラ-。
次女は、軽度のADHD・自閉症スペクトラム。公立小学校の授業を自分で選択し、部分登校している(ハイブリットスクーリング)。
子育て中に、アドラーの心理学を学んだり、教育移住を経験し、『人との対話』が世界で1つの家族の幸せに辿りつける方法だと気付く。 ”置かれた場所で咲きなさい”ではなく、”咲ける場所を探していこう”という子育てスタンスで、学校と学校外の学びの場を重要視している。 発達障害・知的障害児の子育てをしているママ達が幸せな人生を送り、育児を楽しめるようにお茶会・コーチング・コンサル・講座を開催している。 発達障害という言葉がなくなり、チャレンジドやレインボーという言葉が主流になり、多様性が認められる社会を目指しています。
ママは、いつでも100点満点!!今日も頑張りすぎずにいきましょう!