こんにちは。
子供は発達障害児。
特性のある子どもと暮らしていると、ママは孤独を感じやすいといいます。
特に気になるのが「子供に発達障害があってママ友ができない…」という悩み。
・子供同士仲良くなればママ友できるっていうけれど…我が子のお友達はいない
・子育ての話にもついていけない、遠巻きにされる…
・どこで気の合うママ友を見つけたらいいの?ママ友の作り方って?
今回はこういったお悩みを持つママへ向けて、ママ友できない・いないを解決するためのアイデアをご紹介します。
- 発達障害児育児は孤独?ママ友できない・いない…
- みんなはどうしてる?発達障害児のママ友事情
- ママ友ゼロでも大丈夫?考えたいメリット・デメリット
- どうやってママ友作るの?発達障害児ママに教える5つのコツ
- まとめ
発達障害児育児は孤独?ママ友できない・いない…
我が子が発達障害児だと、ママ友がなかなかできない…。これってママあるあるの悩みかもしれません。
・子供同士で仲の良いお友達がいない
・子供の特性上お友達トラブルが多くてママ友の輪に入れない
・子供を見守るだけで手いっぱい!ママ友を作る時間がない…
自閉症やADHDなどの子供の特性があると、子供自身もお友達を作るのは得意ではないかもしれません。
元々人に興味がなかったり喧嘩が多かったり…。
そのため、「子供同士が仲良くなって自然とママ同士も仲良くなる」この“主流”であるママ友付き合いが発達障害児ママでは少なくなってしまいます。
とはいえ、ママの中には
・ママ友いないと子供の交友関係も狭くなる?
・ママ友いなくて親子イベントが苦痛。行きたくない。これって母親失格だよね…
・ママ友もいないし相談相手もゼロ。孤独を感じるし寂しい
と「ママ友できない」を諦めきれない方も多いです。
ほかの発達障害児ママはどう「ママ友付き合い」をしているのでしょうか?どこでママ友と知り合って、どんな関係を築いているの?次は、実際のママに聞いてみたママ友事情をご紹介します。
みんなはどうしてる?発達障害児のママ友事情
発達障害を持つ子供のママに、「ママ友っている?いない?どういう付き合いが多い?」と聞いてみました。
ママ友はいない発達障害児ママ
「息子は今療育に通いながら幼稚園にも通っています。だからママ友と知り合う機会は多いけれど…。療育ではみんな忙しそうだし幼稚園だと子供がほかの子に迷惑をかけていそうで、気軽に話しかけられません。すでにママ友の輪ができている感じで、入りにくいこともあります」
未就学児の場合は、特に「ママ友はいない」と答える方も多い印象でした。
中には「子供が小学生に上がったらママ友ができたけれど、小さいうちはいなかった」という声も。
幼稚園のうちは子供たちの交友関係も狭く、さらに小学校に上がるとみんなばらばらになることも多いです。
また、子供の特性にもよりますが、クラスでお友達とトラブルになる可能性があるのも事実。
「ママ友いない、ゼロ!」というママももちろんいますが、「でも本当に大丈夫かな…?」と心配に思うママに向けて、のちほどママ友がいないメリット・デメリットもまとめています。参考にしてくださいね。
同じような特性持ちの子ママと仲良くしている
「療育で知り合った子供と年齢が1つ違いの、同じような特性を持つ子のママと仲良くなりました。子供同士は仲良くないけれど子育て話で「あ~あるある!」と盛り上がることも多くて、どちらかというとママ友というより普通の友人です」
発達障害にはさまざまありますが、その中でも我が子と同じような特性のあるママ友と知り合えたら、育児の心強い味方になりますよね。
このママは療育で知り合ったそうですが、幼稚園や学校、子育てイベントなどでも知り合えそうです。
ただし、子供同士の関係はあまりないのだそう。
どんなママ友にも言えますが、「子供は子供、ママはママ」で考えた方が交友関係はうまくいきます。
健常児のママ友と仲良くしている
「近所のママ友とよくお話する関係です。でもお子さんはうちの子とは違うので、育児の話はあんまりしないかも…。小学校のこととかを世間話程度にするだけですが、情報収集できるので助かっています」
子供が小学生になってから、近所のママ友ができたという方。マンションや団地住まいだと、子供の年齢が近いママ友と知り合えることも多いです。
子供の特性などはママ友とは関係がないので、健常児のママ友がいる方ももちろんいますよね。ですが、育児の話で共感したり盛り上がったりすることはあまりないのが、ちょっと寂しい点かもしれません。
SNSやコミュニティサイトで知り合ったママ友と仲良くしている
「インスタを開設して、同じ障害児の子を持つママとたくさん知り合いました!ツイッターでもアカウントを持っているけれど、少しだけママ友の雰囲気がSNSによって違うのでおもしろいです。自分に合う方を選ぶと、ママ友も増えるかも?」
特に多かったのが、SNSや地域掲示板などのコミュニティサイトでママ友と知り合うことです。
ツイッターやインスタグラムなど、SNSは気軽に試せてもちろん無料!
ネット上の知り合いだから、リアルなママ友には相談しにくいことも話せる、という口コミもありました。
ママ友ゼロでも大丈夫?考えたいメリット・デメリット
子供に発達障害もあって、普通のママ友ができない・いない。そういったママも多いですし、何よりママ自身が「ママ友付き合いしんどい」とやめてしまうケースもあります。
発達障害育児において、ママ友はゼロでも大丈夫なのでしょうか?
ママ友いないメリットとデメリットを今一度考えてみます。
ママ友いないメリット
・ママ友関連のトラブルに巻き込まれないですむ
・子供をしっかり見守れる
・気遣いすることないからママ自身が疲れない
・育児や自分の時間が作れる
ママ友がいないメリットはほかにもありますが、挙げてみるとこういった感じに。
ママ友というとネット上でも
「仲間外れにされた」
「ママ友カーストに巻き込まれた」
「マウントを取られてイライラ…」とネガティブな話題も聞きますよね。
こうしたいざこざが面倒だと感じるママは、ママ友がいなくてもよいのかもしれません。
そもそも、ママ友は「絶対に必要か」というとそうではありません。
子供同士仲良くっても、ママ同士が仲良くする必要もないですし、逆に子供同士が仲良くなくてもママ同士気が合うことは多いです。
ママ友ゼロだからといって、「子供の交友関係が狭くなるか」というと絶対にありません!
何よりも大切にしたいのは、ママの精神面。ママが笑顔でいられるなら、無理してママ友を作る必要はありませんよ。
ママ友いないデメリット
・育児の悩みを打ち明ける相談相手がいない
・孤独を感じやすい
・学校やイベントなどの情報交換ができない
ママ友いないデメリットもいくつかあります。
特に子供が発達障害持ちであれば、「育児書やネットの情報はうちの子には当てはまらないし…」と疎外感を覚えやすいですよね。
育児のストレスも溜まりやすく、こうしたイライラを一人で解決できるかというとそうではないのが現状です。
ママ友がいないと地域や学校の情報交換ができない点もネックとなります。
情報交換は育児において必要かというとそうではないのですが、「これから小学校に上がるのに不安だな…」と感じやすいママにとっては孤独を覚えやすいかもしれません。
どうやってママ友作るの?発達障害児ママに教える5つのコツ
どうしても子供の特性上、発達障害児ママのママ友作りは複雑です。
ですが、育児の相談や気持ちを共感できるママ友が1人でもいたら、ものすごく心強い味方になってくれるもの。
ここからはどうやってママ友を作るのか知りたいママ、発達障害児だから…とママ友から離れていたママへ向けて、「ママ友事情」とうまく付き合う5つのコツをご紹介します。
①「子供同士仲良しだから」は考えない!
ママ友ができない・いない理由を「子供同士で仲の良いお友達がいないから」と決めつけていませんか?子供同士が仲良くても、ママ友というのは「子供同士の関係の延長線上」「保護者の関係」であり主役はあくまで子供です。
子供が仲良くなくても「気が合いそうだな」と思ったらママ友付き合いが始まることはありますし、反対に子供同士が仲良くても無理してママ同士が付き合う必要はありません。
発達障害児のママに言えるのは、学校や幼稚園、療育の場でも「子供のためにママ友付き合いを頑張らなきゃ」と思わないことです。
そのように作ったママ友とはいつか縁が切れてしまうと思っておいた方が良さそう。
気の合うママ友を見つけた発達障害児ママも「子供同士は仲良くない」という方がほとんど。ママ友は「子供のことは関係ない」と一度分けて考えることがおすすめです。
②ママ友とは適度な距離感を忘れずに
ママ友というのは「保護者と保護者の関係」です。
あくまで大人同士の付き合いなので、ママ友とは適度な距離感を大切にしたいですね。
子供のことはもちろん、仲良くなったらつい「夫のこと」「家のこと」「家族のこと」などなど…くわしく自分のことを話したくなってしまいます。ですが、あまりにも込み入った話をすると
・「これってマウント?」
・「自慢話がしたいの?」
とママ友からの印象が悪くなってしまうことも。
仲良くなれるママ友が見つかるのはとてもよいことですが、ほどよい距離感で自分が無理なく付き合える関係性がベストです。
③「みんなと仲良く」は不可能
例え子供に発達障害がなくても、子供同士のトラブルというものは起こります。
子供に「みんなと仲良くね」と言っても不可能なのと同じように、ママ友関係も「みんなと仲良く」はできません。
「人間関係の数字」というものがあって、
・初めて10人の人に会ったとき、5人の人はあなたを好ましく思ってくれます
・次の3人はどちらかというとあなたのことが好きです
・次の1人はどちらかというとあなたのことが嫌いみたい
・最後の1人はあなたが何をやっても嫌っているようです
このように、人間はどんな関係であれ「8割の人からは好かれるけれど、残りの2割からは何をしても嫌われる」のだそう。
これを考えてみると、ママ友も「みんなから好かれる」のは無理です。
もしママ友がいなくても、それはママ自身がまだ「あなたを好ましく思ってくれる人」と出会っていないだけかもしれません。
焦らず、気の合うママ友を探してみましょう。
④ママ友が欲しいなら「自分から発信」する
「子供に発達障害があるから」「身近なママ友とは違う環境だから、会話が続かない」そう思ってママ友作りを諦めている方は多いもの。でも、気の合うママ友がいると発達障害児育児はぐっと気が楽になります。
ママ友が欲しいなら、自分から日々の生活を発信してみてはいかがでしょうか。
例えば「ツイッターやインスタグラムを始める」「ブログを始める」などすると、同じ状況のママが声をかけてくれるかもしれません。
先ほどご紹介した発達障害児ママも、SNSで知り合ったママ友と仲良くしている方はとても多いようです。SNSは簡単に始められるので、ぜひやってみてくださいね。
⑤ネットで知り合ったママは立派な「ママ友」
ネット上で知り合っただけだから、相手はママ友ではない…?そう思う方もいるかもしれませんが、ネットで知り合ったとしても立派なママ友です。
子供のことで相談したり、仲良くなればLINE電話やZOOMなどで直接お話もできます。オフ会といって実際に会うこともできるので、ネットで知り合ったママは実際のママ友と変わりありません。
ネット上の知り合いは、仲はいいけれど「子供同士を会わせたことはない」「遠く離れているから個人情報は守れる」ので、適度に深いお話もできます。
意外と同じ学校のママ友、療育のママ友よりも気兼ねなく付き合えるかもしれませんね。
こちらのブログの管理人は、発達障害児を育てているママさん達のコミュニティを持っています。
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そう思ったら、
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すぐに返信いたします♪
まとめ
ママになったからには、みんな1度は悩んでしまう「ママ友事情」。特に発達障害児ママは子供のことや特別な育児だからと、ママ友いない・できないと悩みがちです。
しかし、ご紹介したようにママ友を作る方法はたくさんあります。自分に合う方法を選んで、ママにとって「気が楽な」ママ友付き合いをしてみましょう。
今日もお付き合いありがとうございました。
子育て中に、アドラーの心理学と自己理解を一緒に学んでみませんか?
言語聴覚士という専門家だった私が、発達障害児を育ててみて、わかったことは3つ。
1,自分という人間を知れば、子育てがしやすくなる
2,失敗敗を何度も許された人が、人の失敗を許せる
3,自分を律することができるのは、選択肢を持ち選んできた人
私が子育て中に、人が変わったと言われるのは、アドラーの心理学と自己理解があったからと自信を持って言えます。
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この記事を書いている私はこんな人。
小3双子の母。言語聴覚士。子どもは不登校だけど、世界で一番幸せな母。
長女は、軽~中等度知的障害、自閉症スペクトラム。週2フリースクール。音楽、ダンス、料理、読書と多趣味。
次女は、軽度のADHD・自閉症スペクトラム。公立小学校の授業を自分で選択し、部分登校している(ハイブリットスクーリング)。ipadのゲームが生き甲斐。
子育て中に、アドラーの心理学を学んだり、教育移住を経験し、『人との対話』が世界で1つの家族の幸せに辿りつける方法だと気付く。 ”置かれた場所で咲きなさい”ではなく、”咲ける場所を探していこう”という子育てスタンスで、学校と学校外の学びの場を重要視している。 発達障害・知的障害児の子育てをしているママ達が幸せな人生を送り、育児を楽しめるようにお茶会・コーチング・コンサル・講座を開催している。
ママは、いつでも100点満点!!今日も頑張りすぎずにいきましょう!