こんにちは、ゆうです。
今日は、発達障害を診断されてから、病院や、療育へかかる時にこんな知識があったらママ達は助かるかなーと思いながら、書きました。
病院の選び方や、民間療育の選び方、こんなサービスを受けられたら、こんなスタッフに出会えたら最高!という情報を詰め込みました。
少し長くなりますが、一読していただけると嬉しいです。
目次
- まずは、かかりつけのドクターを探そう!!
- 療育・放デイを探そう!!
- 療育・放デイのスタッフはどんな資格を持ってる?
- こんなサービスを提供するスタッフに出会えたら最高!
- 現状、包括的にまとめてくれる人がいない=母親の負担が大きい
- 今現在、私が行っている支援者との連携作業。
- まとめ
前回記事はこちら↓
まずは、かかりつけのドクターを探そう!!
発達障害、またはグレーゾーンと言われてから、ドクターに定期的に見てもらうことが必要です。薬などの処方がなくても、将来的に障害者手帳や年金をもらうためには、ドクターの診断書が必要になるからです。
将来的に、障害年金をもらう可能性がある場合には、初診日を記録しておく必要があります。それから、日常生活の困難さを記録しておかねばならないので、縦断的に(細く長く)ドクターにかかっておくのは、必須になるでしょう。
療育・放デイを探そう!!
自治体の療育も充実している場所はあります。しかし、そういう場所だけではないでしょう。
ママのスケジュール的に余裕がある場合は、民間療育を検討してみましょう。
まずは見学してみましょう♪
療育・放デイのスタッフはどんな資格を持ってる?
療育・放デイには、必ず児童発達支援管理責任者が必要。
まず施設に1人はこの児童発達支援管理責任者が必要です。サービスの計画を立ててくれる人です。この責任者は、5年以上経験年数と試験を受けて責任者になるので、この資格を持っているということは、ある程度の経験があるんだな…と思っていいと思います。
保育士
厚生労働省の試験を突破した方なので、ある程度知識のある人だと考えていいでしょう。しかし、経験年数がなくても大学や短大を卒業していれば受験資格があるので、実務を積んでない人もいます。
児童発達支援士
こちらは、経験も知識もなくても、一定の研修と試験を受ければすぐに資格取得が可能なものです。
ですので、責任者+児童発達支援士のみの療育場所というと、あまり専門知識のある人がおらず…預かりがメインになるということになることもあります。
理学(PT)、作業(OT)、言語聴覚(ST)療法って何?
療育や放デイにこの3種のリハビリスタッフがいれば、ラッキーだと思ってください。
一度、評価に入ってもらって、その後、リハビリを受けられるか聞いてみてください。
簡単に説明します。
理学療法士は、全身の骨や筋肉知識に長けていて、歩く・立つ・座るなどの【基本的な運動】を指導してくれます。
作業療法士は、トイレ・着替え・買い物など【生活】に焦点を当てて、指導してくれます。
言語聴覚士は、【言葉】や【飲み込み】に対しての指導をしてくれます。
子どもの場合、最初は作業療法士がおススメ
純粋に歩くこと、飲み込みの訓練が必要だという場合を除いて、最初に子どものリハビリに入るのは作業療法士が適切だと思います。
言葉が気になっている場合、言語聴覚士が入れればいいのですが、現在は数が少ないので、毎週受けられる可能性は低いです。
そもそも純粋に言葉だけ遅れる可能性って少ないです!
言葉が遅れている子どもは大抵、運動機能や生活動作も稚拙だったりします。まずはそこから鍛えたほうが言葉に繋がっていくでしょう。(模倣能力を上げるのが大事でしたね)
作業療法士は【感覚統合】の知識が入っている
とくに自閉スペクトラム症の未就学児にとって、この【感覚統合】というアプローチは必要になってくるでしょう。(感覚過敏・鈍麻に対して、正しい感覚を入力すること)
小さい頃にこのアプローチができているかで、学校や社会での生きづらさを小さくすることも可能だと思います。
小学生になったら…
小学生になると、体育の授業で投げる、走る、泳ぐ、縄跳び、跳び箱、マット運動などが入ってきます。それらが難しいなと感じたら、理学療法士にお願いするといい知識を披露してくれると思います。
前提として、感覚統合を時間の許す限り実施してから…です。
結局、感覚統合しないとスタート地点に立てない…と思ってください。
こんなサービスを提供するスタッフに出会えたら最高!
今現在、サービスを受けている方はスタッフがこれらができているのか、これからサービスを受ける方はこんな人がいいんだなと言う基準にしていただけるといいなと思います。
◆母親の気持ちに共感できているか?
まずなんにせよ、小児リハビリに大事なことは、環境です。
まず第1キーパーソン(=母親)の気持ちを大事にできるスタッフかどうかを見極めましょう。
『あぁ、この人、すごい気持ちわかってくれるなぁ…。話してると元気出るなぁ…』と思えたら第一段階はクリアです。
そこから、ダメな人も時々います。支援者以前の問題です。
まず、人間として困った人に寄り添う心構えができているのか…を見てみましょう。
◆サービス支援計画書が納得いくものになっているか?
サービスを受ける際に、必ずこの計画書を書くことになっています。
保護者の皆さんがそれを読んで、『しっかり子どものこと見てくれてるな』と感じてるか、『これ…うちの子できてるけど…?』『これ、ほんとにできるようになるのかしら?』と疑問に思うか…、そこも重要な所だと思っていてください。
子どもの現状が見えていて、少し先の目標がしっかりと見据えることができているか?もチェックポイントです。
保育所等訪問支援は受けられるか?
療育の中に、保育所等訪問支援がある場合、そちらを検討してみてください。
(保育園・幼稚園~高校生まで利用できます!!)
生活場面(幼稚園や保育園)のパフォーマンスと療育・リハ場面のパフォーマンスに乖離がないか、そこの擦り合わせができていないと、とてももったいないことになってしまいます。
以前記事にしたので、ぜひご覧ください。
この保育所等訪問支援では、保育・教育と療育の連携を図って、よりよい生活を目指しています。しかし、これも、まだ親を含め、3か所の連携に留まっているのが現状です。
もっと言えば、これに、ドクター、(看護師)、リハビリスタッフが加わると、子どもの状態を全員が共有でき、よりよい生活を目指していけると思います。
施設同士が連携してくれるように、担当者会議を開いてくれる…そんなサービスがあったらなぁ…。
と思っていますが、実際、ドクターが捕まるわけがありません…。
ドクターと電話して話すのは、ロト6並みに難しいのです。
しかし、せめて、ドクター以外の職種だけでも繋がることができれば、きっとお子さんもママも見るべき視点を見失わずにいられるのではないかと思います。
現状、包括的にまとめてくれる人がいない=母親の負担が大きい
支援相談員と繋がっていますか?
セルフプランでママの負担が大きくなっている方は、相談員さんとプランを組んでみるのもいいかもしれませんね。
今現在、私が行っている支援者との連携作業。
・発達検査・知能検査などを受けたら、3~4枚コピーして、ドクター・学校の先生・リハ・放デイへ配布。
・サービス支援計画書、まとめなどももらったら、3~4枚コピーして、ドクター・学校の先生へ配布。
・学校の先生との面談結果をメモして、ドクター・リハ・放デイへ配布。
↑担当者会議があれば…私がやらずに済むのに…と思っています(泣)
まとめ
発達ママ達は、どれだけ頑張っていることでしょうか。
我が子のために…と奮闘しているママ達、毎日本当にお疲れ様です。
これをすぐにやったほうがいい…ということはないと思います。
ゆっくり、年単位でこなしていきましょう。
一年かけてドクター、一年かけて支援員を探す…など、ゆっくりで大丈夫です。
求めれば日本の福祉は見捨てたりはしないと思います。
求めることを諦めないでいきましょう。
一緒に戦っていきましょう!!
大丈夫、今も十分頑張っています。
ママは、いつでも100点満点!
頑張りすぎずにいきましょう!!
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました!
▽続きはこちら
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言語聴覚士という専門家だった私が、発達障害児・双子を育ててみて、わかったことは3つ。
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