双子・発達障害児の育児ブログ

8歳双子(女女)育児中の専業主婦です。自閉症スペクトラム、知的障害の我が子達の様子や施設の口コミ、書評などのブログです。よろしくお願いします。

発達障害児がバルシューレ(bullschule)を始めた結果…驚きの成長を遂げた。

こんにちは、ゆうです。

今日は、発達障害・知的障害がある我が子が習っているバルシューレ(bullschule)について、実際通ってみての感想や、子どもの成長などを記事にしたいと思っています。

発達障害といってもスペクトラムなので、千差万別。どういった子に向いていて、どういった子に向いていないか…など、言語聴覚士の私の見解を述べていきたいと思います。

 

 

普段こんな風に思ってませんか?

・発達障害の子が通って、効果はあるのかな?

・バルシューレ(bullschule)行ってみたいけど、負けず嫌いの我が子ができるかな…

・チームプレーを乱さないか心配だ…

・バルシューレ(bullschule)知的障害の我が子でも大丈夫かなぁ?

 

この記事を読めば…

・バルシューレ(bullschule)の驚くべき効果について理解できる。

・バルシューレ(bullschule)に向いている子、向いていない子が理解できる。

・障害について、バルシューレの先生との連携方法がわかる。

 

発達障害児がバルシューレ(bullschule)を始めた結果…驚きの成長を遂げた!

結論

軽度の発達障害・知的障害児におすすめ!!

近くに教室があって、空きがあるなら、ぜひやってみてほしい習い事の1つです。

めちゃくちゃおすすめしたいです!!

(こちらのブログは、PRではありません。勝手に私がいいと思ったものをおすすめしていますので、ひいき目はありません。)

 

①軽度発達障害・知的障害を持つ我が子がハマったバルシューレとは…

1,バルシューレってどんなスポーツ?

バルシューレ(bullschule)はドイツで生まれたボール遊び教室。

148種類のボール運動プログラムを持っています。

バルシューレを通して、基礎運動能力・自発性・社会性を身につけられます!

 

公式HPはこちら。

ballschule.jp

 

運動が苦手、運動をこれからはじめる子のスポーツの入り口と公式サイトに記載されているため、入会は小4ぐらいまでとされている様子。

2,理学療法士も大絶賛のバルシューレ(Bullchule)

理学療法士の友人に、我が子がバルシューレをしている所を見てもらうと…

とにかく多彩な動きが取り入れられてて、素晴らしいですね。ボールや色んなものを介して、運動することは、ボディスキーマ(身体図式)が鍛えられます。ビジョントレーニングにもなるし、手や足、頭、身体の協調性、すべてにいいですね。一個のスポーツに絞ってしまうと動きが制限されてしまいますが、バルシューレの場合は、とにかく頭からつま先までを使うものになっているので、得意な動きも、苦手な動きもすべて体験することができます。この苦手な動きを体験するのもとても大事なことで…、日常生活で私達はやっぱりラクな動きしかしないんです。結果、可動域が狭くなったり、筋肉が衰えたり…。いざって時に、ケガしやすい体になります。これを防ぐために、この苦手な動きを体験するというのがとても大事です。バルシューレはとてもいい教室ですね!!

 

言語聴覚士の視点からみても、色んな動きに対する刺激が入るので、言語面の発達も促されると思います。前庭覚や固有覚色んな感覚を使用するので、情緒の安定にも役立つでしょう。環境に慣れれば、ぜひぜひ続けてやるととてもいい効果が出るのではないかなと思います。

 

 

3,先生との連携方法

先生は、療育の先生ではないので、発達障害についての知識はありません(もしかしたら、ある方もいらっしゃるかもしれませんが…基本的にないと思っておいた方がいいです)。

 

なので、何も言わずに入会してしまうと健常児と同じように対応されてしまい、もしかしたら、心に傷を負ってしまう可能性もあるので、入会したら、先生と少し話す時間を取るといいでしょう。

 

私は、入会時の紙に以下の内容を書きました。

『知的障害、自閉症スペクトラム症の診断を受けています。指示を理解するのに時間がかかります。周りのお友達を見て動けますが、複雑な内容は難しいかと思います。

”~はやっちゃダメ”などの否定形でなく、”〇〇しようね”と肯定形で話しかけをお願いします。パニック(泣いたり、話の流れに合ってない話をした時)になりそう、または、なった場合は、集団から離して落ち着かせるので、親の所に誘導お願いします。(落ち着くまでママの所に言っておいで)と言ってください。』

 

↑この文言は、いつでも書けるように、サポートブックの更新をしておくことが大事ですね^^一番下のバナーから、無料でテンプレート受け取れます♪

 

入会の用紙に加えて、最初の4回ほどは、どのようにサポートすればよいかを先生と話し合いました。

最初の1,2回は、私も流れがよくわかっていなかったので、子どもの近くで『次は〇〇するんだよ』と声掛けしていました。何度か通っていると、子どもも流れがわかったのか、親が近くにいなくても、楽しそうにやっていました。

これは我が子の特性ですが、慣れてしまえば、処理は早いのでついていけるようです。

 

②バルシューレに向いていない発達障害のタイプは?

1,重度の感覚過敏とくに触覚・聴覚過敏の子には向いていないかも…

バルシューレの会場は、色々な場所がありますが、フットサルコートだったり、ダンススクールの一室を借りていたり…様々なようです。

都内だと子どもの人数に対して、結構狭い場所もあります。

その狭い空間で、ボールがぼんぼん自分の方に向かってくる感覚、子ども同士がぶつかり合うのは、触覚過敏、聴覚過敏の子には辛いだろうな…というのが私の見解です。

ドッヂボールをよくやるのですが、小学生になってくると本当に大人でも受け止められないぐらいの剛速球が飛んでくるので、これに耐えられるかどうかもポイントになります。

幼稚園コースだと、そんなに強いボールを投げる子はいないと思うので、大丈夫だと思いますが…^^

我が子も、過敏性はありますが、逆にボールに当たりたくないがために、避けるのがうまくなりました(笑)おかげでビジョントレーニングにはなっている気がします。

 

2,重度~中等度知的障害の子は配慮が必要かも…

また、重度~中等度知的障害の場合も、後半には指示が複雑になるので、理解が難しいかもしれません。どうしてもやりたいという場合には、準備運動~20分だけとか、理解できる部分だけ参加させてもらうなどの工夫が必要かもしれませんね。

 

3,切替がしにくいタイプの子は慣れるのに時間がかかるかも…

一個の種目がとても短いので切替さえできれば、集中が続かないADHDの子にも向いているかなと思います。逆に切替が苦手な子には、切り替えの時間を少し取ってもらうなどの工夫が必要かもしれません。

 

4,勝ちにこだわる子は沢山の壁があります。

ミニゲームを沢山やるので、すぐに勝ち、負けがつくこともあります。

それにいちいち反応してしまうと疲労すると思います。

我が子もそうですが、0・100思考が強いタイプ(勝ち負けに異様にこだわる)は、かなり多くの壁があります。

それを乗り越えられれば、③のようにレジリエンスがめちゃくちゃ高くなることが期待されます!

 

親もそばで見ている時に、子どもが負けた時にどうやって対処するかの訓練になるので、親自身も成長できると私は思います。

 

 

バルシューレ(bullchule)体験させたい方必見!放課後デイサービスもあり!

東京都荒川区近辺の方、放課後デイサービスもあるので、バルシューレが体験できます!

largokids.jp

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③バルシューレは自己肯定感やレジリエンスが高くなることが期待される!!

レジリエンスとは、しなやかさと訳されます。

自分の感情を硬い四角いスーツケースにしまい込むのではなく、風呂敷でふんわり包み込むことができる…というイメージでしょうか。

死ぬこと以外かすり傷って思えた日には、レジリエンス100点です(笑)

 

自己肯定感に関しては、多くの方が定義を間違って認識しているので、確認してみてください。

www.syuhutago25.com

 

我が子は、小2から通っていました。

最初は、勝ち負けにこだわり、すぐに泣いて、私の所に来てクールダウンしているようでした。

何度かそのようなことが続くと、先生や周りの子も『あ、(次女)ちゃんはその時間なのね』と理解してくれ、次女抜きで進めてくれ、次女のクールダウンが終わったら、すんなり輪に入り込めるような感じにしてくれていました。

 

このようなことが数か月続き…最近では、クールダウンの時間をあまり取らなくてもよくなってきました!

とっても切替が早くなったなぁ…という印象です!

 

先日、久々に負けが続いて、爆発したらしく号泣していたのですが、こんな風に声掛けしました。

『その気持ち、じーっくり味わっていいんだよ。負けるのって悔しいよね。次女ちゃんの中から産まれた気持ちだから、大事にしてあげてね。負けた次女ちゃんも、悔しそうな次女ちゃんも、ぜーんぶ大好きだよ~。ママは、クールダウン終わるまでずっと待ってるからね。』

と声をかけると、10分ほどで切替られました。

 

最初は、『悔しさが70%でもぉ耐えられない!』と言っていましたが、10分後には、『悔しさ0%、チョコ食べたいが100%』とケロっとしていました(笑)

このように感情を視覚化することが、レジリエンス強化にとっても大事です。

詳しくはこちらで解説しています。

www.syuhutago25.com

 

月謝はいくら?

場所によって違うみたいで、6000~7000円のようですね。

ぜひ、公式サイトからお近くの教室をチェックしてみてください。

>>>公式サイト<<<

 

まとめ

いかがでしたか?

我が子が通っているバルシューレ、いつか記事にしたいと思っていました。

軽度の発達障害の子が参加しやすい雰囲気になってると思いますし、保護者が先生と蜜に連携ができれば、いい身体作り・自発性・情緒・社会性を促せると思います。

ぜひ一度体験に行ってみてはいかがでしょうか?

ballschule.jp

 

バルシューレ(bullchule)SNSもチェックしてみてください(^^♪

www.facebook.com

 

 

今日もお付き合いありがとうございました。

 

 

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この記事を書いている私はこんな人。

小4双子の母。言語聴覚士。

長女は、軽~中等度知的障害、自閉症スペクトラム。ホームスクーラ-。

次女は、軽度のADHD・自閉症スペクトラム。公立小学校の授業を自分で選択し、部分登校している(ハイブリットスクーリング)。

子育て中に、アドラーの心理学を学んだり、教育移住を経験し、『人との対話』が世界で1つの家族の幸せに辿りつける方法だと気付く。 ”置かれた場所で咲きなさい”ではなく、”咲ける場所を探していこう”という子育てスタンスで、学校と学校外の学びの場を重要視している。 発達障害・知的障害児の子育てをしているママ達が幸せな人生を送り、育児を楽しめるようにお茶会・コーチング・コンサル・講座を開催している。