こんにちは、ゆうです。
子どもの癇癪、またはイヤイヤ期で悩んでいますか?
外出先でも、地べたでぎゃーぎゃー泣いていたり。他人の子なら微笑ましいのに、我が子だと…とってもイライラしますよね。今日は、そんな癇癪(かんしゃく)の原因と対処法をいくつかご紹介したいと思います。
目次
- Ⅰ、子供が癇癪を起こせる環境は素晴らしいということをまずは知ってください。
- Ⅱ、子供の癇癪(かんしゃく)の原因は?
- Ⅲ、子供の癇癪(かんしゃく)の対処法は?
- Ⅳ、子供の癇癪(かんしゃく)に毎日付き合うのは難しい。
- Ⅴ、子供の癇癪(かんしゃく)があまりにひどい場合は、小児科や保健所、支援センターに相談しましょう。
- まとめ
この記事は、このような方へ向けて書いています。
◆現在、1~5歳のお子さんをお持ちの親御さん
◆癇癪(かんしゃく)持ちのお子さんをお持ちの親御さん
◆癇癪(かんしゃく)の対処法が知りたい、試したい方
◆イヤイヤ期のお子さんをお持ちの親御さん
この記事を読んでいただければ、
◆癇癪の大まかな原因・対処法がわかる。
◆対処を試すと、子どもの態度に変化が見られる。
◆癇癪(かんしゃく)が少しずつ和らいでくる。
◆ママの心理的余裕が生まれる。
などが予想されます。
ぜひ最後までお付き合いください。
Ⅰ、子供が癇癪を起こせる環境は素晴らしいということをまずは知ってください。
もし、子どもがあなたを恐れビクビクしていたら、子どもは癇癪やイヤイヤを表現できません。あなたが『絶対に安心を与えてくれる存在』だからこそ、自分を表現できるのです。
ですので、あなたが癇癪で悩んでいる=『子どもに安心できる環境を与えることができている』ということです。
それだけであなたは、素晴らしい。まず、自分を褒めてあげましょう。
Ⅱ、子供の癇癪(かんしゃく)の原因は?
Ⅱ-1、身体的未熟さがあり、思う通りに物事が進まない。
Ⅱ-2、言語的未熟さがあり、言われていることが理解できなかったり、どう表現したらいいのかわからない。
【悔しい、悲しい、驚いた、怖かった】などをどのように表現したらよいかわからない状態だから、『嫌』しか言わなかったり、わめいたり、物に当たったりするわけです。
原因がわかれば、対処法も見えてくると思います。
基本的には、『正しい表現方法を教える、または理解できていないようならわかるように言ってあげる』。
これが基本だと覚えておいてください。
Ⅲ、子供の癇癪(かんしゃく)の対処法は?
Ⅲ-1、親の言葉が理解できない場合もある
『やだ』『だめ』と答えているから、大人の言うことや質問の意図を理解しているように思いますよね?
実は、大人の言うことを理解しておらず、『わからない』=『こわい』と認識している可能性もあります。
大人の場合であれば、聞き取れなかったり理解できない場合は『え?もっかい言って?』と聞き返すことができます。しかし、子どもはどうやったら相手が自分のわかる言い方をしてくれるのかを知りません。
ならば、大人はどうするべきでしょうか?
①再度、ゆっくり言ってみる。
②言葉だけでなく、ジェスチャーや絵、写真などを用いて話しかける。
などの対応が考えられます。
絵や写真を見せて、視覚化して話しかけると、言葉の理解が促進されるでしょう。
子どもの理解を促進する方法はこちら。
Ⅲ-2、気持ちが高ぶって収まらない時は、危険がない所で見守る。
癇癪がひどく、大声を張り上げたり、ジタバタと身体を動かしているような時に何を言っても無駄です。外にいる場合は、すみっこに移動するなど安全を確保して静観しましょう。思う存分、発散させてあげるのも大事かと思います。
もしも、親自身がそれに耐えられない場合には、すぐに帰宅するのもありだと私は思います。
Ⅲ-3、自分の思う通りにいかない時には、気持ちの代弁をする
一番大事なのは、『子どもの気持ちを代弁すること、寄り添うこと』だと思います。たとえば…
この積み木ができなくて悔しかったのね。
あのお菓子が食べたかったのね。おいしいものね。
このように、まずは子どもの気持ちを代弁してあげます。
感情を代弁するのがポイントです。
『悔しい、悲しい、驚いた、怖かった』これらを具体的に表現してあげましょう。近年、子どもは『悲しい、悔しい、驚いた』という感情が『ムカつく』という言葉で片づけてしまう傾向があるそうです。驚きますよね…。
感情の語彙力の乏しさは、癇癪を起こすきっかけになるということです。語彙力がついてくると、癇癪が落ち着いてくると考えてもいいと思います。
Ⅲー4、共感した後は、具体的にどうしたらよかったかを説明する。
子どもは、どう表現したらよいかわからないのですから、正しい表現方法を教えてあげましょう。本人の要求を通す通さないは別問題です。その要求を言わせることです。
この積み木ができなくて悔しかったのね。どうしたかったの?
こうやってやりたかったの。(高くしたかった)
高く積みたかった?じゃあ、下のブロックを大きいのにしてみるといいかもね!もっかいやってみる?
ここの場面でいうと『こうやってやりたかった』と表現させる事が重要です。
ここで、絶対にやってはいけないのが、『でも、あなたにはできないでしょ』などと否定語を使うことです。子供は自分の『できない』に向き合おうとしているのです。それを大人から言われてしまうと、反抗心がさらにむき出しになるので、自分で『できない』に向き合うために、できる限り挑戦させてあげてください。そのあときっと『まだ僕には無理なのかな』と気づけるはずです。
Ⅲ-5、共感し、正しい方法を導く。その後にアイ(I)メッセージ。
本人の意思を受け入れられない場合には、この『アイ(I)メッセージ=私はこう思うよのメッセージ』を使用しましょう。
例えば以下のような会話があります。
あのお菓子が食べたかったのね
うん、食べたかった…
そうだよね、おいしいもんね。でも、ママはね、お菓子を食べすぎると虫ばい菌が来て〇〇のお口の中を工事しちゃうのがとっても心配なんだ…
このように自分の意見を述べてみましょう。
決して、『~しなさい』と命令ではなく、『ママはこう思うの』というアイメッセージです。共感し、正しい表現方法で表現をした後に、ママの意見を聞くと『あぁ、僕はこう思うけど、ママはこう思うのか~』と子ども自身で折り合いをつけるようになります。
一朝一夕でできるものでは、ありません。何年もかかります。しかし、確実に子供は理解してくれるようになります。
Ⅲ-6、自分の気持ちを表せた、または相手の意見を聞けたら…
もしも、自分の気持ちを言えたり、ママの言うことを少し理解できて、譲歩できた時には、思いっきりハグをして、褒めてあげてください。
Ⅳ、子供の癇癪(かんしゃく)に毎日付き合うのは難しい。
そうなんです。すごくよくわかります。ママは子育てしているだけではありません。家事や仕事、介護をしている人だっているでしょう。
だから、『毎日子どもと付き合うのやめましょう』。母にも休憩時間、休日が必要です。
子どもと離れる時間を作れるなら、とっくに作ってるわ!!!とお怒りの声が…。
そうなんですよ…。しかし、あなたはどこかで、まだまだ人を頼りきれてない、頑張りすぎていると私は思います。
もう少しでいいんです。
子どもと離れる時間作ってみませんか?1人の時間を作ると、見えないことが見えてきます。だまされたと思って、意識的に1人の時間作ってみてください。
参考にこちらもどうぞ。
Ⅴ、子供の癇癪(かんしゃく)があまりにひどい場合は、小児科や保健所、支援センターに相談しましょう。
癇癪がひどすぎる、もう親の心もズタボロだ…そんな風になってしまったら、いち早く専門家へ相談してください。癇癪が、脳波異常から来ている可能性もあります。我慢しないでください、お医者さんに診てもらいましょう。
病院探しのヒントにこちらもどうぞ。
まとめ
この記事を書いている私も、絶賛子育て中です。我が子は6歳の双子の女の子です。次女は2~3歳、長女は4~5歳の頃に癇癪・イヤイヤがひどかったのですが、現在はとても落ち着きました。喧嘩はしますが、2人でよく遊ぶようになりましたし、癇癪を乗り越えたからこそのこの姉妹関係が成立したんだろうなと思います。
子供の癇癪(かんしゃく)の対処法は、共感、正しい表現方法を伝える、アイメッセージでした。本当に毎日毎日お疲れ様です。癇癪を起こせるお子さんも、あなたも素晴らしいです。少しでも、あなたの休憩時間や休日が確保できますように、お祈りしています。
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今日も、頑張りすぎずにいきましょう!!